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1997/4/28■月曜勉強会から

四次元、五次元世界の人間と現実の造り方

@エネルギーは現実化に強い影響を与える

今晩は。今日は少し、皆さん方とお話をしながら、進めていこうと思います。今まで自分の現実というものがどのようにして現れ、どういう意味を持っているのか、それが分かるような工夫をしてきました。ただ、一人ひとり、現実の造り方がかなり違います。それぞれ、現実化のためのエネルギーの流れが本当に違っており、現実の現れ方が自分だけのやり方という風になっております。今日はその点について少しいろいろと話をしながら学んでいって欲しいと思います。

皆さん方が今、こうやって一つの現実を皆で共有しているように感じておられます。おそらく、この三次元という地球の中で、本当に皆がこの場所で同じ体験をしていると思っているでしょう。でも、私たちの観点から見ると、皆さん方の本当の三次元の世界というのはどこにも存在しておりません。皆さん方の大脳でつくられた概念があり、一人ひとりこの概念によって現実が与えられております。

確かに今、座っていて、足の下に床があり、服を着ており、音も聞こえ、部屋の中で安心したような状況で存在していると思っているでしょう。でも、それぞれそういう風に思わせているエネルギーが大脳に流れており、大脳によってそういう風につくられているというのが本来の現実なのです。

皆さん方は良く、不思議な現象として、一瞬にしてものが消えたり、宙に浮いたり、何かが急に現れたりするということを聞いたりすることでしょう。そして科学で説明できないとか、不思議な現象とかいってそれらを分析しております。でも、実際には考え方を根本から変えれば、全員がそのような体験をすることができます。

ほとんどの人はこれまでの転生においてつくられた概念というものを体に身に付けております。呼吸をする。それによって肉体が酸素を取り入れ、生命活動を維持する。自分はそういう肉体をまといながら、行動を続けていく。人々と会話を交わし、お互いに有意義な話をし合うことによって、何かを学ぶ。こういうことが無意識のうちに、行なわれていきます。

確かに、三次元という波動は皆さん方にそういう現象を与えていきます。これが新しい地球になった場合に、どういう風に現れていくのか。新しい地球に変わった場合に、皆さん方の肉体の波動もそれに合わせてすべて新しい肉体が与えられていきます。新しい肉体では物事の考え方や受け取り方、認識の仕方がかなり変わってきます。慣れていないうちは今の肉体と同じように、ただ単に見たまま行動し、自分が考えながら何かを進めていくという状況になるでしょう。

でも、少しずつ新しい地球の波動になれてくると、今まで体験できなかったことがいろいろ体験できるようになり、目の前のものが一瞬にして光り輝いたり、今まで出会ったことのない生命がやってきて話しかけてきたり、自分がそれまでつくっていた価値観とはまったく違う状況が現れてきます。そういうことを経験するにつれ、まったく違う状況が現れてきます。そういうことを経験するにつれ、自分の概念もまったく変わっていきます。

自分というものが根本から変わっていきます。肉体というものを持ってこれで行動するという認識自体が大きく変わっていきます。肉体というものの意味が根本から変わっていきます。肉体は単に地球の重力場において、自分の意思を表現する一つの道具に過ぎないということがだんだん分かってきます。つまり、自分の本来の意思のところからこの肉体を通して地球に何らかの役割を演じていく。そういう程度の意味に変わっていきます。

この地球にどういう役割を行なえるか。美しい花がある。もっともっと光り輝くようなエネルギーを流してあげたい。自分の肉体を通して少しでもその花がより美しくなれるように、エネルギーを流してあげる。ほかに生命が見られた場合に、その生命が少しでも輝きを増し、地球上で喜びの波動を出していくことができるように、もっともっとエネルギーを送り込んであげる。そういう風にして自分の肉体のエネルギーの使い方が根本から変わっていきます。

