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1996/6/16■6月セミナー「大いなる光の存在」から

各自の心の中の光と大いなる光を一体化させるように

@挨拶(ミカエル)

私は今、ミカエルの波動で降りてきています。今日は皆さん方にまたいろいろと新しい情報をお話ししたいと思います。これからのこの4時間、これはあなた方にとってとても面白い時間となることでしょう。今、あなた方の周りに、それぞれ一番関係している存在たちがたくさん来ております。皆さん方が少しでも成長するために、いろんな仕組みが造られております。

私たちは今、いろいろの角度から人間のいろいろの成長のことを考えております。それぞれが自分に適した一番の成長の仕方が何であるのか。それをしっかりとあなた方に理解していただきたいと思っております。これからのいろいろのワークの中で、ある人は自分のエネルギーが確実に変わっていくのが分かるでしょう。また、別の人でも自分に意識的に変化が起こってくるのが分かるでしょう。それぞれ自分に一番最適な変化が起こってくるというのを信じてください。今、あなた方にとって一番必要な状況が設定されていきます。


A自分の心の中の光を信ずること(大いなる光の存在)

私たちは今、大いなる光の存在としてあなた方の前にやってきております。まずは私たちの働きについて、お話をいたしましょう。私たち、大いなる光。この光はあなた方の宇宙ができる前から、実は存在していた。あなた方は光というものをまだ正しくは理解していない。

あなた方は目に見えるものはそれは当然のごとく存在しているもの、という前提でいつも認識している。しかし私たちは残念ながらそれは真実ではない、ということをまず伝えなくてはいけない。あなた方はただ単に自分に必要なものが自分の目を通して見せられているに過ぎない、ということをまず理解する必要がある。自分にとって必要でないものは一切、目では見えない。そして必要なものは確実に目で見える。あなた方が見ているのはただ単に必要だから現れているだけであり、偶然見ているものは一つもないということをまず理解する必要がある。

そして我々、大いなる光というのはただ単にそれを見せるために存在しているだけではない。あなた方にとって光とは何であるか。あなた方は光というと、何か単に照らすものというイメージを持つ。太陽とか、そのほか光っているもの。でも、それは真実とは違う。なぜならば、あなた方自身が本来、光だからだ。あなた方自身が光となって輝いている。まずはこれをしっかりと認識する必要がある。

あなた方は時々、光を求める。なぜ。光は温かく、自分を気持ちよくさせてくれるものだと思っている。しかしそれも真実ではない。温かく感じるのはあなた方に愛の心があるから感じるだけである。愛の心のないものはそうは感じない。光はあなた方に真実を見せるために、まず存在している。あなた方の真実、それぞれが自分は神であるということ。それぞれが宇宙の創造主であるということ。あなた方自身が光であるということ。まずはそれを見せるために、私たちはいろんな仕組みを創っている。

あなた方は光を求めていろいろ苦労をしている。なぜ、光を求めるか。なぜ、自分の心に目を向けないのか。あなた方の心の中に、なぜ光を見い出そうとしないのか。光を外に求めたときから闇が現れてくる。自分の心以外に光を求めようとすると、光以外のものが現れてくる。自分の心の中に完全なる光を見い出すこと。あなた方の心の中にとても素晴らしい光がある。あなた方の心の中に完全なる叡智が入っている。そして創造主のエネルギーが宿っている。

自分の心から目を背け、ほかに光を見い出そうとするとき、自分はその光を完全に見失う。あなた方が自分が太陽であるというのを想像してみて欲しい。自分が光っている太陽というのを想像してみて欲しい。自分以外に光を探そうとすると何が見える。そう、何も見えてこない。自分が光だということ。あなた方の心が今、次第次第に純粋になっていく。自分の光をまず信じるように。さぁ、心の中で輝いている自分の光を今、感じてみて。しっかりと輝かせるように。あなた方の心の中の光。

あなた方のこの光はすべてを照らすことができる。宇宙全体をも照らすことができる。あなた方は何を迷っていた。さぁ、これから私たち大いなる光とあなた方光との壮大なる儀式が始まっていく。自分の光を確実に最後まで光らせておくように。決してその光を途中で消さないように。今日、終わるまでこの輝きを保っていくように。私たちとの一体化があなた方に訪れる。

さぁ、それぞれ大きく深呼吸をして、その光に神聖なる息をどんどん吹き込んで欲しい。そしてもっともっと輝かせるのだ。あなた方の光は永遠に存在する。永遠に宇宙を照らす。何者をも恐れるものはない。この光は消えることはない。何者をもこの光を消すことはできない。自分で消さない限りは。さぁ、この光を確実に心の中に根づかせるように。私たちは大いなる光。あなた方に対し、いつもメッセージを送っている。常に光を、光を見つめよ。心の中にある光を見つめよ。そこが真実であり、進むべき道である。光は方向性を示す。光に向かって進む。心の中の光を常に探して歩く。自分の本来に戻ろうとする。あなた方の歩く道。

