さて、私たちはこれから皆さん方を面白い領域にまた連れて行こうと思っております。人それぞれ個人差がかなり多いので、必ずしも全員が同じように体験できるかどうかは分かりませんが、かなりの人がうまくいけるのではないかと思っております。
今日初めての方とかが何人かいらっしゃいますので、まず初めに注意点だけ述べておきます。誘導瞑想はあくまでも皆さん方の意識の一部を別の領域に持っていく、という準備のために使っております。ほとんどの人は、うまくいけるかどうかという不安を先に作ってしまいます。そしてその不安が現実にあなた方の意識をなかなか動かせないように作ってしまいます。したがって、不安とか心配を一切造ることのないようにお願いをいたします。すべては確実にうまくいっているというのを理解していただきたいと思います。
また、仮に自分がほとんど経験できなかったとしても、それを悲観的に思ったり、あるいはそこで否定の思いを出すようなこともしないようにしておいてください。初めてでいろんな体験ができるという人はほとんどいません。ここに来ている人はもう何度もそういったことを体験しており、そういったことに慣れているから、いろんなことが感じられるという状況になっております。初めての人は必ずしもそういう状況にはなっていないので、初めから自分を否定に思ったり、できないといったことを強調してとらえるようにはしないでおいてください。
それでは、まず皆さん方の意識を自分のなるべく高いところに持って行ってください。まず、自分の頭の中から、意識を少しずつ上の方に上げていって、そして頭から空中に出て行くような感じで、意識を少しずつ上に持っていって、そして自分の意識が完全に頭から上に出てしまう感じで、自分の意識が肉体より上に少しずつ少しずつ上がっていく。そして、この部屋の上の方にまで行って、全員の姿が下の方に感じる。
この部屋からさらにずっと上に行って、家から出て、空に入っていく。まばゆいばかりの星空にずっと上がって行って、次第に次第に雲を突き抜け、宇宙の空間に入って行く。足元には地球の姿がだんだん見えてくる。何時の間にか地球が足元に丸く見え、回りが星々で輝いている。今、自分が宇宙の中に入って来ている。
いろんな星がいろんな輝きをもって周りで確実に生きている。一つひとつが独自の光とエネルギーを放っている。無限とも思えるこの広大な宇宙。その中で、確実に自分が今ここに存在している。自分の周りにいろんなエネルギーがだんだん感じられてくる。
とても素晴らしいエネルギーがまずからだ全体を覆い始める。今まで感じたことのない新しいエネルギー。これからこのエネルギーが常にあなた方をしっかりと守り、導いてくれます。このエネルギーを完全に自分の体にまとい、しっかりとその中に入ってください。皆で一緒に、これからワープしていきます。誰一人、別の思いを持ったりしないように、一緒について来てください。それではこれから特別の領域に飛んで行きます...
この領域は生命を創り出す許可を持った者しか入ることができない領域。いろんな生命をこの領域で創り出す。人間という意識がこの領域に入ることは許されていない。でも特別の計らいにより、あなた方はごく一部のところだけを見ることができる。生命が如何にして創られ、宇宙で活動を始めるか、それを見ていくがいい。
大いなる生命の源たちよ。この者たちにしっかりと説明をしてあげるように。
これはこれはとても珍しいお客様です。よろしくお願いをいたします。皆さん方は地球という惑星で経験をしている意識... なるほど、まだ何にも分かっていない。ここが何なのかも分かっていない。それでもここに来ている。面白い。普通は生命というものを調べて調べて調べて、その神秘さにとても驚き、最終的なカギを突き止めようとして、ここにやって来るのです。そしてここに来て、生命の見事なまでの完璧さに驚いて、皆さんは涙を流して帰ります。
あなた方は、そもそもここが何なのかが分かっていない。これもとても意味があります。皆さん方にまず一つ教えておきましょう。今ここで経験しているのは、皆さん方ではなく、皆さん方の魂に意味があるのです。皆さん方の魂が生命の神秘さを知ろうとして、今日ここに来ることを約束されました。皆さん方は魂の役割を今、演じております。したがって、頭で考えないで、受け取ったままを魂に流してあげてください。あるいは魂のエネルギーを引き出して、今ここに連れて来てください。皆さん方のお陰で、魂はここまで来ることができたのです。したがって私は地球の人間という生命体だけではなく、皆さん方の魂にも情報を送ろうと思います。
ここでのいろんな活動。生命とはそもそも何でしょう。生命。皆さん方は生きているのが当たり前。死んだらどうなる。墓場に行く。でも、死んでも意識はあるのです。それでは生きているということはどういうことなのでしょう。意識があるということと、生きているということ。実は、これは別なのです。皆さん方はまずそれを混同しております。
