私たちは皆さん方からすれば、いわゆる高い次元という風に思われております。確かに次元という概念を使えば、そういう表現になるでしょう。でも、皆さん方にはいつでも繋がることができるのです。ただ、だからといって闇雲にどこでもただ思えば繋がるというわけではありません。
私たちは、高い次元というのは、実際にはかなり精妙で、秩序があり、正確で、とても規律正しい世界という意味で、高いという表現を使います。したがってただ単に、イイカゲンに何気なく呼んでも、繋がることはできないのです。もし、私たちと繋がりを持ちたければ、やはりそれなりに真剣に私たちのことを呼んでいただく必要があります。
今の、皆さん方の普段の生活の状況からすると、私たちに繋がりやすい波動にするというのは、きわめて難しいといえます。したがって、例えば今のように何人か集まって、真剣に心を込めて繋がる練習をする、あるいは1人でも静かなところで自分の魂に許可を得て真剣に私たちを呼ぶ、そうすると繋がりやすくなります。
私たちはあなた方からの願いがあればいつでもそれを聞くことはできます。でも、今、言ったように高い波動の世界というのは常に根本的に調和や規律を前提とし、生命を生かし、喜びがあり、そして全員がそこでうまく成長していけるという規則が根本にあります。したがって自分だけ得になるような願いや、人よりも上に行きたいとか目立ちたいというエネルギーは私たちにはまったく入ってきません。したがってそれを実現させることは不可能なのです。
皆さん方が私たちと接するときは、そういう意味で自分が得になるとか自分のためだけのご利益的な感じで接しようとしても、私たちには通ずることはありません。むしろ、自分が成長するために何が必要なのか。あの人を癒すためにどのような方法が良いのか。常にそういった観点で、私たちと接していただきたいと願っております。
今日、皆さん方とお会いできた印に、それぞれ記念品をおいていきます。人それぞれ違いますが、私にあったことがあるという印ですので、ほかのマスターたちがやってきても、すぐにそれが分かるようになっております。これを機会に、私とのコンタクトをもっともっと緊密にしていただければと思っております。それではありがとうございました。
おそらく皆さん方はこのエネルギーをあまり御存知ないことでしょう。今まで、エネルギーというととても意味がるものと思われていました。例えば愛に満ち溢れたエネルギー、生命を生かすエネルギー、人々をなごやかにさせるエネルギー、宇宙を調和と規律で常に維持していくエネルギー、そういうようなエネルギーが中心でした。
でも、この宇宙にはいろんな種類のエネルギーがあります。あなた方の想像もつかないようなエネルギーがまた無数に存在しております。私はその中で、また特殊なエネルギーといえます。生命とは直接的には関係しておりません。でも、あなた方とはとても強い関係を持っております。
人間という種族は自分たちの成長のために自分で工夫をしながら、いろいろと行なうことができます。ほかの生命体はそこまでは能力が与えられておらず、与えられた環境の中で学んでいきます。人間は自らのエネルギーによって自分の環境を変えることができます。そして自分をさらに成長させる。その成長の仕方そのものも変えることができます。人間はそういう特別な存在として造られております。
この人間がこの地上に現れて活動を始めたとき、私たちはとても関与したことがありました。人間を正しく成長させるためにどのようにしたらよいのか。皆で考えたことがありました。人間は自分でいろんなことができる能力を持っているが、それに気づくまではいろんな過ちを犯すことが考えられるため、それをいかに小さい範囲に留めておき、真の気づきにもっていくか。なるべく少ない間違いで気づくためにはどのような仕組みが良いのか。それを皆で考えました。
あなた方の言葉で理性とか知性とかいう働き、これは私たちが造った一つの証です。それによって自分は常に判断でき、行いを確認することができる。常に自分たちの行いが正しいかどうかを自分で分析することができる。こういう働きを人間に入れておきました。これによって常に自分の方向性を確認し、そのつど修正ができるように。人間はこの能力を使うことにより、常に正しい方向へ進むことができるのです。
あなた方ももし、常に正しい選択をしたいのであれば、知性そして理性をもっともっと開発させ、そして常に光の方向へ進んでいかれるのを望んでおります。私たちはあなた方とコミュニケーションをとることができて、とても嬉しく思っております。それではありがとうございました。
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