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1996/11/1■金曜勉強会から

人間に神々のエネルギーを流すことが目標

@神が一人ひとりの心に入り込もうとしている(サナンダ)

私はサナンダ。あなた方とまたお話をするためにやってきました。今まで、いろんな私のエネルギーやそれにまつわる話をしてきました。今日はまた別の方法で私の現れを説明してみたいと思います。皆さん方はどうしても、宇宙の存在というと、まず生きていて、形があって、話すことができる。こういうイメージを当然のごとく、造るでしょう。でも、今言ったことすべて、本来の私にはできないことなのです。

私は本来、話といったことはほとんどしません。現れ自体が表現であり、表現自体がコミュニケーションなのです。私たちの世界ではそういうコミュニケーションの仕方をとっています。私たちの世界。あなた方からみたらまず惑星のようなものがあり、そこでいろんなものが生活している生命体を思い浮かべるでしょう。でも、私たちの世界ではあなた方の認識ではまったく想像もできない状況となっております。

あなた方は目で見て形を識別します。耳で聞いて表現を理解します。触って物体を認識します。私たちはいずれも使っていません。でも、相手の表現をすべて分かることができるのです。分かるのです。そのままで。例えば、私がミカエルとコミュニケーションをとるとしましょう。ミカエルは本当に目映いばかりの光を放っている。光そのものがミカエル。光そのもの。で、私がミカエルと何か相談をしようと思う。その瞬間に私とミカエルはもうお互いに一つになって、やり取りを行ないます。

何かを向こうで表現しようとして私にエネルギー的な反応を起こさせる。私はそれを感じて、また何かエネルギー的な反応を起こす。また、ミカエルがエネルギー的な反応を戻す。こういう風にしてエネルギーのやり取りが行なわれていきます。その瞬間瞬間で、すべてが分かっていきます。何を説明しようとし、どういう理由で、いつから、何でこうなったのか。それが一瞬の内に伝わってきます。私もそれを理解した瞬間に、一瞬のうちに表現を戻します。お互いにこうやってコミュニケーションをとっております。それでお互いに合意ができると、納得したようなエネルギーが流れ、それでまた別の意識として行動を始めます。

私たちの世界はそういうコミュニケーションをとっております。ほかにもいろんな宇宙存在がいて、頻繁にコミュニケーションをとっております。例えば、私からみた場合に、アダミスは、色で見ると少し緑っぽい色なんですが、とても面白いエネルギーの波動を持っております。ミカエルに比べると、本当に柔らかい感じのエネルギーを持ち、ほんのりとした少し冷ややかな冷たさがありながらも、何となく奥にまで染み通ってきて、こちらがじ〜んとするような感じのエネルギーを放ってきます。

ところがアダミスの言葉あるいは表現の一つひとつがとても素晴らしく、智慧があり、いろんなことを含んでいて、とても素晴らしい叡智が感じられ、そして相手のことを本当に思って思って思って、本当に慈悲に満ちた表現が一瞬のうちに伝わってきます。アダミスは本当に素晴らしいエネルギーです。

あなた方は馴染みがないかもしれませんが、ロラディスという意識があります。この意識は私たちから比べれば女性的なエネルギーで、とても柔らかく、美しく、それこそ女神のような輝きを持ち、私たちと一緒にいるだけでとても楽しくなってくる。何か私を包んでくれる。そういうエネルギーを放っております。彼女もとても素晴らしいエネルギーです。

あなた方はほかにもいろんな宇宙の存在を知っております。でも、例えばアシュタールコマンドのようなのは必ずしも私たちと直接に話をすることはできません。アシュタールコマンドは基本的にはこの宇宙の外に存在しており、特別な方法でこの宇宙の中で働きを行なっております。これを説明すると、また非常に複雑になるのですが、私たちがアシュタールコマンドとコミュニケーションをとろうと思うときには、そう思った瞬間に何か、いわゆるプロジェクション、分身のようなものを私たちの目の前に造ります。そして私たちがそれを相手にコミュニケーションをとります。一通りの用件が終わると、それは消えてしまいます。