それまで自分の肉体は単に生きるため、毎日を過ごすため、という程度でしか認識していませんでしたが、それがエネルギーを与える道具であるという風に認識が変わってきます。肉体を通していろんなエネルギーを生命に流すことができる。素晴らしい肉体にそれぞれ気がついてきます。この肉体が、思っている以上に素晴らしいエネルギーを発することができ、また精妙で素晴らしいエネルギーを出すことができます。一人ひとり、違うエネルギーを出すことができます。自分はどういうエネルギーを使えるのだろうか。自分はどのような奉仕が行えるのか。そういう意識がどんどん強くなってきます。そして自分にまたまた目覚め、自分が多くの生命にもっともっとエネルギーを流したいという気持ちが強くなってきます。

今、皆さん方が地球で何をして良いか分からない。今、何のために生まれてきたのか、それが分からない。こういう状況で困っている人がたくさんいます。新しい波動では、今、言ったように自分の体のエネルギーを自由に使えるようになるために、本当に相手が必要としているエネルギーを流すことができます。

ただ、今の皆さん方のこの現実において、自分で認識できるぐらいにエネルギーを使いこなせている人はホンのわずかです。自分がエネルギーを出しているということすらも意識できない状況です。でも、この三次元の現実でも、実際にはかなりエネルギーを強く放出しており、お互いに影響しあっております。単に気づいていないだけであり、エネルギーそのものはたくさん放出されております。

皆さん方がこの現実を通して自分のエネルギーをもっともっとよく使えるようにする。奉仕に使えるようにする。これが理想となります。今、皆さん方に少しでも現実のためのエネルギーは流れやすいように調整がとられていきます。現実化のためのエネルギー、これにはまず概念という一つのエネルギーフィールドがあります。皆さん方はこの概念の中でまず一つの世界を造り、その世界がなるべく維持できるようにエネルギーがつくられていきます。

したがって黙っていれば、この概念は自分自身が自分であるために自分を維持しようとしてエネルギーがつくられていきます。自分は人間である、こういう概念を明確に持っている人は人間というものはこうであり、手があり、足があり、考えている。こういういろんな概念でつくりあげ、これをずっと維持しようという働きが行なわれていきます。しかし、こういう概念は、度が過ぎると執着的になってしまい、自分の意識の成長を拒むぐらいに凝り固まってしまう場合があります。

固まってしまった概念。これは良い方向に行けば信念になりますが、そうでない場合は執着となってその人に強い影響を与えていきます。自分はこうだから、あの人はこうだから、社会がこうだから。これはすべて執着的な概念といえます。これをそのままにしておくと、常にこの制限の中で自分の体全体が反応していきます。自分の体は無意識のうちで、その制限の中で活動をします。私は女だから、こういう概念を明確に造っている人は意識だけではなく、高いレベルにまで自分は女であるというエネルギーで動かされてしまいます。

しかし、エネルギーの使い方がだんだん高くなってきて、こういう概念を少しずつなくしていき、自分を制限しないエネルギーに変えていった場合に、自分の一瞬一瞬の考えそのもので現実をつくるようになっていきます。自動的に作り上げられてしまうエネルギーというものがだんだん薄くなっていきます。自分の思考によってすべてがつくられていくように変わっていきます。自分は女であると思えば女の身体に変わりますが、自分は男であると思えば一瞬にして男の身体に変わることもできます。

それが無理だと思っている人は何もできません。すべてその人の思考によって変わっていきます。自分は人間ではない。それを信じている人は肉体そのものがまったく違う肉体に変わっていきます。新しい時代においてはそういう人間たちが次々と目の前に現れてきます。一瞬一瞬が相手の思考によってどんどん変わっていきます。

しかし、相手自身は瞬時にしていろいろ変わっていたとしても、自分の概念がそれを認めていない場合、例えばその人は人間なんだから、その人は女性だから、こういった概念を持っていると、相手はその通りにしか見えてきません。本来の相手は一瞬一瞬姿を変えても、自分が見えるのは女性としか見えない場合があるのです。自分の概念によってつくってしまうのです。

