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1997/1/23■木曜瞑想会から

無闇に習慣に従うことは好ましくない


質問
−地球ともっと繋がる方法を教えて欲しい。
−遺伝子が今の2本から12本に変わると聞きましたが、その時、肉体的にはどんな変化が起こるのでしょうか。
−神社参りとか先祖供養とかをどのようにしたらよいのか、教えて欲しい。

@生半可な気持ちで神社仏閣に行かないように

こんにちは。それではまず、質問の方からお答えをしていきましょう。まさに、皆さん方が今、テーマにしていた先祖供養、お参り、いろんな宗教的な行事への参加、こういったものが皆さんの社会に大きな影響を与えております。せっかくこういう場で学びを続け、新しい生き方が分かっても、いざ家庭に戻って現実的な生活をしようと思うと、一番初めにそういうところでいろんな疑問が沸いてくるでしょう。入学祝をどうするか、進学祝をどうするか、親戚の不幸があったときにどこまで関与するか、友達で親しくない人が不幸な状況になったらどうするか、いろんなことで皆さんが思いを馳せております。

私たちからみた場合の回答が実際には必ずしもすべてが真実とは限らないということも理解しておいてください。一人ひとり意味が違い、解消すべきエネルギーが違うために、一般論で正解を述べるということが不可能になっております。したがって基本的な考え方をいくつか述べますので、それを元にしてそれぞれ自分の場合はどうなのかということを考えてみてください。

まず、神社やいろんなところにお参りに行ったりするという行為、これはその人自身が本当にそこに何か心霊的なものや存在がそこにいて、その存在のために出向くというのであれば、まさしく宗教とまったく同じエネルギーを増長させることになります。元々そういう場にはそこを支配しているエネルギーがあり、それがいろんな人間をわざと手招きして呼び寄せております。人間が来るたびに、人間からいろんなエネルギーを吸い上げ、彼ら自身がみるみると太っていきます。

ほとんどの神社仏閣にはこういう存在が無数に入り込んでおり、それぞれがいろんな人間からエネルギーを吸い上げております。中には動物的なエネルギーも確かに存在し、それらでさえも人間からエネルギーを吸い上げております。こういう状況の中で、自分が安易にそういう場に出向くと、どういう状況になるのか。おそらく少しずつ理解されてきたことと思われます。

ただ単にそこに出向くということだけでも、実際には必ずしも予期していない出来事で混乱に陥ることもあります。ですから皆さん方の想像以上にエネルギー的な支配力が強いということをまず覚えておいてください。

それでは家族や皆でいく場合には、どのようにして対処したらよいのか。基本的にはその場合、お参りをする、特にそこに存在しているエネルギーを崇めにいったりする場合、もうその段階で必ずしも良いエネルギーはやってきません。代わりにそれらを増長させるエネルギーが次々とやってきて、やれもっとおさい銭をあげなさいとか、物を買いなさいとか言って、あなた方を虜にする方向へと仕向けていきます。

したがってたとえそういう場に行っても、そことのエネルギー的な繋がりはつくらないというのをやっておく必要があります。何か物を持ってきたり、あるいは物をあげることによってエネルギー的なコンタクトがつくられると、そのつくられたエネルギーによりしばらくは関与されることになります。家に帰ってからでも何か影響が出てきて、つい自分が拝んでしまったりするような状況になったりすることもあります。ですからエネルギー的な繋がりをつくらないというのをまずやっていただく必要があります。

確かに、理想的には浄化をするつもりでその場に出向き、その場を浄化して帰ってくるということも、言葉としてはあり得ます。でも、皆さん方の今のエネルギーの体で、自分一人だけその場所に行って浄化をしてあげるといっても、彼らにはほとんど通用しません。やはり行くのであれば、強力な部隊をつくり、いろんな存在たちや仲間たち全員をはじめから用意しておき、これからどこどこの神社に行くので浄化をお願いしますというぐらいの強い心構えを持って、そこに出向くというぐらいの決意が必要となります。