でも、アシュタールコマンドは宇宙の外ですべてを理解して、そこで活動しております。必要性があるときに突然現れてきて、すぐいなくなる。本当にとらえどころのない存在でありながら、いつでもどこでも自由に現れてきます。その時ごとに現れてくる様子がまた、それぞれ異なっております。あるときはとても素晴らしい光だと思えば、あるときはとても重々しいエネルギーであったり、あるときはまったく存在感が分からないような希薄の状態であったり、いろんな現れ方をして出てきます。本当に、アシュタールコマンドは不思議な存在です。

私たちの世界ではそういう風にして、いろんな存在とコミュニケーションをとっております。そして私自身はそういう存在とコミュニケーションをとりながら、自分自身は自分の成長のためにいろんなことをやっております。私は宇宙全域に浸透しております。でも、ただ単に浸透しているだけでは成長がなされません。それぞれを成長させる。

私が成長するということはどういうことか。私の意思によってすべてが確実に美しく輝いていくようにする。自由に、私の意思によって、光り輝いていくように宇宙をもっていく。そういう意味では、今、私はこの宇宙にすべて蔓延して存在していながら、自由にならないものがまだいくつかあります。特に、人間という種族という場合。

人間には私のある種のエネルギーが入るようになっていますが、完全には入り込んでいないために、中々、私の思う通りに動いてくれないことがあります。これが私にとっての一番の大きな課題となっております。もし、人間がすべて私たちの思い通りに動いてくれるようになれば、もっともっと素晴らしい輝きがこの宇宙に現れてくるでしょう。私に限らず、ほかの多くの神々たちもそれを望んでおります。

人間にもっともっと神々のエネルギーを流すことができ、その思いを実現させてくれたら、宇宙は根本から変わっていく。すべての人間にすべての神が流れていくようになると、本当に素晴らしい宇宙になるでしょう。また、それを目標にして、私たちは頑張っております。この地球が新しい惑星に変わっていく。皆がそのために役割を演じてくれている。基本的には皆の魂が初め地球にやってきて、そこで自分たちの役割を造り、経験を経て成長し、そして地球に奉仕するという目的でやってきました。

ところが、前回、話にあったように、地球に来て転生を重ねる前に、必ずこの地球の管理者に許可を得る必要があります。そして許可を得に管理者に行ったところ、ある時点がきたら地球上で学んだ意識が必ず神の管理下に置かれるように条件付けられている。それを納得してくれるのであれば、地球で奉仕して構わない。このように管理者から言われております。

したがって現実に地球で転生を重ねている人間はすべての魂がこれをはじめから理解しておりました。いつかの時点であなた方は神の管理下に置かれるということ。そうしないと、神はすべての人間に直接、入り込むことができなかったからです。また、今、地球上に今、生まれている人の魂はすべてそれを知っております。にも、かかわらず、ほとんどの人間は3次元的には理解していない。ここが大きな問題となっております。

今まで、皆さん方は神が自分の中に宿り、自分が神であるということを宣言する。これに大きな抵抗を持っておりました。自分が神であるはずがない。ほとんどの人はそういう考えでいました。でも、皆さん方の魂は初めからそれを理解し、知っていたのです。いずれは神がそこに宿り、そして地上で神の役割を演ずる時期が来るということ。ここにいる皆さん方でも、まだ完全にそこまで実感をもって行動している人がほとんどいません。まだ、自分は人間の延長という考えであり、とても神なんて口には出せない。そういう人がほとんどです。

でも、私たちの見方からして、皆さん方のエネルギーの質はとっくの前に人間とは違っております。本当に、エネルギーのよく分かる人がいたら、皆さん方のエネルギーの体はもう普通の人間とはまったく違っているということに気がつくでしょう。確かに肉体は今までの肉体を使っていますが、それはまだ地球の波動が低いためにそうせざるを得ないからです。

いずれ地球が新しい波動に大幅にシフトしたときに、皆さん方はこの3次元の肉体を継続することができなくなります。そして一時的に宇宙船に連れてこられ、新しい体と交換されるでしょう。でも、皆さん方は新しい体を受け入れられるように、もう準備が整えられ、そのためにエネルギーを何度も何度も変えているのです。もう、皆さん方は新しい体をまとえるだけのエネルギーが付けられているのです。