これによって実際には目の前の人が瞬時にしていろんな姿に変わり、いろんなことを話していても、それを見ている人間は単なる人間と話している。こういうことがあちこちで見受けられるようになってきます。さぁ、もうこうなってくると、自分の周りで繰り広げられているいろんな光景が実際には自分が見ていることと、それぞれが体験していることがまったく違うようになってきます。

例えば、ある素晴らしい光の存在とある人が話をしているのを見て、どんなに素晴らしい人なんだろうと思って近くへいって話を聞いてみる。ところが、素晴らしい光と話をしている相手の方は相手を光とは思っていないで、ごく普通の人間と思って話している場合があったりします。その人の話している相手が素晴らしい光なんだよと教えても、本人が認めていない場合は単なる人間としか見えない場合があります。したがって自分が目にしている光景と、それぞれが体験していることがまったく違うという状況が押し寄せてくるのです。

したがってそれぞれが本当にどういう体験をしているのか、実際にそこに行って話を聞いてみないと分からないということがこれからよく出てきます。話を聞いてみると、初めてその人が何を経験しているのか、今、どういう状況で話をしているのかが分かってきます。したがって相手の話を聞くということがだんだん大切になってきます。そのために相手とコミュニケーションをとる、これがとても大きな鍵を握ってくるのです。

皆さん方もいずれそういう状況になっていくでしょう。したがって今は同じように人間として感じたものがほかの人も同じように感じてくれている。これはこれで、ある意味では事実となっているでしょう。でも、だんだんこれが変わってきます。今の状況でも、見かけ自身は同じように見えても、その人が気持ちのように思えるか、自分の敵のように思えるかは人によって皆、違うでしょう。エネルギーの世界はそういう世界です。

これが新しい時代になると、目に見える光景すらも一人ひとりまったく違ってくるのです。でも、これはとても素晴らしい宇宙をつくりあげていきます。もう、その段階にきたときに、現実というものが何なのか、皆さん方も別の認識が必要になってくるでしょう。いかにも自分だけの現実なのです。目の前の人が楽しい経験をしているからといって、それが本当に楽しいかどうかはその人と話をしてみないと分からないのです。

目の前にとても素晴らしい人がやってきて、楽しい話をしている。見ている分においては楽しい経験をしていると思える。ところが、いざ話をしてみると、その人がみているのは悪魔のように見えていたりすることがあります。そして自分自身はどうしてこんなつらいことをいつも経験しているのか。そういったことを延々と繰り返して、本人は常に悪魔にとらわれながら、苦労しているように受け取っている人がおります。すべては自分が造り出してしまっている。とても面白い世界がこれから訪れてきます。

皆さん方は、新しい時代はどうなんだろうと、いろいろ想像するでしょう。普通はただ単に今のような三次元の世界が延長して続いていき、そして単に一人ひとりが良い人間になる、優しい人間になり、愛されるような人がどんどん増えてきて、お互いに楽しい社会にと、ほとんどの人がそういう認識を持っております。でも、実際にはまったく違います。根本が違うのです。人間そのものがもう違っているのです。

したがって今のうちからなるべく概念や考え方を柔軟に持っておいてください。一人ひとりまったく違う考え方をもち、違う現実を体験しているというのを素直に認めてください。そうすれば新しいエネルギーを受けても、それぞれが別個の現実を体験しているというのがよく分かってきます。でも、今の三次元の現実を本当の真実と思って、これの延長で新しい地球を考えていると、本当にそういう現実しか訪れないのです。それはその人の成長にはあまり結びつかない現実となります。ですから、もっともっと柔軟に、大きな視野から現実というものをとらえていくようにしておいてください。


