今日は皆さん方のために何人かの存在を用意してきました。
私は女神です。今までは神のもつ女性的な存在としてあなた方に知られておりました。日本においても、女神は女性の神としていつも扱われております。でも、本来の私はそういう存在ではなく、あくまでも私なりの役割をもつグループの総称と思っておいてください。私たちの役割。この宇宙を常に調和で保ち、皆が本当に喜びに満ち溢れた状態に常に保っておく。皆が少しでも喜びを感じて、それがお互いが常に理解し合い、そして成長することの喜びも感じている。そういう仕組みを創っているのが私たちの仲間と思っておいてください。
したがって女神というのは、何も一つの人間的な女性の神というわけではなく、そういう働きをもつグループの総称として私たちは活動しております。ただ、皆さん方の人間的な見方からすれば、女性の神というシンボルはそれはそれでかなり理解しやすいシンボルとなっております。でも、あくまでもシンボルに過ぎないということを理解しておいてください。
私たちが今日、ここにやってきたのにはとても大きな意味があります。まず、私自身の持っているいろいろのエネルギーを是非とも、あなた方に受け取っていただき、つかっていただきたいと思って、ここに私たちがやってきました。
私たちは日本においてはごく普通のエネルギーのように思われるかもしれません。でも、実際には今の日本の土地において、私たちのエネルギーはまだほとんど使われておりません。日本人は中々喜びを分かち合うといったことが得意ではなく、逆に喜びを自分のものだけにするというエネルギーの方が強く出ている傾向があります。それは私たちのエネルギーとは違います。
私たちはあくまでも、少しでも多くの人同士で分かち合う、分かち合うことの喜びそのものを身につけております。皆さん方にこのエネルギーをぜひとも早く、身につけていただきたいと思います。これから皆さん方にこの私の分かち合う喜びのエネルギーを流してみますので、受け取って、感じてみてください。
喜びを分かち合う。本来の人間は喜びを分かち合えるように、いろいろと造られております。感情というもの、知識というもの、全て自分と違う人間と共有し、そこから新しいものを生み出すために造られた仕組みです。でも、なぜかそれが自分と違う人間がほかにいるという意識が強くなり、自分と他人を区別する方向へ働き始めました。自分と他人がまったく違うものである、そういう意識を強く持ち始め、お互いの共通点がだんだん見えなくなってしまいました。
そのために、分かち合うという気持ちがどんどん薄れてしまい、逆に自分はほかの人とは違う、あの人は私とは違う、そういう違う面ばかりに目を向け始めてしまいました。人それぞれの個性は全員、違いをもち、それで普通なのです。ただ、それぞれの根本に流れている生命、これは全て同じであり、その現れが人それぞれ違うだけなのです。それは経験が違うということ、人それぞれ学ぼうとしていることが違うということ。
でも生命は同じなのです。その原点に戻り、そしてお互いに違う経験を話し合って、喜びを分かち合うということ。これを本当に実践していただきたいと願っております。
あなた方に、私のもつもう一つの側面。常に全体的な調和を保ち、統一された状態にしておくということ。常に全体を保持して、安定させておく。こういうエネルギーも私の現れの一つです。このエネルギーをこれから流しますので、良く感じて受け取っておいてください。
あなた方が常に全体的な調和をイメージしながら、自分の行動をとっていく。そういうことにこれから良い生き方というものを見つけ出すことができるでしょう。少しずつ、そういう方面に意識を持っていって、このエネルギーを活用されることを望んでおります。
あなた方に私からのお土産をそれぞれ渡しますので、受け取ってください。
それではありがとうございました。
あなた方は毎日、とても素晴らしい働き(看護婦)をしております。病に身を伏した人間をサポートし、少しでも肉体的な痛みを和らげてあげる、その人の生命というものを理解させ、自分が何のためにこれから生きていくのかを思い起こさせる場として存在しているところで勤めている。とても意味のある働きを為しております。
でも、多くの人々はその場において、生きる喜び、未来への勇気、前に進んでいく力強さ、そういったものが中々発揮しにくい場にもなっています。まるで、そこで快活に振る舞うことが良くないかのようなイメージが造られております。これも極めて不思議なエネルギーの作用であり、本来、そこで前へ前へと積極的に進むようにもっていくようなエネルギーが、なぜかおとなしくおとなしくなってしまうような環境になっております。
あなた方に前へ前へ進むエネルギーをこれから流しますので、これをあなた方の職場でも活用していただき、周りをこの前へ前へ進むエネルギーで新しいものに変えていってください。あなた方に前へ前へ進むエネルギーと勇気をこれから流しましょう。
