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1996/10/17■木曜瞑想会から

アルコールの摂取について

@糖分の摂取とアルコール(ラファエル)

こんにちは。それでは今、質問があった件から先にお話をしていきます。まず、糖分の摂取についてですが、あなた方の肉体を維持するためには糖分を無視することはできません。問題は、それを本人がどの程度まで許容範囲を持っていて、それを超えた場合にどのように影響が出てくるか、そういうことが問題になっていることと思われます。基本的には、あなた方のごく普通の食事をしている分においては、糖分は十分に満たされております。いろいろの植物の中とか、果物や野菜の中にも当分は含まれており、日常の食事の中の量において、その糖分は十分に満足されております。

必要以上に糖分をとると、それが少しずつ影響を及ぼし、あなた方のコレステロールとか、いろいろなところに影響を与えるようになってきます。どこまでが許容範囲で、どこから問題が出てくるのか。それは一人ひとり、まったく違ってきます。したがって、一般論で話すのはきわめて難しく、どうしても抽象的になってきます。

基本的に、本人の肉体の状況を見て、もし肉体的に何か不都合なところがある時には、何らかのアンバランスが生じているということを自分で理解した上で、その原因を自分なりに調べ、それを自分でコントロールしていく。そういうやり方をそれぞれが学ぶようにしていってください。ただ、日常のごく普通の生活をしている分には、糖分についてそれほど意識するほどの問題はありません。

ほとんどの人は、糖分を摂ることにより、血液とか、いろいろなところに影響を及ぼすという風に教えられているために、何か糖分が悪い原因になっているかのように捉えられている傾向があります。実際には、必ずしも、そういう状況にはなっておりません。まだまだ、あなた方の科学や医学に関しての認識が真実とは合っていないために、いろんなところでかなりこじつけたような理論が展開されております。

糖分そのものに問題があるわけではなく、基本的にはその人の肉体に対する想いや考え方がかなり肉体に影響を与えており、栄養が必ずしも肉体にそのまま悪い影響を与えるといったことはほとんどありません。したがってどのような糖分を摂取しようとも、それだけで肉体がおかしくなるということはないというのをまず、理解しておいてください。

アルコールについてですが、確かにこれについてはいろいろの見解があります。特に、宗教的な理由で、アルコール自身を否定したり、あるいはその存在自身を罪悪のように認識している人もおります。これは宇宙的な観点で説明すると、あなた方にとってはまったく理解できない状況になってしまいますので、かなり3次元的な見方から説明をしていきます。

まず、アルコールこれ自体はこの地球上の歴史において、とても大きな役割を持っております。あなた方が物事を摂取する、体の中に取り入れるという場合に、これまでは食べ物を口から入れ、そして自分の内臓でいろいろ消化し、体の中に取り入れ、不要物を出していく、こういう一連の働きの中で、いろんな食生活を営んできました。

そういう人間の肉体の作用の中で、アルコールというのはとても不思議な意味を持って存在しております。つまり、必ずしも人間に栄養を与えるという役割ではなく、それ以外の役割をもって人間の口から体内に取り込まれていきます。これがほかの食べ物とはまったく違う意味を持っており、アルコールだけの独自の役割があって、人間の体の中に入っていっております。

アルコールは人間のどのような役割を与えているのか。アルコール自身は肉体に影響を与えるのではなく、むしろ人間の想念や思考に影響を与えております。アルコールを摂取することにより、肉体的な作用がだんだん正常な働きからずれてきて、それ以外の人間のエネルギーの部分が少し乱れてくるという状況になります。人間の持っているエネルギーが少しずつ変化することにより、その人の想念のエネルギーが正常な働きとしては活性化されなくなってしまい、それが全体的なバランスを欠くものとなって、影響してきます。

その結果、ほかのいろいろなところからやってくるエネルギーが正常に体に影響を与えずに、かなり変則的な感じでそれぞれの人間に影響を与えるようになってしまいます。あなた方の言葉で分かりやすく言えば、自分にとって良くないエネルギーが体の中に入ってきたり、体にまとわりつくという現象が起こります。それによって自分にとって好ましくないエネルギーが体につきまとってしまいます。

アルコールを摂取した場合には、往々にしてこう状況が起こってきます。このようにして、アルコールは肉体そのものでなく、エネルギーの体全体に影響を与え、ほかのものに対しての抵抗力が極めて疎かになり、エネルギーがかなり影響を受けやすくなるという風に変わってきます。

なぜ、このような役割をアルコールが担っているのか。これは地球上の永い人間の歴史において確立されたものであり、かなり太古の昔に、この力によっていろんなエネルギーをコントロールしたり、自分の肉体以外のエネルギーに影響を与えるといったことを望んでいた人間がいました。それがこのアルコールの力を借りて、いろんな影響力を与えようとしたことがありました。