ほとんどの地球人はそれ以前の段階であり、まだエネルギーの体そのものが3次元のエネルギーの体になっています。したがって地球が新しい波動に変化したときに、ほとんどの人は肉体どころかエネルギーの体そのものも地球には残れなくなってしまいます。まったく地球に関係することができなくなってしまいます。でも、そういう人間ばかりだと、地球は存続できないのです。

最低限必要な人間の数、エネルギーの数が決まっており、これに達しないと地球そのものが成り立たないのです。あなた方だけ残っても、ほかのユダヤ人や民族が一人もいないとなると、地球が成り立たないのです。従って、これを地球全体に広げるということ。これが本当に必要なのです。この地球において、大和のエネルギーを使いながら、私たちのエネルギーも広げていく。皆が自分は神であり、皆、繋がっており、一つの願いのモトで皆で地球を素晴らしい星に変えていく。そういう思いを本当に身につけることが必要なのです。

皆さん方は、日常生活でいろんな事が起こるために、中々、宇宙に専念することができない、というのが本音でしょう。それはよく分かります。あなた方が辛いのもよく、分かります。でも、私たちからは何も言えないのです。なぜならば、一人ひとりが感じている辛さや、いろんな悲しみは全部、自分が造ったものだからです。私たちが与えたものではないのです。ですから、どうしようもできないのです。私たちが造るということも許されていない。自分で造り、自分でそこに置いたから、自分で取るしかないのです。

私たちが3次元のことにあまり介入しないのも、その所為です。私たちが宇宙のことしか話せないのも、その所為です。でも、一番必要なのはその3次元世界で苦しみや悲しみを経験しながら、自分の造ったものだということを理解して手放していく。一つ一つ手放していく。これが必要です。自分が造ったということにまず意識をもっていって欲しいのです。決して他人の所為にしないように。時代の所為や社会の所為や、ましてや宇宙の所為にしないように。自分たちが造り出してしまった苦しみや悲しみ、心の痛み、しっかりとそれを理解して欲しいと思います。

あなた方一人ひとりにいろんな神々たちが入り込もうとしております。そして一人ひとりが神の役割を地上で演ずることができるのを願っております。


A今、真の神の光とエネルギーが必要となっている(創造主)

あなた方のすべてを創造した大元である。今の話にあったように、私たちは人間の体に完全に入り込み、そして地上で役割を為すことを考えている。しかし、あなた方は自分の意識は当然、はっきりともっている。私たちを信じなければ繋がることはない。しかし、私たちを否定するものは地球に残れない。

私たちはいろんな計画を造って、今に至っている。一人ひとりが私たちの役割をいくつかを必ず、受け持っている。自分にしかできない役割をそれぞれが持っている。ある者はそれこそいろんな神社仏閣の中で光を少しずつ広げていき、古いエネルギーを完全に手放すための役割が与えられている。これからはそれがどんどん加速していくだろう。普通の人類はこれまでの宗教には関心がなくなってくるだろう。魅力がまったく感じられなくなる。しかし、それを否定的な感じで排除するのではなく、神の愛をもって正しいエネルギーと繋げていく必要がある。そういう役割を持つものがここに1人いる。

また、ある者はいろんな体験を重ねながら、自分をよく理解し始め、その経験した内容をほかの人に知らせていくことにより、どのようにしたら次第に神が理解でき、そして繋がることができるようになるのかを説明してあげられるのが得意になる者がいる。そのためにわざといろんな経験を積んできた者がいる。これまでの経験は単にたまたま経験したのではなく、いかにもそのために経験してきている。いろんな人間に話すことができるように。いろんな経験談を人々に話すことにより、多くの人に伝えることができる。

またある者は、自分の直感だけですべてを信じ行動してみて、本当にうまくいったという自信が芽生え、直感がいかに大切かということを教えるための役割を持っている者がいる。あれこれ考えず、直感がきて、自分はそれに合わせて行動していく。そうすると、すべてがうまくいった。これを実証し、楽しさを話していく。この役割を持つ者が何人かいる。