生命。普通、生命という場合は生命体に与えるエネルギーのことを言います。生命エネルギー。でもその生命エネルギーもいろんな仕組みからどんどん進化していきます。生命エネルギーも進化している。高度なものに変わっていきます。まだ進化の浅い生命体には進化の浅い生命エネルギーが入っていって、その生命体をいわゆる生かすように持っていきます。生きているという実感を持たせるように入っていきます。生命体が進化したものであれば、それに相応しい生命エネルギーがそこに入っていきます。
皆さん方のように、人間という生命体を経験している者には人間という生命体を維持するのに相応しい生命エネルギーが流れていきます。人間体にほかの動物の生命エネルギーを流しても、人間は完全には機能しません。人間に見合った生命エネルギーがあります。皆さん方はこの生命エネルギーを人間という肉体に流すことにより、生きているという実感を持つことができます。
なぜ、生命体に生命エネルギーが宿るのでしょう。それは、経験するためです。生きているという経験をすると同時に、何かを学んで成長していきます。成長する。何が。それは皆さん方の意識が成長していくのです。
意識とは何でしょう。元々は意識が出発点です。先に意識があり、意識が自分を成長させるために生命体という乗り物の中に入り、そして経験をしていきます。皆さん方の3次元と呼ばれている世界。そこにわざわざ3次元の肉体を造り、そしてその中に自分の意識の一部を下ろして、あたかもその肉体をコントロールするかのようにして活動していきます。
でも、意識は生命体をコントロールする能力は持っていますが、生命体を生かす役割は持っていません。そこで生命エネルギーを流して、その肉体を維持します。皆さん方の肉体は、生命エネルギーといういわゆるガソリンのようなものを使い、そして操縦者として自分の意識をそこに持っていくのです。そして3次元の世界で経験をしているのです。3次元の世界でいろんなことを経験していきます。自分の意識の一部がそこで経験をしていきます。
さて生命とは何でしょう。生命エネルギーは説明しました。生命体も説明しました。意識も説明しました。でも生命とは何でしょう。
生命。私たちは生命を創り出しております。私たちは何でしょう。私たちは、皆さん方の言葉で言えばかなり神に近いレベルの宇宙意識の波動、といえます。私たちは意識ですが、皆さん方の意識とはまるっきり違っております。皆さん方の意識はあくまでも生命体の中で現れている意識であり、本来、神が創り出した意識の大元とはまるで違う側面を、今、持っております。私たちは、神が創り出した意識の大元をそのまま成長させ、今に至っております。でも神ではありません。私たちもいろんな体験を重ねて成長し、神に近づこうとしております。そのいろんな活動の一つに、生命を創り出すという役割が与えられております。
生命というのは、人間の感覚では、実はまだ明確に理解することができません。これに相応しい概念がまだ人間にはないからです。先ほど言った生命体と意識。実はこれは生命の一つの現れです。本当はその根本に生命があり、その生命がいろんな体験をしようとして自ら仕組みを造っていきます。その時に、意識という状況を、わざわざ経験をして進化していく生命と、それを成長させるためにわざわざ自らがその学びの場を造り、自分も成長していく、こういう役割を持つ流れとがあります。
生命というのは、そういう意味で、ある意味ではとても捕らえ難いのですが、宇宙の仕組みそのものも生命といえます。宇宙自体が生命。そしてそこで学んでいる意識もその現れの一つ。したがって、私たちがここで生命を創り出している、と言いました。実際には、そこからいろんな意識、あるいはそれを成長させるための仕組みをここで創り出しているのです。
それでは宇宙を創るということとどう違うのでしょう。宇宙自身は、さらにもっといろんな仕組みから成り立っております。私たちは、そういう意味ではまだ生命だけしか関与しておりません。宇宙はそれ以外にいろんなものが関与しております。生命を形づくるためのいろんなエネルギーを創り出し、それを発散させているものや、全体の調整を取るためにいろんなエネルギー的な仕組みを造ったり、あるいはひたすら光り続けて生命を創り出しやすいように与えている存在、まだいろんなものが宇宙にはあります。
でも、生命というのがかなり大切なテーマであるということもいえます。この生命というものをいかにうまく創り出し、進化させていくか。これはとても素晴らしい働きとなります。皆さん方は一人ひとり、自分という意識を持っております。特に人間の場合は個別意識が前提のために、自分は自分、他人は他人、という意識を明確に持っております。でもほかの動物は、初めから集合意識というのを前提にして体験を重ねております。全体で一つの意識というのを常に持っております。