A四次元世界も根本から違っている

さて、今、新しい時代においての現実というものが話されました。一人ひとりがまったく違う現実を体験している。それでは真理とは何であるのか。皆が思っている真実が一人ひとり違うとなっている場合に、何を持って真実と語り、真理を見つけていくのか。本人は真剣に悪魔に取り憑かれたと思い、それを表現している。でも、別の観点から見たその人の現実は天使と話している。この場合、何をもって真実と語り、真理はどこに入っているのか。これが皆さん方の次の時代での学びとなります。

一人ひとり違う現実を体験している。でも、一人ひとりその現実を造り出しているエネルギーの法則があります。その人が悪魔と思わせるような現実。その人の思考の持ち方、認識の仕方で、天使のようなエネルギーでも悪魔のように見せてしまうエネルギーの作用がある。それを学んでいって欲しいのです。その人の価値観で天使とは何であり、悪魔とは何であるのか。

自分を少しでも否定するものがあればそれは悪魔であり、自分を少しでも気持ちよくさせてくれるものは天使。こういう風な考え方を持っていたとするでしょう。でも、悪魔とかそういうものが本来ないんだよというのを、天使が教えるとしましょう。したがって悪魔というものは、本人が認識しているものがそうではないと教えようとしたとき、その人は自分が否定されたように受け取ってしまい、自分がもっている価値観を無視されたように思い、それによって目の前にいる存在が自分を否定するもの、自分を認めてくれないものという風に認識され、悪魔のような姿に見えてきます。

こういう風にして、いろんな現象化がその人のエネルギーに応じて現れてきます。皆さん方はそれぞれのエネルギーの作用を学んで、実際にどういう考え方をしたらどういう現実が訪れるのか。どういう認識をすると、どのような状況になるのか。これを学んでいくことになります。そして現実というものを完全にコントロールできるようになってきたときに、改めて人間の成長の段階が一段階、大きく上昇していきます。人間の造り出す思考のエネルギーが根本から変わっていきます。

そして現実を自由に造り出すことができる。現実を自分の思いのまま、つくり出すことができる。ここまでいくと、四次元という世界を卒業して、新たなる五次元の世界に突入する時期がやってきます。五次元の世界、やはり人間がいるのです。五次元の世界の人間。でも、やはり根本が違います。すべてが違います。

さて、今までの話で皆さん方はどこまでついてこれたでしょうか。今までの話の中で、新しい時代における現実というものがどの程度、自分で理解できたか、少し話し合ってみてください。私たちはそれによってまた次のテーマを考えようと思っております。どうぞ、皆さん方自由に、なるべくたくさん話してみてください。それではいったん休憩にいたします。ありがとうございました。


B意識の成長と現実の造り方

それでは続きを始めます。今の皆さん方の話を聞いていて、少し、コメントをしたいと思います。確かに、皆さん方の今の考え方からして、本当の四次元を理解してもらうのもかなり難しいと思われます。先ほど、あったように一人ひとりまったく違う現実を体験しているということが明らかになってくると、一人ひとりの時空の流れというものがだんだん見えるようになってきます。

自分の時空の流れ、ほかの人の時空の流れ、それぞれが別に見えてきます。そうすると、この地球自身がどのような時空の集まりで流れており、それをどのように調整すると、地球が素晴らしい惑星に変わっていくのか。こういった観点が新しく付け加えられてきます。しかし、この時空というものが皆さん方がまだ理解できる範囲ではないために、私たちは表現するのにとても難しい状況にあります。

今ここにおいても、皆さん方の時空というものがそれぞれ存在しております。でも、それを明らかに区別する人は誰もいないでしょう。三次元場においてはそれぞれの時空がある一つの強力なエネルギーで固められているために、全員であたかも一つの時空のように体験するようにつくられております。でも、その強力なかたまりのようなものが四次元においては存在していないために、それぞれの時空の流れがまったく個別になってしまう。