安易に自分一人でその神社を浄化しようという気持ちでいくならば、逆に彼らに洗脳されてしまうことになるでしょう。したがって生半可に神社仏閣を浄化しに行こうとはあまり考えない方が良いでしょう。行くのであれば、本格的に何人かで相談して、事前に入念な準備をして、自分自身も散々浄化をして、まったく隙がないくらいに、エネルギーを綺麗にしてから行くことが必要となります。

これぐらいの準備をして、初めてそういう場に真面目な気持ちでいけば、その場を浄化することができます。ただ、そこに行くにはそれだけの強い意志が必要であるということをまず覚えておいてください。

お墓参りや先祖を敬う方法。確かに、お墓参りも定期的にいくという風に皆さん方は教えられてきました。1年、2年、無視していたら、先祖が怒ってきて、何をしでかすか分からない。たたりがあるかもしれない。100年前、200年前ならそれを本気で皆さんは信じていたでしょう。でも、今、これを本気で信じている人がどれほどいるのでしょうか。確かに映画のネタとしては面白いかもしれません。でも、現実の生活で皆さん方が隣りの人や友人から、お墓参りをしなくてたたりにあったという人に出会った人が居るでしょうか。

ほとんどの人は、単にそれをしないと、怒られるとか、気持ちが悪いとか、しないよりはしておいた方がまし、という気持ちでその習慣を続けているものと思われます。でも、まさしくそれ自体をコントロールするエネルギーであったというのに気がつく必要があります。とりあえずやっておけば大丈夫。やらないよりはやっておいた方がよい。皆さん方はこれで牛耳られていたのです。ほとんどがこういうエネルギーで皆さん方をコントロールしております。

何もしないよりは、何かしておいた方が良い。お祝いをしておいた方がよい。皆がやるから、私もやっておいた方がよい。こういうときはこうしておいた方がよい。すべてがそれによって動かされております。もう、そういう考え方自身に決別する必要があります。これからは皆がそうするからとか、今までこうしていたからとか、日本ではこうするものだからとか、そういう基準で行動するのではなく、本当に自分にとって必要なのかどうか、自分と地球のために本当に必要なのかどうか、そういう観点で考えてみてください。

ホンの少しでも、自分に嘘をついたり、自分を苦しめるエネルギーであるならば、それは良い結果を与えません。なぜならば、自分が苦痛を感ずるということは、この地球自身が苦痛を感ずるということです。皆さんには自分は少しぐらい傷ついても、全体がうまくなるならば、喜んで苦しみましょう、ということを口に出す人がおります。でも、現実に自分が苦しんでいるという感情を持っている限り、地球は苦しみ続けます。自分が苦しむことによって、ほかの人が楽になるかどうか。それは保証できません。

場合によっては、自分は何も苦しむ必要がない上に、ほかの人も苦しむ必要がなかったという選択肢がある場合もあります。自分が苦しむから、代わりにほかの人に喜んでもらう。もう、こういう時代はあり得ません。これからは、自分が苦しんでいるときは、周りも苦しんでいるということを理解する必要があります。自分のエネルギーが周りに反映されていくからです。

今までは自分だけが犠牲になり、ほかの人が救われるという間違った自己犠牲のエネルギーを皆さん方は正しいと思っておりました。それは正しくはありません。本当の自己犠牲は辛さを伴いません。喜んで自分の体を使ってもらう。自分が苦しいと感じた段階で、もうそれは嘘になってしまいます。苦しみしか地球に与えておりません。

したがっていろんな行事に参加したり、習慣を継続する場合でも、少しでも自分が苦しくなったり、自分を否定するような感情が出てくるのであれば、それは正しいものではないということを理解しておいてください。

それでは自分が正しいと思って何か習慣をもう手放したり、もうそういう行為はとらないということを決めたときに、それを身内に人にどう説明するか。これは一人ひとり違います。身内のそれぞれの言い方や反応の仕方がそれぞれ違っているからです。一人ひとり学びの方向性が違うという意味でもあります。ですから、これから先は一般論で言うことはできません。