人間自身がそれにいろいろ、気づかなかったうちは、ただ単においしいとか気持ちよいという観念でアルコールを摂取していきました。しかし、本質はただ単においしいというのではなく、それによってほかの人のエネルギーをおかしくし、そして自分のエネルギーによって他人をコントロールしやすくなる。そういうことを身につけた存在が一番はじめに居て、そのエネルギーがほかのところへの影響を強くしていった、というのが発端になっております。

したがって、アルコールの歴史そのものはある意味ではとても悲しい歴史から造られております。そういう意味では、アルコール自身はなるべく自分では摂らないようにし、そしてその影響力を受けないようにするというのが理想的という状況でもあります。ただ、今の社会において、アルコールを一切、抜きにするというのは極めて難しい状況であり、おそらくあなた方もそれは無理なことでしょう。

アルコール自身が必ずしも否定はできないという状況であるために、もし自分たちがアルコールと正しく接するためにはどうしたらよいか。先ほど言ったように、アルコールをとることにより自分のエネルギーが乱れてしまい、ほかからの影響を受けやすくなってしまう。つまり、アルコールを摂取しても、自分のエネルギーがほかからの影響を受けにくいようになっていれば、結果的には問題はありません。

したがって、まずアルコールを摂取する前に、自分のオーラを確実に強く保ち、アルコールを摂取してもほかの不要なエネルギーはこの中に入ってこないという条件づけを明確にし、また自分がどれほどアルコールを摂取しても自分のエネルギーは乱されることはないといったことを確立する必要があります。そうすることにより、アルコールを少し摂取しても、ほかからのエネルギーの影響は受けにくくなるでしょう。

もし、まだそのエネルギーの確立ができていないという人であれば、アルコールを摂取するとやはり影響を受けることになってしまいます。したがって、その人自身がアルコールをとっても影響を受けないというエネルギーが確立されていれば、アルコールは問題ないと言えます。したがってそのレベルになってくると、一人ひとり状況が違いますので、あとは一般論で言うことが難しくなってきますので、個別に判断をしてみてください。

できれば、アルコールをとらなくても自分のエネルギーを確実に強いものにし、ほかからのエネルギーの影響を受けにくくするというのを確立させてから、アルコールを摂取するようにしていただけると、多少、アルコールを摂取してもほかからの影響を受けにくくなってきます。つまり、アルコールを摂取するかしないかにかかわらず、自分のエネルギーを強く保ち、ほかからの影響は受けにくくするという仕組みを造っていただきたいと願っております。

先ほどの、Iさんのご希望で、女神のエネルギーとその定着についてありました。私の話が終わったあとで登場していただくように、今、頼んでおります。したがって私の話を先に終わらせてから、女神に登場してもらいますので、後でよろしくお願いいたします。それでは、少し、私の方から、別のテーマになるかもしれませんが、私なりに感じたことで、あなた方に是非とも理解していただきたいことを少し、話させていただきます。

あなた方は今、日本人の女性としてここに生まれ、そして生活を続けておられます。日本の女性という場合に、ある一つのとても大きな役割が与えられております。日本人は一般におとなしく、控え目で、中々自分から自分の意見を表に出さないという傾向があります。日本人の中においてはこれは美徳であり、素晴らしいことのように教えられてきました。むしろ、欧米人のように、やたらと自分を強調し、目立とうする人間がいると、とても不快な感じを抱くように教えられてきました。

でも、今、あなた方に理解していただきたいことがあるのですが、必ずしも自分を控え目に持っていき、おとなしくしておくことは宇宙から見て、必ずしも美徳ではないのです。必ずしも、それが美しいイメージでもないのです。ほとんどの日本人は常におとなしく、控え目で、自分を表現しない。これを最高のように教えられてきました。でも、宇宙においては、まったく自分が確立されておらず、すぐ他人の言うなりになってしまい、中々意思が造られていないという、弱々しいエネルギーとなって映っております。

日本の女性として生まれてきた場合は、何らかの共通点が過去にあります。いずれも、過去において、自分をとても表現しすぎたという経験を持っております。自分を強調するあまりに、ほかの人から変に思われてしまうとか、影響を与えてしまい自分が何か特別なように思われるはめに陥ったという経験をほとんどの日本人が持っております。

したがって、今、日本におけるおとなしく控え目というエネルギーは素晴らしいものとして与えられたのではなく、ただ単に過去のエネルギーを癒すための場として造られたエネルギーなのです。やたらと自分を強調しすぎる、このエネルギーを解消するために、自分をあまり表に出さないという環境を造り、そこにあなた方が生まれてきて自分をなるべく抑えようとしている学びを今、経験しているという意味もあるのです。

