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1996/11/29■金曜勉強会から

宇宙に関する概念を変えるように

@挨拶

今晩は。私たちはいま、アシュタールコマンドの仲間のところからやってきています。皆さん方が最近、どんどんと変わっておられるため、もう普通の存在では中々相手にできなくなってきております。このペースでいったら、皆さん方は宇宙外の存在しか話ができなくなるかもしれませんね。

以前にも、話がありましたが、私たちはある意味では宇宙外で活動しております。この宇宙に現れるときには常に仮の姿を造って、皆さん方と話をしております。したがってわたしたちは皆さん方がどれだけ成長しようとも、常に相手をすることができます。安心しましたか。

ほかにも、当然のことながら、ミカエルとサナンダも常に相手をすることができます。ただ、いわゆる普通の存在たちはかなり波動を変えないと、この場所には合わなくなってきております。そのために、適宜いろんな調整をとりながら、皆さん方と接しております。今日はその中から、新しいエネルギーで皆さん方に紹介したいという存在を連れてきました。皆さん方は今まで何度か接していましたが、その波動よりもさらに高い波動で今日、会いたいと言っております。今までとどう違うか、それぞれ自分で感じてみてください。


A宇宙意識のミカエルと神意識のミカエルの違い

あなた方の右手に相当する神のエネルギー。時々、ここではミカエルの神の現れ、神の右手としてのミカエルで現れていた。今はもっと本質に近いエネルギーで現れている。おそらく、何も分からないと思うので、基本的なところから説明していこう。

神自身は当然のことながら、人間ではない。しかし、いろんな側面を持っている。仮に神を人間のように形造れば、人間のそれぞれの働きに応じた側面を兼ね備えている。仮に神を人間として形造れば、その右手に相当するエネルギーの働きが私である。しかし、私は手の形をしているわけではない。

ミカエルというのは、それ自身は光であり、また皆の根本にも入っている極めて高い意識である。自分自身が光である。それを常にミカエルは持っている。あなた方一人ひとりにそれが流れている。その光を求めて、皆は前に進んでいく。光に近づくごとに、成長を重ねていく。しかし、どこまで辿り着いても、本来の光の元には中々到達しない。

そのミカエルの意識、これは本来、宇宙の外に存在している。それがこの宇宙の中で活動できるように自らをあるエネルギーとして創り上げ、動けるようにした。したがって本来のミカエルに比べれば、かなり制限された働きを持って宇宙で活動している。この場合のミカエルは本来のミカエルの制限された一部として宇宙で活動している。そして自分がこの外側でこの宇宙の仕組みを創っているという意識を持っている。つまり自分がこの宇宙の創造主であるという意識を持っている。

しかし、この宇宙を創り上げた意識はミカエルだけではない。アシュタールコマンドもいれば、ロラディスやシモリス、そういった意識がある。これらの意識がお互いに協力し合って、全体としてこの宇宙の創造主として活動できるように、宇宙の中で一つのエネルギー体を造っていく。これをあなた方は創造主として呼んでいる。したがってあなた方のいう創造主はミカエルやロラディス、シモリス、こういったものの総称を示している。

当然のことながら一つとしても活動するが、それぞれの意識としても単独で活動できる。したがって創造主は一つの意識ではなくいろんな意識があるが、かといって集合意識ではない。元々は別々の意識だからだ。でも、全体で一つとして機能している。それぞれの役割がある。ミカエルの意識は常に光の方向へ皆を引っ張っていく役割をしている。常に前に進む。それが右手のシンボルとなる。

あなた方一人ひとりにこのミカエルの意識が繋がっている。しかし、今まで皆に現れていたミカエルというのは必ずしもこの創造主のミカエルではない。創造主はまたそれぞれの働きに応じて自分の波動を下ろしていく。そしてミカエルもこの宇宙意識の中で活動できるように現された側面を持っている。それを今まで、単にミカエルと呼んでいた。この宇宙意識としてのミカエルも、今まで何度もあなた方に現れ、情報を与えていた。この宇宙意識としてのミカエルと今の私のミカエルはまったく違う。波動がまったく違い、役割も違う。しかし、お互いに何度も協力し合いながら、活動を進めている。

