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1997/4/23■水曜瞑想会から

全体的な調和と個性の活性化のバランスを保つ

@制限を無くし本来の自分に目覚める

こんにちは。皆さん、とても素晴らしい経験(瞑想中のこと)を為されたことでしょう。今日は本当に私たちもいろいろと新しいことをやってみました。いろいろ感じられる人が多かったので、私たちにも参考になりました。今、質問にあったことから先に答えていきましょう。

Nさんの青い服ということですが、あなたが一番必要としているエネルギーがその青い波動と考えておいてください。青はあなたにとって成長を意味します。自分自身がしっかりと表現して自分を大きく拡大させていくための波動です。今まで自分を制限させていたものは何であるのか。自分が飛躍的に成長していくためには何が必要であるのか。それをしっかりと自分で認識し、そして自分の力で実現させていく。それに必要な波動が入っている服と思っておいてください。

今まではいろいろ制限があったために、まず制限を先に考えてしまう習慣が身についていました。そのために何か行動を為す場合でも、まず制限の方を先に考え、それによって自分の行動を考えていくというやり方が中心になっていました。これからはその制限をまずなくし、本当に喜びとしているもの、本当にやってみたいこと、それを中心に考えていくように、これから変えていってみてください。

Hさんの場合ですが、いろんな不思議な存在たちがやってきたように思えるでしょう。本当に、あなたの兄弟や仲間であり、今までいろいろ関与してきた存在たちがすべてやってきました。あなたが最近、急速に宇宙に意識が拡大しているために、あなたの波動を受け取った仲間たちが次々とここにやってきております。あなたが感じたいろんな雰囲気やビジョンはかなり克明に捉えております。

あなたが花や貝と表現していたもの、それはエネルギーてきに見てあなたがそういう風に感じられるものと思っておいてください。エネルギー的というのは、実際はそういうものとは違うという意味です。というのは、彼らは三次元の地球で肉体を持っているのではないので、必ずしもそういう形で存在しているというわけではありません。エネルギーとしてのシンボルなのです。

エネルギーとしての貝は何を意味するのか。貝というのはあまり人間には目立たないところで、奥深いところで地道に活動して、地道に地道に動いて、栄養を摂りながら自分なりのやり方で成長していっております。ただ、その中にはそれぞれいろんな役割をもって活動をしているものたちがいます。

その中でも、特に海底の中のある場所において、プランクトンやほかのいろんな栄養の調整を常にとりながら、自分たちがそれをうまくまとめたり、どこかほかのところに移していったり、ほかのものからほかのものへ移行することができるように、援助したりしているものがおります。これらはどのようにしてそういった働きを行なっているのか。

人間の観点からみたら、貝はじっとして動かないように思われているかもしれませんが、それは三次元の地球における貝というイメージからくるものであり、ほかの惑星や宇宙においては必ずしもそういう固定的なものではありません。自由に形を変え、動き回り、中には瞬時にして移動しながら活動するものがいます。したがって自分の固定観念をあまり使わずに、もっと自由な自分というものをそこから見い出していってください。あなた自身の本質的なエネルギーはまだまだ素晴らしいものがあり、今までの自分には考えられなかった素晴らしいエネルギーを使うことができます。

目が額とハートにあるという表現をしていたのもその一つの例であり、固定観念にまずとらわれないというのを意識しておいてください。あなたのエネルギーの取り入れ口が体全体のあちこちに備わっております。エネルギーを取り入れたり出したりするところが必ずしも普通の人の思っている出入口には限定されないという意識をまずもってください。そしてものを見るにしても、感触をつかむにしても、匂いを嗅ぐにしても、一つのところから入れたり出したりするという感覚はすべてなくしてください。

自分の身体をそのまま信じ、できることをすべてやってみてください。あなたの思ってみなかったところで、思ってもいなかったエネルギーを使いこなせることが分かるようになってくるでしょう。自分の可能性をもっともっと信じて、高めていってください。


A全体と個性を重視する調和

さて、質問の方から先に答えていきますが、調和のエネルギーについて、Hさんが一番興味のある調和というのはいろんな生命体同士がそれぞれの光を放ちながらも、全体として素晴らしい輝きをもたらし、それだけでまた一つの美しい光を放つことができるような調和という風に解釈をして進めていきたいと思います。

こういういろんな生命体の全体的なまとまりをうまくつくりながら、それぞれの光を輝かせるエネルギーとしてサナンダが一番適しております。サナンダはそういう能力にかなり優れており、一人ひとりの輝きをしっかりと見つめながらも、その輝きがさらに本質的な輝きに近づくように導くことが可能です。

このサナンダの波動を自分で使いこなせるようになると、ほかの人の輝きをしっかりと理解することができ、それぞれの光をうまく調和を保ちながら進化させていくように、自分を行動させていくことが可能となります。

サナンダの波動の中の一番調和に適したこの波動を流してみます。今までのサナンダとは違う雰囲気を感じるかもしれません。特に、調和に適したサナンダの波動を流してみます。


Bサナンダの調和のエネルギー

私はサナンダ。この波動で現れたのは2回目かもしれません。以前はもっと別の現れ方でしたが、今日はかなり調和という観点にエネルギーを集中して現れております。調和とは何であるか。それぞれの輝きをしっかりと認め、さらに光り輝くように自分を持っていきながら、全体的な輝きをさらに増していく。全体を輝かせながら一人ひとりを輝かせるというのは、思っている以上に難しいものであります。どれかひとつを余計に輝かせてしまうだけで、全体がおかしくなることもあります。このバランスがとても難しいのです。