ただ、必要なのは、皆さん方が今までの執着を脱ぎ捨て、新しい生活パターンで行動しようと思ったときに、必ず何らかの障害はそこに出てきます。それが自分を今まで苦しめていた原因であり、そこに自分が解放すべきエネルギーが隠されているということ。したがって場合によっては、かなり相手から文句を言われたり、反論されるかもしれません。それは自分が同じようにほかの人をコントロールしていたということに気がつく必要があります。その時に、ほかの人からいろいろ受けた言葉、それと同じエネルギーを今まで自分がほかの人に流していたということに気づいていただく必要があります。

自分がもうほかの人をコントロールする必要がなくなり、何もほかの人の選択に介入しないということが完全にできた場合には、自分がどのような選択をしてもほかの人から咎められたり、注意されることはほとんどなくなってきます。ですから、自分が新しい生き方をしようとしたときに、もしほかから何らかの障害となる現象が起こったときには、まだまだ自分に執着が残っているということを理解しておいてください。それらを手放す練習をしていってください。

そこで諦めたり、相手の言うなりになってしまうのであれば、今までとまったく同じ3次元の生活を続けることになるでしょう。いつまでたっても、新しい時代に進むことができなくなってしまいます。皆さん方が一人ひとり、そうやって自分の周りから変えていくということもとても大切なことです。逃げようとせず、しっかりと手放す。相手から非難されたり怒られたりするのを、初めから否定的に考えたり、不安に感じないでおいてください。初めから不安を感じながらそういう発言をすると、本当にそれを現実化させるような現象が起こってきます。

相手がどのような選択をしようとも、認めてあげるという生き方を確立すれば、相手もあなたの選択をすべて認めてくれるようになるでしょう。そうやって少しずつ、日常生活を変えていってみてください。

遺伝子の組み合わせで、新しい肉体に変わったときに、混乱が起こるのではないか。そう心配する人は確かに多いでしょう。まず、私たちは今、その詳しい状況について説明する資格はありません。ただ、話せる範囲内だけで伝えておきましょう。今、皆さん方がまとっているこの肉体は、明らかにこれまでの延長線で造られた肉体です。この地球の3次元の重力場で活動できる肉体であり、皆さん方が必要な経験を演じられるように造られた肉体です。

この地球上で必要な経験がこの肉体によって体験することができました。これからの新しい時代で、皆さん方が経験すべきことはこの肉体では不可能です。新しい時代においては今の時間の流れとはまったく別の環境が必要となり、人間以外の生命体とも喜びを分かち合う感覚器官が必要となってきます。植物からいろんなエネルギーを感じ、愛を流してあげる、動物のいろんな喜びを感じ、動物にとって一番必要なエネルギーを流してあげる。宇宙とのつながりを全身で感じ、自分が宇宙に生かされているというのを常に感じている。

生き方の根本が変わってきます。これは今の肉体で感じようと思っても、難しいところがたくさんあります。それらをすべてうまく動かせるためには、新しい肉体が必要となります。その新しい肉体にいつどのように切り替わっていくか。これが皆さん方にはまだ秘密にされており、言うことができない大きなテーマでもあります。何故ならば、今、そういった情報が世界中に溢れ出ており、それによってお互いに口論し、また宗教的なものを造り、おかしな行動に走っている人がたくさんおります。私たちはその仲間入りをすすめるつもりは一切ありません。

皆さん方がそんなことを気にしなくても、宇宙はしっかり自分をサポートしてくれているという信頼関係を作る方が大切だと私たちは思っております。そのためにいつとか、自分がどうなるかということに、必ずしも焦点を当てないで、必要なときに必要な肉体に変わっていく、そういう信頼感だけで私たちとともに活動してくれるのを望んでおります。結果的に皆さん方にとって一番必要な時期に、必要な体に変わっているということだけは保証しておきます。ただ、私たちとは別の行動をとり始めた場合には、それは保証はできません。それだけは理解しておいてください。

