私はあなた方の言葉ではまだ表現されたことのない存在です。でも、私は太古の昔からこの地球に関与しております。地球という惑星がいろいろの役割を決められたときから、私は関与しております。もう、かなり太古のことの話となります。
まだ、地球という惑星が物質化する前の状況の時に、地球のいろいろの設計図が創られました。この地球において、これからとてつもない、壮大な計画が進められるということが神のアドバイスのもとに決められました。地球という惑星がなぜ、そのような役割を演ずるのか。それはその地球という惑星がとても面白い条件をたくさん持っていたからです。地球はほかの惑星とはかなり違う特質をたくさん持っておりました。
まず、いろんなエネルギーを内在することができる。これはとても珍しい条件となっておりました。普通は、あるもっとシンプルなエネルギーがそれらの惑星に内在され、そしてその惑星自身がかなり明確な役割をもって進化していきました。しかし地球は非常に複雑で多様なエネルギーを内在させ、単純な進化コースではない、特別のプロセスが用意されておりました。それを多くの神々たちが何とかして、とても素晴らしい役割として演じさせようと、いろいろと計画を作っていきました。
地球という惑星がとても素晴らしい役割を演じることになり、いろいろの惑星からそれを実行するためのとても優れた存在たちを集めてきて、この地球上で生命の進化を担当させました。ある生命は何億年もかけて生命を進化させ、そして順調にその役割を演じておりました。しかし、とても複雑なエネルギーで創られているこの地球はほかの惑星とは進化の状況がかなり違っておりました。いろんな生命がお互いに関与しあっているために、何か一つ不都合なことが起こるだけでそれがたちまちほかの生命にも影響を与えてしまう、そのような仕組みがあちこちにあり、全体的に調整をとるのがとても難しいという、そういったことが何度も起こりました。
それでもいろんな存在たちは皆で智慧を出し合い、対策を立てて生命を進化させてきました。この地球上にいろいろの生命を誕生させ、そしていよいよ人間という種族を誕生せしめる時期がやってきました。でも、ここからがとても難しい展開となりました。地球上の人間という種族は自由意志のもとにエネルギーを自由に扱えるという、そういう特権が与えられておりました。この能力を人間がどのように使うか、これによって地球の進化がかなり難しくなってしまう、それが明らかに分かっていました。ほかの惑星においても似たような試みが何度か行なわれましたが、ほとんどすべて最悪の事態まで堕ちていって、そこからやっと光に目を向けていく、そういう経験が常につきまとっておりました。
地球においても、人類というものを考え出したときから、この地球がそういう状況にまでとことん混乱に陥りながら、そしてやっと自分たちが気づいて光に目を向けていく、これがある程度、分かっていました。問題はどこまでそれが混乱の様相を呈するか、その度合いはまったく分かっていませんでした。地球人類の自由意志という選択がその鍵を握っており、すべては人類に預けられてしまいました。まったく、私たちでも分かりませんでした。それぞれの自由意志は完全に尊重され、どのような事態に陥ろうとも、私たちでさえもそれに介入することは許されておりません。たとえ人類が全員で混乱を好んでも、私たちはそれを咎めることは許されてはおりません。すべては自由意志のもとで行なわれている、そういう法則で動いているのです。
地球人類がこのような進化を進み始めたときに、いろんな存在たちが、人類が少しでも早く方向性に気がつき、混乱から抜け出るというのを考え、いろんな計画を創って準備を重ねてきました。あなた方の言葉でいうレムリア、この時期はまだ人類が誕生し始めた初期のことでありますが、もうすでに否定的なエネルギーが人類によって出されておりました。当時は男性と女性の区分けがまだ明確になっておらず、途中段階の姿のものもたくさん、存在しておりました。しかし、その状況を見て、お互いに否定しあうというエネルギーがすでに創られ、放出されてきた、そういう経験が残っております。人類は、人類が誕生した当時から、男女間の争いは常につきまとっておりました。
アトランティスの時代になり、ほかの惑星からいろいろと応援に来て、少しでも人類の進化を正常な方向にもっていこうと、そういう計画が次から次へと進められ、ここにいるほとんどの人もその時に、ほかの次元やほかの世界から地球にやってきました。あなた方はこの地球を少しでも正常に進化させることを私たちに誓って、この地上に降りていきました。ここにいる人の中で、一番、私たちに力強く宣言した人が6人ぐらいいます（注：全体で15人の参加者）。私は確実にこの地球のために、全身全霊をかけて奉仕の活動を行ないます、と。そしてアトランティスの土地へと降りていきました。
アトランティスの土地へ降りたその途端に、すべての記憶がなくなり、ただただあなた方の頭に残っているのは、地球人類は愚かであり、姿・形が醜く、野蛮である、そういう観念を持ってしまいました。その時につくられたいろいろのエネルギー、これがそれぞれの転生をつくっております。あなた方のそれぞれの転生のほとんどは、そのアトランティスの時につくられた、地球人類を下に見る気持ち、愚かだと思う気持ち、そこから生み出されたものがほとんどです。
でも、これもある意味ではすべて魂の計画の中です。あなた方の魂はこの地球でいろいろなことを経験し、そしてそれを通して奉仕を行なうということを考えておりました。ある人は、自分たちの人を思う気持ちというものをどのようにして活性化させていくか、それを身につけるために、わざと人をどんどんとバカにして人を見下ろす、それを何度も繰り返した後に、それを自分で受け取って、人からバカにされるという経験を何度も重ね、そして人を思うという気持ちを学ぼうとする、そういう計画のもとで愛を作り、そして奉仕に役立てる、そういう計画をした魂があります。