そこにおいて、いろんな自分の時空で体験を重ね、ほかの人はほかの人で体験を時空で重ねていくという風になっていきます。そうなってくると、自分とほこの人が別の時空を歩んでいる。ではどのようにして、ほかの人と接触をするか。これが魂を通じて交流する一つの大切なポイントになってきます。三次元、あるいは四次元の場においてはお互いの表現している世界でしか認識できません。お互いに理解し合おうとすると、三次元の世界ではコミュニケーションをとることによって相手を表面的に理解することができます。

四次元の領域においては、表面的な理解ではなく、内面から理解しようとする努力が普通になってきます。この人はどういう宇宙を創っているんだろう。この人はどういう考え方をしているんだろう。そういうことに興味がわいてきます。そうすると、ただ単に外見から話をしようと思っても、それらは認識できない状態となっております。そのために、相手の内面から理解するための工夫をすることになります。

そのために、相手の魂に話をして、その人の活動している領域内に自分の意識を降ろしていってもらえるかどうか、を頼みにいくことになります。そして魂レベルの領域を通じて、内面の方からその人の領域に入り込んでいきます。そしてその人がどういう宇宙を創っているのかを内側から見ることができるようになってきます。こうやって相手の中に入り込んでいく。これがごく普通のやり方となっております。

したがってこれを実現するために、自分がまず魂と繋がっているということ。そしてほかの魂と繋がることができるようになっているということ。これが必要となってきます。皆さん方がここでいろんな練習を重ね、魂から情報を引き出そうとしております。これは魂との繋がりを強くすることにより、相手の領域の中にも入ることができる。こういったことを必要としているから、行なわれているということです。

自分自身がどこまで成長し、相手のところに入り込むことができるか。多くの存在たちはこれを楽しみにしております。自分はほとんどすべての人間の中に入り込むことができるようになった。自分はマスターの許可を得て、マスターの中にも入り込むことができるようになった。自分は天使と一緒に体験をしてみたいと思って、天使の中に入り込むことができるようになった。こういったことを通して、いろいろ新たな経験を積み重ねていきます。皆さん方もそういう過程をこれまでに何度か経験してきております。したがってただ単純に人間という進化過程だけですべてを説明できるわけではないということを理解しておいてください。


C五次元の世界の現実

さて、五次元の世界について、また少し、説明をしていきます。五次元の世界がこの地球にとってとても意味のあるものであり、また是非とも皆さん方に来ていただきたい領域でもあります。五次元の世界においては人間のイメージがまるっきり違ってきます。確かに、人間といわれる存在はいます。でも、もうかなり高度に進化しており、感情の持ち方や思考の使い方が根本から違っております。一瞬にしてすべてをつくり出すことができ、自分の体験を通してほかの人のために奉仕することが可能となります。

自分がこの場においてできることは何であるのか。そういったことに興味を持ち、自分の本来の能力が少しでも活用できるようにいろんな仕組みをつくっていきます。五次元の領域に住めるものは自分の能力をもっともっと活性化させ、役立たせるような仕組みを作り上げていきます。

多くの人間はまだ男性と女性の区別があり、お互いに素晴らしいエネルギーを交換し合うことにより、さらに自分を喜びで満たすことが可能となります。そこにおいて得られるエネルギーはとても高い波動のエネルギーであり、ただ単に皆さん方が連想する良いエネルギーという単純なものではありません。本当に生命そのものを感ずることができ、宇宙におけるとても素晴らしい生命を実感することができます。

一人ひとりの生き方というものがはっきり別れてきて、自分だけの素晴らしい生き方というものが確立されていきます。この五次元の領域においては、それぞれが明確に奉仕するという波動を身に付けております。自分自身の存在が奉仕であり、生命に愛を与え、人類をさらに導いていく素晴らしい波動が常に出されております。これだけの素晴らしいエネルギーを身に付けながら、自分たちの本来の役割を何とかして演じようと毎日、工夫をしております。