宇宙意識としてのミカエルもやはり、すべての生命を光の方向にもっていく役割を演じている。しかし、その光の根源のところに宇宙意識がいるわけではない。根源のところにいるのはこの私、神の現れとしてのミカエルである。この私がある生命に対し、ここへ無理矢理引っ張ってくるように思いを流すと、宇宙意識のミカエルがそれを感じて、そこの生命のところに行き、アドバイスを与え、そしてこちらへ引っ張ってくる。この神の側面としてのミカエル。今まで皆の魂の核の中に入っていた。そして時々、創造主としても現れて皆に話したことがある。

このミカエル。今、皆にわざわざ出てきたのはとても大切な意味がある。自分たちの本質のところにこの神の意識としてのミカエルが必ず存在しているというのをまず、実感して欲しい。自分自身が神であり自分自身が光である。確実に神とつながっているというのを実感していただきたい。

今まで皆は迷ったり混乱に陥ると、すぐに神よ神よ、と外に求める。外ではなく、心の中。自分に光を見い出し、そこに意識を持っていくように。それを容易にするために、これから私自身のエネルギーを皆に流す。自分が光を見失ったときに、光を思い出したいときに、これから流す光をしっかりと覚えて、これを呼んで欲しい。どのような状況にあろうとも、必ずつながっている。単に、忘れたに過ぎない。それをしっかりと思い出せるようにして欲しい。これから神の現れとしてのミカエルのエネルギーを流す。


この神の意識としてのミカエル。今まで単に創造主として現れたことが何度もある。わたしたち自身、そういうことは何度も行なっている。何も問題ではない。皆で一つとなって創造主を造っている。あなた方はどうしても個別意識で物事を考えてしまう。そして自分と違う意識は別のものという感覚を造ってしまう。だから、いまだにあなた方はほかの意識と繋がらない。まずは、意識は全部、基本的に繋がっているというのを早く理解する必要がある。自分だけ違うとか、ほかの人とは離れているという感覚を早く捨てることが必要となる。意識についての認識の仕方、これを根本から変えていくように。

今、私は全員に私に繋がっている意識をエネルギーとして流した。私はここにいる人間全員と繋がっている。皆も、私を通して繋がっているということを理解して欲しい。それぞれが個別に生活しているのではない。私を通じて、お互いにつながっている。ただ、私から離れてしまい、私を見失ったものは確かにほかの者とは繋がりにくくなるかもしれない。だから、常に光を見つけ、光とともにあるように。光と共にいることが皆と繋がる一つの条件でもある。

一人ひとりが神である。なぜならば、私に繋がっているからだ。そして目の前にいる人も神である。隣りにいる人も神である。何も問題はない。全員が神で、何も問題はない。人間はすぐ、それを問題だという。そんなことはあり得ないと言う。でも、あり得る。全員が神である。そして全員が違う宇宙を創っている。これがまたとても大きな意味がある。一人ひとりの創っている宇宙がすべて違う。

あなた方が自分の意識をどんどん拡大させていき、本当に私と繋がることができたときに、私と同じ観点から自分の宇宙を見ることができる。そのあまりにもすごさに、自分でも目を疑うかもしれない。でも、本当に素晴らしい宇宙を創り上げている。

あなた方がこれからどのようにして自分の意識を拡大させ、私たちに近づいてくるか。とても興味がある。ある者はこの人間生活を終えたら、直ちに本来の次元に戻ってきてまた自分の宇宙のために別の体験を重ねていくだろう。ある者は、しばらくは人間としての活動を続け、人間として完成されたエネルギーを見つけていくだろう。ある者はこの地球での役割を完全に全うするまで、地球に居て、この地球に秘められている素晴らしいエネルギーをことごとく自分のものとして、戻っていくだろう。

それぞれ、宇宙の創り方がまるで違っている。それぞれがどういう宇宙を創っていくのか。本当に楽しみである。あなた方が創りあげている自分の宇宙。その姿を自分の目で確認したいという気持ちをもっているだろう。今、あなた方が何とか感ずることができるように、いろんな準備が進められている。

まず、自分の意識を自分の頭の上にずっと上げていって欲しい。そして宇宙空間に出ている感じで、自分を意識しておいて欲しい。周りにはいろんな星があり、いろんな光が周りに溢れている。自分はその中で、安定し、自然にリラックスしながら、漂っている。自分の意識がだんだん広がっていく。だんだん、宇宙全体が感じとれるような感じで、自分の意識が拡大していく。力を入れず、リラックスして。自分の宇宙がだんだん見えてくる。一人ひとりの宇宙の輝きがすべて違っている。