またある者は人々といろんな話をしながら、常に真理をそこに見い出し、人々の話の中でも必ず神がそこに存在しているというのが実感でき、人と話することの楽しさがまた一段と増えてくるのを感じ、自分がどんどん楽しくなる。それだけで構わない者がいる。自分が楽しければ、人と話す楽しさ、人の言葉の中に神を見い出す。だから人と話すのが楽しい。それを理解して、どんどん喜びの波動を見い出していく役割がある。

またある者は、自分がこれまで学んできた知識や概念、これが何と無意味なものであり、本来の光とはまったく違ったものであるかということに気がつき、そして改めて光を求めて進んでいく。しかし、どこへ進もうとも今までの概念がすぐに邪魔をし、思うように進まない。それでもひたすら、光を求めて歩く。どこまで行っても概念が邪魔をし、また光へと軌道を修正する。それによって人間の造った概念がいかに執着的なものであり、いかに人間をここまで堕落させてきたかという原因がよく分かるであろう。

それによって改めて概念の強さ、執着、それを理解し、人々の言葉一つひとつに、その無意味さや手放すことの大切さを教えることが必要になってくる責任感が沸いてくる。そしていつかの時点で、人々の概念を本当に変えるためにはどのようなことが必要で、どういう日常の暮らし方が必要なのかが自分で分かってくる。そしてそれを少しずつ、ほかの人に教えていくことにより、ほかの者がよりよく概念を手放すことができる。そういう方法を教えてあげる役割の者がいる。

それぞれ、神のエネルギーが必要となっている。自分だけの能力では必ずしもうまくいかない。神からエネルギーをもらい、それを使うことによりうまくいく。なぜならば、それぞれ自分にとって必要な人間が目の前に来る必要がある。これは神のエネルギーを使って、その時に必要な人間が目の前に来るように設定することができる。そしてお互いにエネルギーを交換し合う。こちらからは神の愛と光を相手に流す。相手はそれをハートで受け止め、真実だということに目覚めるであろう。そして相手の心に神の光を定着させてあげる。そうすればその者がまたほかの者に光を伝えていく。

神の光が必要となる。全員、それぞれが神の光を必ず手にすることができる。神は拝むものではない。自分が神である。そのエネルギーを強くすることが必要である。あなた方に私のエネルギーをしっかり流すので、定着させて欲しい。

私たちは今、この地球を造り変えるためのいろんな準備を進めている。しかし、頻繁にその計画が変更されている。ただ単に、うまくいかないという理由ではない。途中でもっと素晴らしい方法が 見つかったときに、そちらの方を採用して大きく変えることもある。いろんな条件が重なって、計画がどんどん変わっていく。したがってあなた方は私たちの計画をいちいち知る必要はない。知ったところで無意味だ。だから、私たちが何をやろうとしているのかを感じとる必要はない。

それよりは自分が何をなすべきか。それだけを考えるように。それ以上のことを考える必要はない。自分がどういう役割を地上で演ずることができるか。それだけを感じて欲しい。あなた方が少しでも、自分たちの役割に目覚めるように。これから神との接触ももっと頻繁に行なって欲しい。もっと自由に神のエネルギーを降ろして、呼んで、使って欲しい。

私たちからはここまでにします。ありがとうございました。


B繰り返される男女間の愛憎劇(ロラディス)

今晩は。私はロラディス。先ほど、説明がなされたロラディスです。皆さん方と話をするのは実は3回目ぐらいです。今までは別の名前で出てきていました。ロラディスという名前では初めてです。いろんな意味があって、今まで別の名前で出てきました。でも、本来はロラディスという意識からやってきています。

私は日本からは女神のようなイメージで扱われることがあります。そして紫色のシンボルでよく現されます。でも、私は皆さん方が思っているような日本の神とは直接、関係を持っておりません。エネルギー的には近いものがありますが、皆さん方の日本の神は私とは別のところから出ています。したがってそこを混同しないようにしておいてください。