あなた方は今まで混乱の中でいつも自分を見失っている。そしてそれを解決しようとしてほかの者に相談に行く。しかし真実は得られない。自分以外のものに解を求めてはいけない。あなた方の心の中に聞きなさい。自分の心の中にあなた方への答えがすべて入っている。今、辛いことや悲しいことがあるもの、自分の心の中にそれを持っていきなさい。なぜ、このようなことが私の現象の中に起こっているのか。心の中にもっていって、そこで確認しなさい。

すべて必要だから起こっている。自分がそれを望んで、自分で設定してきたということ。経験として必要だったから。あなた方を困らせるためではない。落ち込ませるわけではない。経験することの喜びをもっともっと感じるように。苦痛はあなた方自身が造り出したもの。苦痛と感ずるか、喜びの感ずるかはそれぞれの意識の段階による。往々にして苦痛と感じているものはまだまだ意識が3次元的なエネルギーで染まっている。それらをこの場で取り除いて、新しい意識へ変えていくように。

人々は自分というものを認識し出したときから、自分をいかにもっていくかを考え始めた。ある者はどんどん成長を考え、ある者は楽をすること考えた。楽を考えたときから成長が留まり、そして光から遠ざかる。光は成長させるためにあるからだ。成長を拒む者は光を拒んでいる。光を求める者は常に前に進む者。自分を成長させる者。大いなる光は成長を求める者にしかエネルギーを与えない。自分を甘やかしている者には流れていかない。光は前に進むという意味。

私たちは今、あなた方にいろんなチューニングを行なっている。これからの何日間の間でエネルギーが完全に変わる者がいる。しかし、それは喜ぶべきことである。あまり取り乱したりしないように。光は確実に成長をもたらす。あなた方の心の中に光がある限り、私たちと一緒に成長していく。光を見いだせない者、光を見い出すまで、自分の心をよく見つめるように。

今、まだそれぞれのチューニングを行なっているが、一人ひとりまったく違うので、自分のペースで体を動かしたり深呼吸をしてエネルギーを流しておくように。しばらくここで時間を取って、各自それぞれチューニングを続けたり、リラックスしておいて欲しい。とりあえず、ここで一度私はここから離れて周りで見ているので、各自、休憩をしておいて構わない。それではまた、後で。


B生命進化と愛

私たちはこれからあなたがたにとても面白い情報を伝えようと思います。今まではあなた方のいろいろの成長のためにチューニングを行なってきました。これはそれぞれのこれからの成長のため、自分と魂が確実に繋がり、大いなる存在たちともエネルギー的に繋がっていくためのいろんな仕組みを造った、まずはそういうことです。そしてこれから、あなた方にその繋がりを通して、いろいろのプレゼントやエネルギーの伝授を行なおうと思っております。

今まではあなた方はそれほど光というものに対して強い認識を持っていなかったと思います。光といわれても、ある意味ではごく普通に存在しているものであり、それに対して気を配るといったことほとんど不要でした。でも、あなた方が一度、宇宙空間にいる、そういう状況になったとき、実は改めて光というものが別のように思えてきます。宇宙空間は基本的に光がありません。惑星や恒星からいろいろと光のようなものが発せられてくる、それは感じられます。でも、全体を照らす光といったものはありません。そこにおける光という意味がかなり違ってくるのです。

ですから今、あなた方が改めて光といったものに目を向けたとき、ここの惑星の中で感じている光と宇宙空間における光では意味がまったく違うということをまず理解してください。私たちはこの宇宙の中で常に存在しています。この宇宙全体を常に照らしています。でも、あなた方のその世界では、残念ながらすべての光といったものが見えてこない。これにはとても大きな意味があります。

あなた方の世界では惑星というものを創るときに、いろいろな仕組みを通してそれらを創っていきます。惑星それぞれの役割があり、それぞれの必要なエネルギーがあります。その惑星が存在するために必要ないろいろなものが初めに計画されます。いろいろのマスターが集まって、そして惑星のためにいろんな仕組みを造っていきます。あなた方の地球においても、もう何十億年という昔にこの物質的なものが計画されて、今に至っております。ただ、何十億年という数字にはまったく意味がないということをまず理解してください。本来は、そういうあなた方の概念とはまったく違う概念を経て今に至っているからです。