人間は個別意識のために中々進化が進まないということがあります。なぜならば、集合意識の場合は自分が経験しなくても他の意識が経験している場合には自分のものとして採用することができるからです。人間は自分一人のために、一人ですべてを経験しなくてはいけません。悲しみも、喜びも、すべて自分で経験して初めて自分のものとなります。こうやって、一人ひとり自分の意識が成長していきます。自分の生命体を使ってそこに自分の意識を降ろし、成長させていきます。そしてこれらも生命のいろんな現れの一つにすぎないのです。
それでは皆さん方の意識の大元とこの生命はどういう関係になっているのでしょう。意識の大元は実は生命とは別に存在しております。皆さん方が意識をどんどん高め、意識の大元に辿り着きさらに高い次元にまで上がっていくと、生命というシステムを経験しなくても成長させることができるようになっていきます。でも、まだ意識の大元に到達しない時には、この生命という仕組みを通してでないとなかなかうまく経験できないようになっております。
意識の大元まで到達するのとそれに到達した場合とでは、生命の形態がまるで変わってきます。生きているという実感がはっきり違ってくるのです。意識体という言葉を時々使いますが、意識体というものは生命エネルギーが入ってこなくても生命がそれだけで活動することができます。でも皆さん方の生命体は意識と生命エネルギーの両方が入ってこないと活動できません。
皆さん方の反応を見ていると、まるで分からないという感じですね。でも大丈夫なんですよ。魂の方では確実に情報を受け取っております。そして皆さん方が少しでも本質に近付き、意識の大元に近付いて、そこからさらに高いレベルにまで進化させていけるのを望んでおります。
皆さん方がここまでわざわざ来てくれたシルシとして、私たちからのお土産のエネルギーを与えておきます。しっかり感じてみてください...
それぞれの生命。これを次の時代の生命エネルギーに順応できるように変えていく。自分の体が新しい肉体の生命エネルギーを受け取れるようにしっかりと体を意識しておいてほしい。新しい生命エネルギーをあなた方に流す...
細胞一つひとつにこれを流していくように。
しっかりと各自、体に植え付けておくように。
この生命エネルギーを。これからの地球に流れてくる生命エネルギー。新しい肉体に必要とされる生命エネルギー。今のうちに慣れておくことで、シフトした場合でもあなた方は混乱することはない。
それでは別の領域にこれから移る。また、皆で一緒にワープするという気持ちで、一団となって集中しておいてほしい。さぁ、意識をどこにでも動かせるようにして、皆と一つになって...
おやまぁ、こんなところに人間が。どうやって来たのですか... なるほど、そういうことですか。それでは、ご一行さまを少しご案内いたしましょう。
ここは宇宙でも、特別な許可を得た生命しか来ることはできません。ましてや、まだ地球の荒い波動の人間が来るということはあり得ません。でも皆さん方は最低限ぎりぎりの生命エネルギーを身に付けております。新しい地球で活動できる最低限の生命エネルギーが宿っております。最低点ですが、まぁ良いでしょう。とりあえず、一緒に来てみてください。
ここはとても素晴らしい存在たちがいつも集まり、そして計画を造ったり、次の準備をしたりする特別な領域です。宇宙計画のとても大切な機関であり、また極秘中の極秘にされている場所でもあります。ここはかなり進化した存在でさえもなかなか入ることはできません。
でも今は、地球という惑星がとても重要な鍵を握っており、素晴らしい存在たちが毎日のように地球をテーマにして議論を重ねております。地球という惑星。いつ、どのようにして進めていくかをいつもここで議論しております。
ほんの少し前までは地球がそもそも持つのか、破壊されてしまうのかという見通しばかりを議論しておりました。でも、今は地球が私たちとつながることができたために、大幅に計画が修正されております。
そして、宇宙の偉大なるエネルギーが直接、地球に届けられることが可能になってきました。そのために、いろんな可能性を地球に今のうちに埋め込み、どんどんエネルギーを流していこうと、今、その準備が進められております。
..と思っていたところに、地球から本人がやって来ているということなので、ついでにいろんなエネルギーを持って行ってもらいましょう。これからしばらく、皆さん方にエネルギーを流しますので、しっかり身に付けて地球に帰って行ってください。