この宇宙の雰囲気をよく覚えておいて欲しい。どんな感じだったか。よく覚えておいて欲しい。それでは少し、休憩をとるので、皆で話してみて欲しい。それではご苦労さまでした。


B宇宙は単純な多次元構造にはなっていない

それでは続きを始めます。今、次元についての話がありましたので、そこから先に話をしていきたいと思います。

今も説明がなされましたが、確かに神の世界を12次元として、皆さんを3次元の世界とすると、皆さん方は理解しやすいのです。とてもつじつまが合うように思えます。でも、本当に理解しやすいということだけであり、実際には全然違うのです。例えば、宇宙というと、皆さん方は一様にいろんな星があり、銀河系があり、星々が光っている。こういう風に先ほど、言いました。これは皆さん方の視覚で捉えられる宇宙の姿です。

本当は「3次元の宇宙」と言いたいのですが、これも違うのです。3次元の宇宙でさえも、これとはまったく違うのです。人間の視覚で確認できる宇宙という点で、皆さん方が見えたイメージなのです。同じ3次元の中でも、例えば、コウモリやほかの動物たちは宇宙をそのようには認識していません。鳥でさえも、宇宙をこのようには認識しておりません。人間がそう思っているだけのことなのです。同じように、ほかの動物たちも、自分たちに見合った宇宙を創っております。

3次元の本当の宇宙というのは、これらのすべてを総称して、本来の3次元の宇宙としています。皆さん方は人間が最高であり、人間がその頂点に立っていると思っているかもしれません。それは違います。皆さん方はそれぞれの単なる概念の中で、宇宙を空想しているに過ぎないのです。実際の惑星は必ずしも、皆さん方の思っているような状況ではありません。

では、本来の3次元の宇宙はどうなっているのでしょう。人間という生命形態から見れば、いろんな銀河系があちこちにあり、宇宙の端から端までそれらの光で散らばっているように見えるでしょう。この、一見、人間が確認で来ている宇宙。基本的に、光というのはそれぞれの恒星から放たれております。それぞれの恒星は自ら光っております。この光がどこから湧き出てくるのか。

この光が湧き出てくる大元をずっと辿っていくと、ある特別の領域に辿り着きます。これは皆さん方の言葉では中々説明のできない領域に辿り着きます。なぜならば、それらはあなた方の次元宇宙とは違う領域だからです。この次元宇宙の範囲外のところに光を創り出すシステムが創られ、そしてあなた方の次元宇宙に届けられているのです。

したがって私たちの世界から見れば、あなた方の思っている3次元の世界というのは単純にそこだけであるのではなく、次元宇宙の外にあるいろんな仕組みや領域、それらと密接に関係し合って、3次元のように見える世界を創り出しているのです。ただ単にあなた方は自分たちがそこで3次元であるかのように生活しているだけなのです。少し、意味が分かってきたでしょうか。

そういう風に、自分たちが3次元であるかのように思わせるシステムを私たちが創りあげ、そしてそれを維持しているのです。したがってこの宇宙というシステム。私たちは皆さん方が経験しているそれぞれの宇宙の外側で、私たちはいろんな仕組みを創っているのです。だから一人ひとりがどういう宇宙なのかが、実は良く見えているのです。

皆さん方は単純に、この3次元を終えると、次は高い次元の4次元での生活と思うでしょう。確かにそう思うと納得しやすいし、理解しやすい。でも、それも真実とはかなり違います。今まで、カルマ的なエネルギーの中で転生を繰り返していた人は、確かにそういう傾向はあります。でも、これから皆さん方はその転生輪廻の仕組みさえもまったく新たな仕組みの中で生活していくことになります。カルマのエネルギーもかなり違ってきます。

そうすると、今までのように3次元、そしてその上の次元との間を行ったり来たりして転生を繰り返すということは意味がなくなってきます。人によっては3次元と4次元を同時に存在することが意識的に分かっています。4次元を通り越して、一挙に5次元に肉体を持っていくことも可能です。もう、すべてに対してあなた方は概念を崩壊させる必要があります。いずれにしても、次元という世界で生活しているかのように思っているだけなのですから。