このエネルギーを完全に体に定着させ、自分自身が確実に積極的に自信を持って前に進んでいく。それを確立させてください。私もあなた方にお土産を置いていきますので、受け取ってください。
その中で、自分がどこに喜びを見つけ、これからどのようにして生きていくか。ほとんどの人は幸福とか安心、平和を求めます。これらはどこから、どのようにしてやってくるのでしょう。心の平安とか満足、これはその人自身の観念で造られたものがほとんどです。何をもって幸福と感じ、何をもって平安と感ずるか。それは人それぞれ、まったく価値観が違います。自分にとっての平安を皆が探し求め、それを求めて行動を取っております。
自分がこれからどうなっていくのか。ほとんどの人が、それを誰かから教えてもらい、そしてその通り行動することによって楽な生き方をしようと考えております。これは残念ながら、心の平安や幸福をもたらすことはありません。真の心の平安とか満足度は自分で喜びを見つけ出せない限り、訪れることはないのです。今、生きている現実の中で、どれだけ多くの喜びを見い出すことができるか。今、与えられている環境の中でどれだけ多くの喜びを自分が見つけたか。これこそが心の平安を示す基準であり、人から聞いた情報や、その通りに行動したからといって、心の平安は訪れません。
したがって、あなた方がこれからどうなっていくのかということに一生懸命、思いをもち、それを聞き出そうとしても、そこには平安は入ってきません。なぜならば、楽をしようとして情報を聞こうとしている。それは喜びを自分の手で見つけようとはせずに、ただ単に楽をして生きようとしているだけ。これは人生に喜びをもたらすことはあり得ないのです。
皆さん方が、本当に毎日毎日を素晴らしいものにしようと思うのであるならば、その毎日毎日の中で、喜びを自分の手で見つけることが必要です。どんな些細なことでも、そこには喜びが必ず見つかるように仕組まれております。自分が一見、気に入らないと思っていたような状況やいろんな現象でも、そこに喜びを見つけることは可能です。今まで自分にはまったく気づいていなかった価値観、まったく見向きもしなかった或る事柄、実はその中に喜びが隠されているのです。それを自分の手で見つけ、そして自分の心の中にそれを持ってこない限りは、真の喜びは得られません。
もし、あなた方がこれからの人生で本当に喜びに満ち溢れ、満足のできる環境にもっていくことを望むのであれば、ただ単に未来の情報を聞こうとはせずに、自分で今の中から喜びを見い出そうとする考え方が必要です。それを自分なりに工夫して、喜びを少しでも多く見つけ、心の中にどんどんと創り出していくのを望んでおります。
私たちはあなた方が本当に宇宙の教えを良く守り、そしてそれを具現化し、そして今を楽しむということ、これを身につけ、その生き方を確立していただくことを願っております。これからもあなた方がそういう環境の中で満足する人生を創りあげていかれるのを望んでおります。
私の方からも、あなた方にお土産を置いていきますので、受け取ってください。
あなた方が確実に、毎日毎日を喜びで満ち溢れて生活していけるように、願っております。ありがとうございました。
それではここで少し休憩をとりますので、楽にして話し合ってみてください。ありがとうございました。
僕たちイルカというのは人間にとって面白い関係を持っているんだよ。元々、人間という種族が地球上で進化を始めたときから、僕たちはいろいろの関係を造っていたんだ。人間がいろいろ苦しみながら成長していくというのが分かっていたから、それを少しでも柔らげあげるようなことを皆で考えていた。
皆はヒーリングという言葉を使っているけど、本当は必ずしも適当な名前ではないね。ヒーリングといってもいろんな意味があるから。僕たちは別に病気を治したりはできないし、皆が何かどうしようもない過去世のエネルギーで苦しんでいても、そのエネルギーを取ることはできない。
僕たちが一般にできるのは、皆が自分で勝手に作り上げてしまった感情的なエネルギーや、ほかの人と自分を比較して自分はまだそこまでできないという感じで落ち込んでいたり、自分の価値のなさを嘆いていたり、そういうエネルギーで自分を苦しめているときに僕たちが行って、そのエネルギーがよい方向に向かうように変えてあげたり、その人を楽しくしてあげる。これが僕たちの得意なやり方なんだ。だから皆を楽しませたりすることが僕たちの一番の得意なところなんだけどね。
でも、その楽しみというのは一人ひとり違うから難しいけれども、僕たちは単純に楽しければそれで良いんだけどね。何が楽しいとか、こうしないとか楽しくないとか、そうしないとできないとかいうのは、僕たちはあまり考えないようにしている。その場その場でただ楽しいことをいつも考えているんだ。だから、今もいろんな仲間達が皆のところを一生懸命グルグル回ったりしてエネルギーを調整してあげているんだよ。