体全体にこれを巡らしてください。まったく隙がないように。もう自分は新しい地球で新しい生命活動を行なっているという風に今、思ってください。地球上でいろんな生命、いろんな人間たちが楽しく話し合い、皆、嬉しい話ばかりしている。いろんな動物たちも仲良く、ほかのいろんな惑星の人とも仲良く、楽しく、面白い話ばかりをして、絵を描いたり、歌を唄ったり、ダンスしたり、皆楽しく過しているというイメージを持って、そしてこのエネルギーをいっぱい降ろしてください、体に。
あぁ、地球で生まれて良かった。地球で生活していて楽しい。いろんな惑星からいろんな人々がやってきて、面白いことをいっぱい話していく。わぁ、あんな良い人がいるんだ。こんな良い人がいるんだ。面白い、面白い... このエネルギーをいっぱい引き出して、このエネルギーと一緒にしてください。
そして、皆で、お互いに愛し合えるように、心から好きになって。いろんな人間、いい人ばかり... あぁ、楽しい、楽しい。
それではこのまま地球に戻っていきます。今のエネルギーそのままで、自分の肉体に意識を戻していってください。
自分の肉体に完全に定着させてください。喜びに満ちあふれた新しい生命エネルギー。
ほかの人をそのまま認めてあげ、楽しいこと、嬉しいことをそのまま表現できるエネルギー。しっかりと肉体を通して地球に流すように。さぁ、そのまま地球に下から流して送り届け、地球にいっぱいこれを満たしてください。
それではリラックスしてまた話を聞ける状況に戻しておいてください。
はい、ご苦労さまでした。深淵なる宇宙の旅行、どうでしたか? 宇宙ではいろんな遊びができます。単に想像ではなく、現実にできるのです。皆さん方の思考の範囲内でも遊べますが、いずれ皆さん方は肉体を本当に動かせることも可能になってくるでしょう。先ほどいただいた新しい生命エネルギー。あれをもっともっと活用するとテレポートができるようになってくるのです。まだ、今は、皆さん方はその生命エネルギーが流れていないためにできていないのです。まず肉体を変える。遺伝子を変える。そして生命エネルギーを新しいものに変える。こうやって新しい肉体に変わっていくのです。これをいずれはすべての人間が経験することになります。
ただ3年以内にできるかどうか。これだけが分かりません。未知数となっております。皆さん方のご活躍に依存してくるのです。それではここでしばらく休憩にしましょう。ご苦労さまでした。
皆さん方が宇宙の仕組みをしっかりと理解し、どこにその場所があるのかをしっかり理解できない限り、そこへいくらワープしようと思ってもワープはできません。したがって、今日、これを体験できなかった人は、次にこれを体験できるのにはあと何万年、何億年とかかるかも知れません。先程の話にもあったように、この領域に来るのはごく限られた者しか入ってくることはできないのです。
地球人で来たのは当然のことながら初めてであり、ましてや今までマスターとかそういう働きを一度もやっていない人間がこの領域に来たというのは初めてです。でもそれが許可されたのは、皆さん方の魂がもうすでに高いレベルに行っており、ここに来るだけの資格は十分に得ていたということがあげられます。ですから、魂に感謝をしておいてください。
まずほとんどの人が勘違いしているのですが、神様に聞いたら何でも教えてくれる、と思っている人がおります。確かに宗教の神々たちでそれに近いことをやっている存在がおります。すべてを教え、未来を教えている宗教の神もおります。でも、それはあくまでも宗教の神であり、この宇宙を創った創造主とは別です。この宇宙を創った創造主は意外と寡黙であり、あまり話すことを好んではおりません。無口なんです。恥ずかしがり屋でもあります... これは違いますね。でもほとんどは、皆さん方に何でもかんでも話すということはいたしません。
創造主はそれとは別の方でいろんな働きを皆さん方に行なっております。むしろ、雰囲気、直観、そういったもので皆さん方に働きかけをしております。今日、ここへ来たメンバーのうち、約半数は創造主からインスピレーションが流され、それを魂が受け取り、魂が皆さん方にここに来るように直観を与えてやって来ております。したがって、ほとんどの人が魂、そして創造主からのインスピレーションを受けてやって来ていると思ってください。
先程、話があったように、まず創造主が今日はここへ魂のために特別な生命のエネルギーを流す準備をするぞ、という雰囲気を与えます。そうすると、皆さん方の魂がそれを感じて、それは是非とも行かなくては、これを逃しては何万年もまた損するとか、そういう感じで皆さん方にインスピレーションを与えます。中には、直接、自分自身がその直観を受け、是非ともここに来ようと思って直接来た人もおります。いずれにしても、魂あるいは創造主からインスピレーションを受けて、皆さん方はやってきております。
創造主はそういう感じで宇宙全域に対してインスピレーションを与えております。そしてそれを感じた者が何人か集まって来たり、グループを造ったりして、いろんな活動を進めて行きます。創造主の直観とかインスピレーションの与え方は、いつもそういう感じで宇宙全域に放出されます。