ただ単にそれぞれを勝手に輝かせれば良い、というものではありません。全体のバランスを常にとりながら、一人ひとりをしっかりと輝かせていく。こういう働きが今のこの波動といえます。この波動を自分で使いこなしたい。そのためには、まずしっかりとこの波動を自分のものとし、ほかの人を見たり、ほかの生命を見るときに常に調和とバランスという観点で生命の光を見ていくように、これを意識化する必要があります。

この人はどういう光なんだろう。この人はどういう特徴を持っているんだろう。Nさんは先ほどの青い服を今身に付けているために、逞しく成長したいというエネルギーを体全体で放出しております。そしてHさんの場合は、自分が少しでも少しでもほかの人の役に立てるように、あまりほかの人に迷惑をかけないようにしながら自分を役立たせてあげたい、という光を放っております。

そしてMさんの場合は、今まではあまりここまで深くは入らなかったけれども、少しずつ面白みが分かってきたために、自分がもっともっと心から満足するように、何か協力してみたい。何かもしうまくいけば、自分はほかの人のために使ってもらったりできないものか、というようなエネルギーが出ています。Nさんの場合は、今までいろいろ学んできて、自分なりにいろんな体験を重ねながら、自分を成長させ、そしてさらにさらに前に行こうとしております。その中で、自分自身のつくってきた概念や考え方、これをいかに自分が正しく理解し本来のものに近づけていくか、これが確実に自分のものとなれるように常に勉強していきたい、という波動が出ています。

この四人の波動を合わせたこの空間そのものがまた一つの場を作っていきます。自分を成長させながら、何とか良い地球をこれから迎えたい。地球のために、もし役立てることがあれば、私は奉仕をしたい。こういうエネルギーが出てきます。この場合に、誰か一人でも、地球にはあまり関心がないとか、成長にはあまり関心がないという波動が入ると、この場全体がおかしくなってしまいます。全員がある程度成長を望み、地球への奉仕を望んでいるために、全体として調和のとれたエネルギーが確立されております。

これをうまくバランスをとるために、常に働きかけているいろんな存在たちがおります。それによって今、一つにまとまっております。仮にそういう存在たちが何もしなければ、もう少し、波動が分裂したり荒々しくなる可能性があります。自分の個性をただ発揮して、自分は成長したい、自分は奉仕したい、というエネルギーだけが出てきて、全体として一つにまとまらず、お互いにバラバラになったようなエネルギーになることがあります。

これをうまく一つにまとめる、そのために活動している存在がいます。皆さん方が初めから、全体で一つになりながら、自分も活性化したいという思いを持っていると、全体をまとめようとするマスターたちが自然にやってきます。したがってそういう意識を持つだけで、こういったものが確立されていきます。わたしのこの波動はそういった存在たちを招き寄せる効果もあります。

ですから、常に全体がうまくいきながらも、一人ひとりを輝かせたい。そういう気持ちをもっていると、それに関与するマスターたちが集まってきます。それをこの波動を使って、うまくまとめることができます。調和の波動、サナンダの調和の波動はそういう働きを持っております。これから使ってみてください。


C肉体的な影響を少しずつなくしていくように

それでは最後に少しだけ話をして終わりにいたします。先ほどの経験の中で、特殊な領域に皆さん方をお連れいたしました。あの領域は私たちの日常活動している領域でもあります。皆さん安形からすればほとんど馴染みのない世界であるかもしれませんが、私たちはいつもそこからいろんな働きかけを行なっております。この私たちの領域に皆さん方をお連れしたのは、皆さん方のエネルギー的な体を根本から再調整するために集められてきました。

今の肉体のエネルギーで日常生活を行なうと、皆さん方の意識ではもうかなり限界にきています。もう皆さん方はかなり意識を宇宙に向けることができ、三次元的な束縛からもなるべく出ていこうという気持ちが強くなっております。でも、まだまだ三次元のエネルギー波動の影響が強いために、どうしても行動の一つひとつが肉体に制限され、三次元的な言動が大きな影響を与えてしまいます。なるべく三次元的な肉体の影響を少なくするために、エネルギー的な働きの方を一段と活性化させ、肉体からの影響を少しでも和らげるような現象を準備しておりました。

皆さん方のエネルギーの体は本当にどんどん広がり、美しく輝き、これまでの肉体を前提にしたエネルギーとはかなり違うエネルギーとなって、今、光っております。何気ない一つの現象のように思えるかもしれませんが、実際に皆さん方のエネルギーの体はとても美しく輝いております。できれば、これからも機会がある限り、自分のエネルギーの体は肉体に制限されず、本当に遠くまで光り輝き、宇宙全体にまで浸透しているという思いを常に持っておいてください。

そうすれば本当に肉体の影響がどんどん薄くなっていきます。そして肉体的な苦しみやつらさといったものが自分から解放されていくのが、だんだん分かっていきます。肉体の制限を手放すことができるように、日常の考え方も変えていってください。

さて、私たちからの話はここまでにします。それではありがとうございました。


(c)1997 CentralSun
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