私は主に人間に関しては、人間関係とかそこの間における愛情的なもの、そういったところに強く関係しております。男女間のいろんなエネルギーも私に関係しております。皆さん方が毎日のように悩んでいるのも、私の所為です。ですから、今まで出るのが恐かったのです(笑)。

なぜ、このようなエネルギーを創ったのか。人間というのはとても面白い働きをしております。相手のエネルギーが分かる。これがまずとても素晴らしい働きです。一人ひとりのエネルギーを感じとることができるのです。普通は単にイヤだとかコワいとか、冷たいとか、そういう雰囲気で感じるでしょう。また、好きだとか嫌いだとかいうのもエネルギーとして造られます。

男女間においては、また複雑なエネルギーがそこに関与します。男性は女性を求める。女性は男性から求められることに喜びを感じるように、造られております。これはとても不思議なエネルギーです。まず、お互いに協力し合うことにより、とても大きな喜びが得られます。一体感を感ずることができます。そして常に一緒にいたいという思いが沸き起こってきます。これはこの宇宙の存続のためにとても大切なエネルギーです。

というのも、人間は集合意識ではないために、個別の意識が前提となっております。黙っていると、別の意識同士が常に排斥し合い、お互いに非難し合う状況ばかりが造られてしまいます。お互いが本来は一つであり、協力し合うことの喜びをどこかで造る必要があります。しかし、それをどのようにして実現するか。

ほかの生命は本質的にそういったことが理解されているのです。わざわざそういうエネルギーを造らなくても、ほかの生命は、お互いに必要としいずれは一体となるといったことを理解しております。また、本来、一つであるということも理解しております。でも、人間はまったく理解していないように造られております。したがって人間が異性を求めるというエネルギーと、ほかの動物が異性を求めるというエネルギーはまったく違うということをまず理解しておいてください。これは人間だけのエネルギーなのです。

人間が異性を求める。ほかの動物は異性を求めるという以前に、はじめから一つであるという感覚をもっています。はじめから一つであり、元々同じ生命として活動しているというのを理解しております。人間は、はじめは自分一人であるという認識を持っております。したがってはじめから何か寂しい、悲しいという思いを奥底に持っております。普通の人はそれを少しでも和らげようとして、別の者に求めていきます。

男性は女性を求め、女性は男性から求められるのを求めている。それを本質的に、あなた方は一つの喜びとして身につけております。でも、これはあくまでも感情的なエネルギーとの関係により造られたものであり、もし喜びが宇宙的な喜びに進化してくれば必ずしも男性と女性との求め合いはなくなっていきます。まだまだ、喜びが3次元的な喜びに留まっており、宇宙的な喜びに育ってきておりません。ですから、男女間の愛憎劇がいまだに続いているのです。

いつかの時点でこのエネルギーをもっと高いものに変える必要があります。ただ単に異性を求めるというエネルギーではなく、本来、全部、同じ生命として生活しており、単に役割の違いがそこにあるだけ。そういう風に意識が変わってくると、男女間のいろんなエネルギーも自然と変わっていきます。求める、求めないといった発想自自体がどんどん消えていきます。あとは自分にとって必要なものが何であり、それがほかの人の持っている特徴であるというときに、そこに行ってエネルギーを交換するでしょう。

したがって男女間のいろんなエネルギーのやり取りも、新しい時代においてはかなり変わったものであるということを理解しておいてください。ただ、今、皆さん方が持っているような感情のエネルギーをそのまま持ち越してしまうと、同じような事が起こるために、新しい時代では住めなくなってしまいます。

新しい世界で、新しい愛を育てるためには、皆さん方が造ってしまったいろんな3次元的な愛の感情をかなり修復する必要があります。新しい波動の愛に変えていく必要があります。お互いに異性を見たら、ただ単に自分の快楽のために存在している、自分を満たすために存在しているという思いが強い人は、それを本当に変えていく必要があります。もう、それは執着になっているからです。そういう意味で、男女間の関係といったものがこれからの新しい次元に変わっていくと同時に高い愛に変わっていくのを望んでおります。