また、ある魂は人との諍いや争いを通じて、自分たちの感情やエゴを学び、それが愛をどのような形で疎外しているか、それを学ぼうとして、わざとそういう経験を選び、そしてそれを克服して力強い愛に育てようとする、そういう経験を選んだ魂もあります。また、ある魂は自分たちの素晴らしいエネルギーをこの地上に定着させるために、少しでもそれに適した場所をつくろうとしてピラミッドやいろいろのパワースポットを創り出した魂もあります。
それぞれの魂の考えのもとでいろいろな経験が重ねられてきました。ただ、その間に人類によってつくられた否定的な量は予想を遥かに超えるものであり、もう私たちの当初の計画ではまったく対応できない状況になってしまいました。私たちはどのようなことがあっても、地球が破壊するということは考えてもいません。しかし、今、人間が放出しているこの否定的なエネルギーの量は地球を十分に破壊するだけのエネルギーを持っているのです。そしてこれを取り除くためには、もう数え切れないぐらいの人間の愛が必要となります。
しかし、今、この地球上でこの否定的なエネルギーを取り去るだけの愛を発している人がほとんどいないという、この状況の中で、毎日毎日がさらに否定的なエネルギーで覆われていっております。私たちは今、このとき、地球にとってとても大切な時期であるというのを、しっかりと認識しております。このまま私たちが何もせずに、ただ地球人類の自由意志に任せていたら、本当に破壊するかもしれない。でも、私たちはそんなことは絶対に許すわけにはいかない。
今まで、いろんな手段を私たちは人類にとってきた。そしてあなた方に癒しのエネルギーを与え、愛のエネルギーを与え、勇気のエネルギーを与え、調和のエネルギーを与え、慈悲のエネルギーを与えてきた。私たちができるのはほとんど何でもやってきた。でも、地球人類の意識はほとんど変わってこなかった。私たちは、まず、あなた方を責めるためにやってきたのではないということを理解してください。一人ひとり、決して自分を惨めに思ったり、犠牲感を持ったり、自分を責めたりはしないでください。それ自体が否定的なエネルギーであり、そのまま地球に伝わってしまうのです。あなた方自身は、せめてポジティブなエネルギーを常に、今ここで出しておいてください。私は確実に愛のエネルギーを出す、という気持ちを常に心に持っておいてください。そして話を続けて聞いていてください。
これからの地球人類はあなた方が想像している以上に、急速な展開が押し寄せてきます。新しい次元に進むべき人と新しい次元には招かれなかった人の違いがはっきりと分かってきます。でも、仮に、招かれなかった人を目の前に見たとしても、彼らを決して見下ろしてはいけません。ほとんどの人間は招かれないレベルなのです。明らかに新しい次元に招かれる人類というのはこの地球上にはほとんど存在しておりません。どの人間も必ずといってよいほど、否定的な波動を出しております。すぐに、人の悪口を言う、他人と比較し自分はまだまだだという、あの人の方がこうだという、こういう気持ち自身が否定的な波動です。
ただ、特別に許された者がたまたまあなた方の近くにいて、神の祝福を受け、新しい次元に招かれたという、単にそれだけのことです。決して、招かれた人が招かれなかった人よりも優れているとか、ましてや愛があるということは絶対にないということをまず理解しておいてください。でも、これからは招かれなかった人と新しい時代に行くべき人が明確に分かれてきます。あなた方の目から見ると、友達関係がどんどん変わってきます。あなた方と違う進路を辿る人はあなた方の目の前からハズレていきます。同じ進化コースを辿る人が周りに集まってきます。友人関係がどんどんと変わってきます。
もし、自分自身が招かれない方の部類だと感じたならば、その場ですぐに、「私は奉仕の人生を歩みます」というのを、神に向かって宣言して欲しい。そしてこの場にやってくれば、確実に神のエネルギーを流すことができる。新しい時代に残るためには、実は神のエネルギーが流れていないと残れないようになっているのです。これはあなた方人間だけではありません。ほかの動物、いろいろな仕組み、存在たち、すべてそうです。神のエネルギーが流れていない者は新しい次元には残らないように、しっかりとつくってしまったのです。したがって、ただ単に善人であるとか光っているという、それだけでは新しい時代には残れないのです。
まず、神とは何かを明確に理解し、そしてそのエネルギーを自分の魂に確実に流し、自分自身が神との一体感を感じる、これが最低条件となっております。したがって、新しい時代に残る者は神に対して契約をすることが絶対的な条件となっているのです。まずはそれを理解しておいてください。
それではここでいったん、休憩にしてください。お疲れさまでした。
私はある女性の魂です。神様にお願いをいたします。この女性が確実に新しい時代にまで進むことができるように、いろいろの現象を起こさせていただくよう、お願いをいたします。
あなた方の魂に直接、お話をいたしましょう。あなた方の子供たちはまだまだ、迷っている。まだ、自分の姿を思い出せないでいる。私は何としてでも、この者たちを思い出させ、確実に気づくように、いろんな現象を創っている。あなた方は確実に彼らを私のところに持ってくるように、導いて欲しい。一人残らず、新しい次元にくるように、導いて欲しい。
ありがとうございました。私たちも、いろんな手段を通じて、新しい時代にまで進むように、エネルギーとインスピレーションを与え続けます。よろしくご配慮をお願いいたします。
さぁ、一人ひとりの心のお土産を置いていこう。心でしっかりと受け取って欲しい。一人残らず、魂のインスピレーションを確実に受け取ることができる仕組みを創っておく。皆、魂からの情報をしっかりと受け取ることができるように。決して、光以外の方向には進まないように。力強く、付いてきて欲しい。あなた方への大いなるプレゼントを与えよう。
それでは今日はここまでにいたしましょう。ご苦労さまでした。
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