今、日本人が自分たちをなるべく控え目でおとなしくするというのをこの場で学んでおりますが、これは理想的なエネルギーではなく、あくまでも一つの学びの場として与えられたものであり、できることならばこのエネルギー場自身を本来の方向に変えてあげる、表現すべきことは表現するように変えていく、正しいことは正しいと表現し、やはり良くないことは、自分にとって良くないんだということをはっきりと表現する、という場に変えていただく必要があります。

また、日本人はその役割も持っております。日本自身がこういうエネルギーである。だからそれに合わせるというのではなく、それを光の方向に変えていくということ。もっと、活力があり、楽しさがあり、積極的で、もっともっと前に出ていくというエネルギーをこの日本に入れていって欲しいのです。これが日本人自身が日本に対して持っている役割なのです。

その中で、女性という人々がどのような役割を担っているのか。日本の社会はかなり男性のエネルギーがかなり全面に出ております。男性が先に行動を行ない、女性がそれに従って、ただ付いていく。今まで、こういう図式で日本の文化が造られてきました。人間の意識が未熟なときには、このように誰かが先に行き、そしてその後に次のものが続いていく。これは進化の方向性として、ある意味では良いやり方です。

一番はじめに歩く人が的確に正しい道を歩んでいくのであれば、それ以降に続く人も正しく歩くことができるでしょう。ただ、今、あなた方は新しい真理を学びつつあります。人それぞれ、自分の宇宙を創り、それぞれの真理が違っているというのを学び始めております。そうすると、ほかの人の進んでいる方向性と自分の方向性が違うということに気づいてきます。そして今、その時期に入っております。

そうすると、今までのように、誰かが先に進んだ後に、自分がただ従って付いていく、というやり方はもう合わなくなってきます。この日本という社会においても、もう誰かが先に進み、その後に皆で付いていくというやり方は合わなくなってきております。もう、男性と女性の関係も、以前のように男性が先に何かを行ない、方向性を示してから女性が付いていくという図式はまったく合わなくなってきます。

女性は女性で、自分たちに見合った方向性に向かい、自分の考えで歩いていくといったことが必要になってきています。今、女性にとって必要なのは、もう誰かの真似をしたり、誰かの後を付いていくというのではなく、自分は自分のために、自分の足で歩いていくということが必要とされております。

日本の女性は特に、そういうエネルギーが極めて弱く、女性同士の中でも、誰かに先に歩いてもらい、それに自分が付いていく、あるいは誰かが言ったのを参考にしてうまくいった人の後だけを付いていく。そういう構図が完全にできております。この考え方自身が古くからの日本の女性のエネルギーとなっております。もう、そのエネルギーを体から手放して、自分の考えで自分の道を進む、それを確立する時期に入ってきております。

したがってこれからの日本の女性は必ずしも、誰かの後を付いていくというのではなく、自分で自分の道を歩いていくという生き方を確立していただくのを望んでおります。だからといって、男性を無視する必要はありません。男性は男性で学ぶべきことがたくさんあり、男性と女性が協力し合って学ぶこともたくさん残っております。男性と女性は否定し合う存在ではなく、お互いに学び合う仲間としてとても大切な存在です。それぞれが協力し合って、日本のエネルギーを変えることも必要となっております。

ですから、そういう意味で、これからの男性と女性の関係、女性としての生き方といったものも新しい時代に合わせて、選んでいただけることを望んでおります。

それではここで、女神と交代をして、私はお別れをいたします。ありがとうございました。


こんにちは。皆さん方の地上の働き、とても素晴らしいものがあります。今、ラファエルが話されたように、日本の女性はとても慎ましく、控え目で、いつもほかの人を立てて上げるというエネルギーで生活してこられました。

日本の中においてはそれは美しいものとされ、またそうすべきものとして教えられてきました。でも、本当に宇宙からみたら、必ずしも光っていないのです。生きる喜びが感じられてこないからです。生きていて楽しいというエネルギーも入っていないのです。ですから、光が強くないエネルギーなのです。これからはもっともっと自分を表現して、なおかつ人々との調和やバランスを保っていく。皆で仲良く、そして生きる喜びを感じながら、接していっていただきたいと願っております。

今日は私のエネルギーを皆さんに感じていただくと同時に、私のエネルギーをいつまでもいつまでも皆さん方が使えるように、お土産をそれぞれ置いていきますので、しっかりと受け取ってください。それではまず、エネルギーをこれから流します。

それでは皆さんにお土産を渡して、これで帰らさせていただきます。ありがとうございました。


それでは今日はここまでにします。ご苦労さまでした。

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