いろんな感情、いろんな愛がこの地球上で造られました。学びとしては本当にいろんな種類の学びがそこにありました。でも、男女間の愛憎劇が特に一番目立った感情でした。地球上での感情の勉強のほとんどが男女間の愛憎劇に尽きるでしょう。これからはなるべくそういう波動にこだわらずに、もっと広い観点から人間関係における感情や愛を育てて行って欲しいと思います。

私たちはいろんな観点で人類と接しております。今は感情について話をしました。この次、皆さん方と会うときは、また別の観点で話できるのを楽しみにしております。ありがとうございました。


Cアシュタールコマンドの姿についての補足説明

私たちが少し話をして休憩にしたいと思います。今、いくつか話された中で、少しだけ修正をしておきます。サナンダの言葉の中で、アシュタールコマンドの説明が必ずしも完全にそうではないというのを修正させていただきます。アシュタールコマンドはいろんな現れ方をしております。そして宇宙意識としてのアシュタールコマンドがいれば、宇宙船の中のアシュタールコマンド、そして単にエネルギーだけのアシュタールコマンド、いろんな形で存在しております。

宇宙船の中にいるアシュタールコマンドは基本的に宇宙人としての形態をまとっております。これは肉体をもったアシュタールコマンドといっても構いません。彼は一時的に造られたものではなく、基本的に宇宙人としての肉体をまとい、そしてその寿命が尽きるまで生命活動を続けております。したがってこの場合のアシュタールコマンドは必要性があって現れ出たものではなく、あくまでも人間としての体験を重ねるために造られた普通の生命体という風に理解しておいてください。

私たちはそれだけを補足説明をして、終わりにしたいと思います。ありがとうございました。


Dパートナーとの関係について

さて、今の(休憩中の)話で少し、説明をしておきます。今まで、皆さん方といろんなテーマをここで話してきました。でも、男女間に関する話題がいちばん皆さんの興味であることは前から分かっていました。それぞれが感情的に抱いている問題のかなりの部分がそこに尽きます。でも、これは一人ひとり違う経験があり、思いも違い、また初めから約束されていることも一人ひとり違います。したがって一般論で話すのは極めて難しいのです。かといって誰かの特定のことを話すと、またそれが勘違いされてしまいます。

それはその人だけの解決策や問題であり、ほかの人にも適応できるということはほとんどありません。カルマ的にそうならなければならない状況になっている人がいれば、カルマとは関係なしに単に造り出されたエネルギーであることもあります。いろんな条件があるために、ここで話をするというのは危険性があるのです。ましてや、書物として世に出ている以上、それを読んだ人が勘違いしないように、私たちは表現していく必要があります。したがって軽々しく、誤解されるような表現をしないというのが私たちのやり方なのです。

ただ、今の話の中で、ほとんどの人が男女間のことについて、何らかのエネルギーを心の中に持っております。ある人は常にとても素晴らしいパートナーがいるというのを前提にして生活しようとしております。でも、これは今の3次元世界では不可能です。なぜならば、そういうエネルギー自身がこれまでの転生で何度も何度も造られたものであり、お互いに素晴らしいパートナーを求めて愛憎劇を繰り返してきました。

自分の理想とするパートナー像を相手に求め、それを理想化してしまう。相手が自分に合わないというところはすべて自分の理想に合わないだけのことであり、相手が悪いのではありません。自分の造ったイメージがそうさせているのです。相手の所為ではないのです。それに気づいていない。パートナーと自分が合わないときに、相手がおかしいと普通の人は考える。そうではなくて、自分の造ったイメージが相手の実際と合わないということにまず気づく必要があります。相手を認めていないで、理想を求めている。素晴らしいパートナーというのを求めている。

素晴らしいパートナーとは何であろうか。相手の本質ではなく、自分のイメージがどうであるか。これとの兼ね合いの方が問題なのです。つまり、素晴らしいパートナーというのは、自分が素晴らしいパートナーとして認めるイメージをどこに持ってくるか。どちらにしても、実際に目の前に現れてくるパートナーや異性はその人の持っているエネルギーに応じて現れてきます。その人の持っている執着のエネルギーや男女間のさまざまなエネルギー、それによってお互いが傷つけられます。