地球波動における五次元、まだまだ時間が先のように思うかもしれませんが、実際には今すでに存在しており、皆さん方をいろんな観点から導いております。この五次元の存在が地球人類に早く一緒になり、お互いに協力し合いながら、地球をつくりかえていこうといつも考えております。

五次元の世界の人間、彼らははじめから地球にいたわけではなく、ほかのところから役割をもってやってきました。したがって今の五次元の領域においては、まだ地球人類の遺伝子は完成されておりません。ほかの人類の遺伝子がベースになっており、必ずしも地球の遺伝子が大勢を占めているわけではありません。そのために五次元に地球といっても、地球人類の遺伝子という観点から見れば、まったく不安定な状況になっております。

これを安定化させるために是非とも地球人類の遺伝子を五次元にまでもっていってもらうように、地球人類にいつもお願いをしているのです。しかし、今の状況においては、五次元はおろか、四次元でさえも遺伝子が極めて足りないという状況です。これを本当に地球人類が自ら理解し、自分たちの手で肉体を存続していただけるように、本当にお願いをしたいと思っております。 皆さん方の肉体には四次元のエネルギーと五次元のエネルギーがすでに流れております。皆さん方の体にまず意識を向けてみてください。自分の肉体以外に別の体がある。それを感じてみてください。

この体は皆さん方の想像以上に素晴らしい働きをしております。まだまだ皆さん方には思考で制限されているところがありますが、それらの制限を一つひとつ取り外し、自由で、もっともっと延び延びとした体に変えていっていただきたいと思います。

それではまず、四次元の肉体が完全に機能できるように、エネルギーを流してみましょう。

この波動をよく自分で理解できるようにし、自分で常に呼び出せるようにしておいてください。そうすれば、もっともっと自分の四次元の体との繋がりが強くなり、自由に自分の時空をコントロールすることもできるようになってきます。


D今までの現実に対する概念を手放すように

私はサナンダ。今日は四次元と五次元について説明をしています。でも、今までのニューエイジで言われているようなアセンションとかの興味半分の観点からは見ないようにしておいてください。不思議な現象が起こって、一瞬にして新しい時代がやってくる。選ばれたものだけが新しい時代に行く。そういう認識をすべて捨ててください。自分が自分の成長によって新しい時代に進んでいく。常にそれを覚えておいてください。

何もしなくても自動的に行くとか、どこかに行けば宇宙人がやってきて助けてくれるとか、誰かについていけば確実に導いてくれるとか、そういう認識はすべて捨てるように。自分で自分を導いていく。ただそれを実行してください。

皆さん方が思っている以上に新しい時代との違いは大きいものです。そのショックを少しでも和らげるために、今、こうしていろんな話をしているのです。これからもこういう機会は何度かあるでしょう。それは新しい地球がどんどん近づいてきている証でもあります。あなたがたが確実に新しい時代に向かっている限り、こういう話題が常に訪れるでしょう。でも、他力本願ではなく、自分が進んでいくというのをしっかりと理解しておいて下さい。


E新しい時代の現実の造り方を学ぶように

私たちから、最後に説明をいたします。現実というものが分かったようで、また分からなくなったかもしれません。三次元の領域においてはそれなりに認識はできたでしょう。でも、それが四時限、五次元の世界になると、何をもって現実というのか。だんだん分からなくなってきたものと思われます。

一人ひとりが自分の経験を積んでいく。その自分の経験を積むために与えられた環境、これを現実というならば、一人ひとりまったく違う現実が同時に進行していきます。その現実を自分でまた自由につくりかえることが可能となります。自分だけの現実。それをどのようにして組み立てていくか。これはとても面白いテーマになってきます。自分の現実の造り方によって経験すべきことがかなり変わってきます。そこでまたいろんなことを学んでいくでしょう。

新しい時代ではそういういろんな学びが用意されております。一人ひとり、自分の現実を認識しながら、新しい時代における現実のつくり方というのを学んでいってください。


(c)1997 CentralSun
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