ここにいろんな意味があります。創造主からのいろんな表現を明確に言葉として受け取っている生命体は一つもありません。どの生命体もかならずインスピレーションあるいは直観として受け取ります。それで活動を進めて行きます。ほとんどの場合はそれで常に楽しく、光ある方向へ進んでいきます。
ただ人間だけはそうはならないのです。人間はそういう雰囲気を感じても、それを行動に移すまでに自分の大脳を通して判断し、いろいろ検討してから行動に移します。その段階で、自分の得になるか得にならないか、そこで一つの迷いが生じたり、あるいは否定の念が起こったりして、せっかくの創造主の直観を否定したりする行動をとることがあります。たとえば、今日ここに来た方が良いという雰囲気を受けても、いざ行動に移す時に、面倒くさいとか時間がないとか、あまりそういう気にならないとかで否定し、結局は何もしないで終わってしまうこともあります。
したがってそれ自体はあくまでも皆さん方個人個人の判断によるものであり、創造主からのインスピレーションを確実に遮ってしまう判断でもあります。これをいかにして、創造主からのインスピレーションを正しく受け取り、行動できるようにもっていくか。これがまたとても大切なことです。これから皆さん方は少しずつ波動を高めていって、新しい時代に馴染むように、エネルギーを変えていこうとしております。
新しい時代で確実に生存できるためには、この創造主からの直観とかインスピレーションをもっともっと確実に受け取れるようになることが必要となります。そして、受け取ったものでそのまま役割を演ずるようになるということ。頭で否定したりそれを遮ってしまうようなことはしないように、確実に受け取ることが必要とされます。
どのようにしてそれを実現していくか。ただ単に創造主のエネルギーを感じやすくしたところで、必ずしもインスピレーションや直観が鋭くなるわけではありません。今まで皆さん方はそう思ってエネルギーの勉強をしてきたでしょう。魂のエネルギーをいっぱい感じ易くすれば、直観が受け取り易くなる。創造主のエネルギーをいっぱい取り込むことができれば、創造主の直観が受け取り易くなる。でも実際にはそれは違う能力なのです。
直観とかインスピレーションを受け取るには、まず柔軟な対応の仕方が必要とされます。それはエネルギーとは別に、ほんのちょっとした雰囲気。それを自分で見逃さず、しっかりと自分のものとしていく。その鋭さあるいは注意深さ。こういったものがまず必要とされます。ほとんどの人はそれを受けていても、すぐに単なる気の迷いとか、そういう感じで否定をしてしまうのです。こういう、一瞬何かに気付くというのは、エネルギー的な鋭さとは別に起こされてきます。
これについては、人間の言葉ではなかなか表現しにくいのですが、雰囲気とか直観、これは必ずしも皆さん方の思っているエネルギーで流されるのではなく、もう少し別の種類の波動で送られてきます。したがって、エネルギーを感じるというよりは、そういう思いのある種の波動を受け取りやすくする。そういう練習の方が必要とされます。それは一瞬にして何かを感ずる鋭さ、注意深さ、こういったところをもっともっと開発する必要があります。
これからもし瞑想とかする時にはそういう練習もしてみてください。エネルギーを感じようとするのではなく、何らかの雰囲気を感じようとする練習。今、何を自分が受け取るか、その雰囲気を感じ取る練習。それをしてみたら、もう少し直観とかが分かってくるようになるものと思われます。
普通の人は、それを受け取った後で頭でどんどん否定をしていきます。でもコツを掴むと、一つひとつが直観であるというのがだんだん分かってきます。これも練習がある程度必要ですので、これからは機会があれば、エネルギーを感じる練習とは別に直観とかインスピレーションを感じる練習もやって見てください。そうすれば、もっともっと魂や神とのつながりを新たな面で深く持っていくことができます。そういう勉強の仕方も少し工夫をしてみてください。
したがって皆さん方が波動をかなり魂に近づけておくと、魂の思いが伝わってくる。そういう感じで霊感やインスピレーションが受け取り易くなってくるでしょう。したがって、エネルギーを感じるというよりは、思いを同じくする、思いを魂に近づけていく、自分と魂が一つであるという感じを強くする。そうすると思いが伝わってくるようになります。これが霊感とかインスピレーションを高める一つの練習ともいえます。そういうやり方でまたいろいろ試して見てください。私たちは、そのようにして皆さん方と思いを一つにしていけるのを楽しみに待っております。それでは今日はありがとうございました。
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