したがってお互いに同じ波動のところが必ずどこかにあります。お互いに求め合うのも、お互いにけなし合うのも、否定し合うのも、同じエネルギーがお互いに備わっているからです。それに気づかず、普通は相手の所為だけにして、終わらせようとします。お互いにそれを言い合います。お互いにカルマを造り出します。これを延々と続けております。

目の前にその人が来ると、イヤになってしまう。それは同じエネルギーを持ち、そのエネルギーが表に出てくるからイヤになるのです。そこから逃げようとする。残念ながら、逃げてもエネルギーは解消されません。ほかの同じエネルギーを持った人が目の前に現れ、同じような感情を抱くでしょう。自分がそのエネルギーを持っている限りは何も解決にはならないのです。自分自身の心の中から、その愛憎を生み出すエネルギーをつまみ出す必要がある。

愛憎を生み出すエネルギー。自分の都合の良いように異性を造り上げてしまい、そして自分が満足するように相手を指図してしまう。相手をコントロールするエネルギー。まず一番大きいのはこのエネルギーです。自分の都合の良いように相手をコントロールする。そしてうまくいかないときに、責任を相手の所為にする。相手が言うことを聞かないときに不快感を生じ、怒りを発する。したがって一番はじめは、自分が相手をコントロールしようと思うときに造られてしまう。

パートナーを求める。何を目的として求めるか。もし、相手をコントロールするエネルギーが少しでもそこに入っていたら、たちまちまた愛憎劇を繰り返していくことをはじめによく理解しておいた方がよいでしょう。本当に、良きパートナー関係を造りたいのであれば、相手を決してコントロールしようとは思わないことが必要です。どのような選択を相手がとろうともすべて許し、また自分の都合の良いように相手を言いくるめようとか、そうさせようとか言う気持ちは一切、出さないようにする。これが必要です。

これがまだ、身についていない人はこれを分からせるためにいろんな現象が起こってくるでしょう。パートナーの間で何度も同じことを繰り返し、常にその間でやり取りが行なわれている場合、まだまだそれを学ぶべき課題が残っているということを理解しておいてください。ただ単に、理想だけを求めて願望が肥大化し、頭の中にはパートナーのことしかない人もおります。このエネルギーも意外と強いものがあります。

このエネルギーがどのようにして展開されていくか。それぞれの造り出した妄想によるエネルギーはその人の頭の中に完全にはびこってしまいます。そして外でいろいろと歩いたり行動しているときに、同じ波動のエネルギーがそこに入ってきます。そしてお互いに共鳴し合います。いろんな妄想が頭の中で起こり、思いを巡らす。雑念のように、いろんな思いが沸き起こってくる。これを繰り返すことになります。

パートナーを求めるというのは必ずしも悪いことではありません。否定的なエネルギーを伴いながら、パートナーを求めることが問題なのです。つまり、パートナーをうまく目の前に用意させ、そして自分が楽をする。自分の都合の良いようにもっていく。できるだけ自分が良い人間であるかのように演出させる。そういう思いを持つと同時に、否定的なエネルギーが一挙に押し寄せてきます。

パートナーに何を求めるか。 ...相手を成長させる。これを今すぐ、答えられた人がどれだけいるか。これがすぐに答えられない限りは、まだパートナーとの修行が終わっていないということです。それを自分なりに良く分析しておいてください。

さて、最後に別の話題を話して、終わりにしましょう。今日は、また宇宙のいろんなエネルギーを皆さん方に感じてもらいました。それぞれ、自分なりに思うところがあったでしょう。私たちは今、あなた方の準備に向けて、いろんな仕組みを造っております。それぞれが大切な役割を持っております。

これから、それぞれの役割が何となく分かるように、インスピレーションや直感あるいはシンボルやエネルギーで流してみますので、自分なりにどういう役割が望まれているのかを感じとろうとしてください。それでは、少し、長い間、感じておいてください。では、始めます。

必ずしも、言葉で明確に理解しようとはしないでください。受け取った雰囲気を大切にしておいてください。これからも、まだ何度かあなた方に同じような感じで、雰囲気的に感じていただく機会を造ろうと思っております。それでは、今日はここまでにいたします。ありがとうございました。

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