僕たちの仲間にもいろんな種族がいて、中には人間に対して必ずしも良い想いを持っていない仲間もいるんだ。やはり人間はとても強いエネルギーを出すから、近づくのが怖いんだよね。ホンの少しでも僕たちに否定的な言葉を出したり、嫌うような感情をもつと、僕たちも苦しくなるんだ。だからなるべく僕たちはそういう人間には近づかないようにしている。僕たちを呼べば、誰にでもすぐいつでも出てくるというわけではないんだ。やはりある程度、僕たちが行っても大丈夫だという人間でないと、行かないようにしている。
けっこう、難しいでしょ。でも、そう考えるとまたおかしくなってしまうから、そう考えない方が良いよ。皆、普段、毎日生活していても、楽しみを見つけるのが大変みたいだね。何か、楽しくないこととかイヤなことはすぐに見つかるみたいだね。皆を見ていると。楽しいことを見つけるのに一苦労しているみたいだね。何か楽しいことを見つけるためにわざわざお金を出してどこかに行ったりとか、飲みに行ったりするんだ。
大変だね。そういうことをしないと、中々、楽しさが表に出てこない。でも、そうやって身につけた楽しさって、またすぐになくなってしまうでしょ。本当の心の楽しさじゃないからだよね。やはりずっと残っている楽しさって、ずっと心に残っている楽しさだよね。実はそれは待っていたり、お金で求めても、心の中に残らないんだよね。本当に心に残る楽しさは自分で見つけ出して、自分で味わう、そういう楽しさしか心に残らないんだよね。
何か、皆、難しく考えてしまっているね。それが楽しくなくなっている感じだね。もっと楽しく考えていいんだよ。何か、辛い方向、辛い方向にいく習慣の人が多いね。そういう、何でも辛い方向に考えてしまう癖を取り除くことも必要だね。逆に、何でも楽しい、いろんな楽しさがいっぱいあるんだ、そういう風に次から次と楽しさを見つける練習が必要だね。
でも、やはり皆、どうしても辛い想いを出してしまうのは人間関係からきているね。自分と違う価値観の人が自分にいろんなことを言ってくると、すぐ辛くなってしまい、とても楽しさなんて出てこなくなってしまう。そこが現実だね。その中で、真の楽しさを見つけなさいと言ったところで、ほとんどの人が現実的に自分に反する人間を見て、こりゃ無理だ、と思ってしまうね。
本当はそこにも楽しさがあるんだよ。いやぁ、神様は本当にうまく仕組んでくれているなぁとか、そうかこれを教えるためにこの人はわざわざこういうイヤなことを言ってくれたのかとか、そのお蔭で私はこれが分かったんだ、ありがとうとか、そういう楽しさはいっぱいあるんだけどね。皆、中々そこまで頭が向いていっていないね。でも、否定的に考えることはないんだよ。今、そうか、そういうことを教えてくれたのか、という風には誰も思ってくれなかったね。
もっと、楽しく生きようよ。本当は皆、毎瞬毎瞬、楽しく生きれるんだよ。何かわざわざ辛くしてしまっているね。あまりそういうことを言うと、かえって辛くなってしまうか。もう言わないようにしようかな。もっと楽しく生きようね。
まだ、ヒーリングの必要な人が何人かいるから、僕たちはこのまま残って、いろいろと調整をとっているね。ただ、話は別の存在と交代します。では、バイバイ。
あなた方がいろいろ学びを続ける上で、確かに辛いことやイヤなことが頻繁に訪れるでしょう。でも、すべてそこに意味があり、何かを教えようとしています。必ず、何かを教えるためにその現象が起こっております。したがってそれを知ろうとせずに無視してしまったり、なかったことにしたり、逃げてしまうと、その現れた現象が本来の役割を果たせないために、もう一度、それを起こさせようとして現れてきます。
したがってどのような現象であろうとも、まずはそれが現実化していることを受け入れ、そこで何を教えているのかを知ろうとしてください。無視すると、本当にまたそれが起こることになります。もう、二度とそういったことを経験したくないのであれば、とりあえず、今、その現象を受け入れ、そこから何かを学び取ろうとしてください。それが仮に間違って解釈したとしても、それが間違いですよという現象が次に起こってきます。もし、少しだけ合っていて、解釈がかなり間違っていた場合には、間違っていた分だけ次に現象化されます。
しかし、はじめからその現実を否定してしまうと、まったく同じことがまた後で起こってきます。したがってどのような状況が目の前に起ころうとも、まずはその現実を受け入れてください。できれば、その中から喜びを見つけ出すと同時に、その意味を知り、自分の成長のために役立てていってください。これが私たちの今日の最後のメッセージとなります。ありがとうございました。