さて、それでは皆さん方が生活している自分の宇宙。先ほど、それぞれに話していただきました。いくつかの共通点があります。光、そして青、自分の形がない。この三つについて話をしましょう。

ほとんどの人が光というものを見ました。宇宙には光と光でないものがある。実に、シンボリックに現されております。そして光、一つひとつの光が違う輝きを持っている。でも、全体ではとても美しい。素晴らしい光を放っている。ずうっと見ていても、飽きない。これがまず宇宙です。光と光でないものがあり、光それぞれが自分の色を放ち、エネルギーを放ち、全体で調和を保っている。これが宇宙の現れです。

紺色、濃い青、これが見えた人がいました。とてもシンボリックです。光、そして光でないもの、そして青。なぜ、青なのでしょう。光、ミカエルの光、それで光でないものを照らして光を届けていく。ミカエルを神の12の波動の側面で現した場合に、その波動は青としてシンボリックに現されます。光あるところミカエルあり、宇宙の光あるところミカエルあり。青はミカエルのシンボルでもあります。光と光でないものの間に青がある。光でないものを切り開く役割をもっているミカエルは常に青く輝いている。しかし、ミカエル自身は青ではありません。あくまでも、シンボル、波動、そう意味でとらえてください。ミカエルそのものは光であり、とても目映い光線を放っております。

自分の姿が見えなくなった。分からなくなった。これもとても良い経験です。ほとんどの人が概念で物事を考えていきます。どうしても自分というものを肉体を持った人間のように思ってしまう。それを早く、脱ぎ捨てる必要があります。自分の意識。宇宙の端から端まで広がり、時間を超えて存在する意識。その意識を早く思い出す必要があります。ですから、自分の枠を早く捨て、意識を拡大させていく。これが必要となります。自分の殻を取り外して宇宙全体に広がったもの、それを常に忘れることなく持っておいてください。

皆さん方にもう一度、別の観点から自分の宇宙を確認してもらいます。先ほどは光という観点から自分の宇宙を見てもらいました。次はそれぞれが今まで関与してきた生命、いろんな生命との結び付きの中で自分がどういう役割、どういう位置関係でこの宇宙に存在しているのか。そういう観点で自分の宇宙を見ていただきたいと思います。

自分の意識をハートチャクラにもっていって、そこの奥の一番深いところに意識をもっていってください。ハートチャクラの核に意識を持っていきます。 ... 自分以外の生命と自分がどういうかかわりを持っているのか。何とか感じるようにしてください。 ... 人間以外の生命と自分とのかかわりを何とか見い出そうとしてください。 ... それではそのまま楽にして、また聞いてください。

皆さん方は一瞬一瞬、何かを考え、行動をとります。何かを考えるときに、必ずエネルギーが放出されます。イヤだと思ったり、悲しいと思ったり、一瞬一瞬、エネルギーがそこから出ていきます。そのエネルギーは先ほどのあなた方の宇宙全域に広がっていきます。そして必ず、何らかの生命形態に反応して影響を与えていきます。自分が喜び波動を出していれば、それに反する生命体も喜びを感ずるでしょう。自分が辛く悲しいという思いを出せば、その波動も生命体に影響を与えて辛く悲しくさせていきます。

宇宙が悲し、辛いというのは、その宇宙に生存している生命が辛く悲しいということでもあります。皆さん方がその中心、発信源となってエネルギーを出していきます。自分の宇宙の中で存在している自分と関係している生命。そのすべてに自分のエネルギーが影響を及ぼしているということ。それを皆さんは認識する時期に入っております。

今まで自分が放出してきたいろんなエネルギー。それによって今、生命がどのような状況になっていたのか。皆さん方に感じていただいたということです。自分のエネルギーによってほかの生命がどうだったかをよく、覚えておいてください。


さて、今日はかなりいつもとは違う感じでしたが、決してネタがなくなってやったわけではありません。あくまでも、皆さんが、自分が宇宙の創造主である、というのを実感をもって理解していただくために、いろいろ工夫しております。これからも自分が宇宙の創造主であるというのを常に忘れることなく、責任を持って行動していただきたいと願っております。それでは今日はここまでにします。ありがとうございました。

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