さて、地球との繋がりをもっともっと強くし、愛と癒しをもっともっと地球に流してあげたい。これは私たちも全員、そう考えております。地球は皆さん方が感じている以上に、辛いエネルギーを毎日、受け取っております。癒しても癒しても癒しても癒しても癒しても、足りないぐらいの否定的なエネルギーが地球に送られております。でも、地球は何とか頑張って、最後の最後まで地球としての役割を演じようと皆さん方を受け入れてくれています。

でも、ただ、我慢していても、地球は楽しくはありません。もっともっと人間と楽しいエネルギーをやり取りしたい。人間と本当に交流したい。地球はそれを求めております。今の人類がそういう意識状況ではないというのは地球も良く理解しております。でも、それを理解し始めている皆さん方の場合、ホンのわずかでも地球に意識を向けるだけで、地球は大喜びで近づいてきてくれます。ですから、もう皆さん方はそれだけの資格は十分に備えており、毎日毎日、意識を地球に向けるだけで地球は感じとってくれている。

自然に目を向けて、自然の偉大さを感ずるだけで、地球は喜んでくれます。空気を一つ吸うたびに、あぁ、おいしい空気だ、そう味わってくれるだけで、地球は喜んでくれます。水を飲むたびに、あぁおいしい水だ、そう感ずるだけで、地球は喜んでくれます。喜びの波動をもっともっといっぱい、地球に流してあげる。地球は、やぁ、皆を支えていて、良かった。今まで、我慢してきた甲斐があった。それを感じとってくれるでしょう。

確かに、瞑想に入って深い意識レベルで地球と一体感を感じる。これは可能です。また、それをやっている人もたくさんおります。でも、こういう人は、おうおうにして瞑想中にだけ地球と繋がり、瞑想が終わると、あぁ良かった良かった、そして3次元の生活に戻ってしまいます。私たちが今必要なのは、今生きているこの3次元の状況で、いかに地球に感謝の念を送るか。いかに地球自身の大切さを感じて、生活しているか。日常の一瞬一瞬、いかに地球と繋がっているか。私たちはこちらの方を訴えたいと思っております。

瞑想中だけ感じたら、確かに深い繋がりはできるでしょう。地球の素晴らしさが体験できるでしょう。でも、瞑想から醒めると、家族で不満を洩らし、晩ご飯で争いを行なう。これが延々と演じられております。これは必ずしも、地球のために喜びを与えておりません。現実の中で、地球と繋がるということももっともっと意識しておいてください。

さて、質問の答はこれぐらいにして、少し、私たちの方からお話をしようと思います。今日、皆さん方に行なっていただいたワーク、これは大きな意味があります。初めにそれぞれの仲間たちからいろんなものを持ってきていただきました。それぞれの魂が自分と地球を繋げるために必要なものを皆さん方に渡しました。それを地球に持っていき、地球の核で定着できるように、わざといろんな仕組みを造り、しっかりと地球に届けてきました。

これによって皆さん方の魂と地球は確実に繋がったということ。皆さん方の魂自身がこの地球に自由にエネルギーを送り届けられるようになった。こういう大きな意味があります。そして皆さん方は自分の魂に思いを馳せるだけで、魂が地球にとって必要なエネルギーを流してくれる。そして地球に送り届けることができる。こういう準備を今日、していただきました。皆さん方は、そしてそれと同時にいろんな世界に遊びに行って、自分にとって必要な地球のエネルギーをいただいてきました。

水を飲んだり、そこの空気に触れたり、宝石を手にしたりして、地球のいろんなエネルギーを皆さん方に与えてきました。地球がどれほど美しく、偉大で、常に皆さん方のために意識を向けているか、よく感じとっていただきたいと思います。これからも地球という存在を常に意識し、その中で生かされているというのを覚えておいてください。私たちはこういう仕組みにより、地球に対してもっともっと愛が広がっていくのを望んでおります。皆さん方の今日のご活躍、ありがとうございました。今日はここまでにいたします。


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