地球上のいろいろの生命が誕生する、そういう段階になったときに、多くのマスターたちがまた根本的にこの地球での計画を作り直しました。それまでに計画していたいろいろなプランがことごとくうまくいかず、修正をいつも必要とされておりました。ある時期になったときに、もうこの地球上でのいろいろの生命活動がきわめて難しいという段階になってしまいました。その時にいろいろなマスターたちは何とかして生命を持続させ、そして本来の地球の役割を演ずるために、いろんな計画を作り直しました。

地球が常にそういう問題を含んでいたというのにはいろいろな意味があります。この地球は当初からいろんな目的を含んで創られました。本当にいろんな生命をすべて地球に持ってきて、お互いにいろんな愛の形を実現させ、本当に素晴らしい惑星にするということ。いろんな生命がこの地上で生かし合いながら喜びを分かち合う、そういうのを目的としていろんなマスターたちやいろんな存在たちがいろいろの仕組みを造っていきました。

でも、あまりにもいろんな種類の存在たちが関与したために、それぞれの仕組みを調整するという、そういう役割を持つものが誰も現れなかった、これが原因となっております。いろんな仕組みがどんどん造られましたが、それらの仕組みを調整するというというものがなかったのです。そのために進化が思ったほどうまく進まず、生命が必ずしも計画通りに進まないということが何度も起こりました。

この地球上でそのようないろんな作用が起こり始め、全体としてかなりこれが難しいという段階になったときに、多くのマスターたちが改めて皆で集まっていろんな相談をしました。この地球をどういう方法でもっていったら、素晴らしい惑星に変わることができるのか。それに対しての明確な答えを出せるものがほとんどおりませんでした。実はどのような計画を創っても、人類というものによって破壊されるということが明らかだったのです。人類が出現することにより、どのような計画を創ろうともうまくいかない、ということが明らかになっていました。

でも、神はこの地球はこの地球を素晴らしい星にすべく創造され、そして多くのマスターにそれを演じてもらうようにお願いしました。多くのマスターたちは必死になってプランを造り、修正を重ね、いろんなことをやりました。でも、マスターたちがはじめに想像したとおり、人類の出現によりこの地球はどんどん変わってきました。怒りや憎しみというエネルギーがどんどん造られ、相手を呪う、苦しめるといったことがごく当たり前のことになってしまいました。ほかの動物を愛し合うといったエネルギーはまったく造られなかったのです。

私たちはこの地球という惑星がはじめに計画されたときにおよそのことはだいたい察しがついていました。なぜならば、ほかの惑星においても人類のようなものがうまくはじめから正常に進化に役立ったということがほとんどなかったからです。人類がほかの動物と違うのは、個別の意識を持ち、自分でいろいろと行動することができる。エネルギーを創造することができる。愛のエネルギーを創ることができれば、憎しみのエネルギーを創ることもできる。

ほかの惑星の場合で、人類というものが主導権をとる場合には、いかにしてその争いの波動を起こすことなく目覚めさせるか、いつもこれに焦点が集まっています。しかしここの惑星においては、はじめからそれすらも自由意志に任せられていた。ほかの惑星でさえもかなり難しいのに、この地球ではさらに難しい条件が設定されていた。当然のごとく、人類は地球上に誕生したときからお互いに愛し合うということはほとんど創られなかった。憎しみや怒りはどんどんと発せられていった。

この人類というものがこの地球上で主導権を完全に取り始めたとき、もうこの地球は破壊のコースしかなかった。どのマスターがどれだけ苦労しても、破壊しかありえなかった。そのときにいろんな大いなる存在たちがやってきて、マスターたちに新しい智慧をどんどんと与えた。そのマスターたちは新しい智慧と新しいエネルギーにより、地球をどんどんと造り変えていこうとした。

ここでいうマスターというのは、あなた方の世界ではいわゆる神と思っても構わない。いろんな神が出現した。何とかして地球を本来の惑星に持っていこうと努力した。そして今に至ったが、きわめて難しいことにまた気がついている。ほとんどの日本人は今がとても平和であり、心配することなど何もなく、自然と新しい時代が訪れるのを信じている。しかし、今現在、この地球はとても病んでいる。ほとんどの人間がこの地球の状況を理解していない。あなた方人間がなぜこの状況になっても生かされているのか。早く人間だけを追い出してしまえば良いのに、なぜしないのか。

実は人間にはとても素晴らしい能力がある。愛のエネルギーを創ることができる。今はそれに賭けている。皆がいかに多くの愛を創り出すか。それこそ博打のように賭けている。もう今の地球の状況においては、人類を無視して新しい次元に移るということはできなくなっている。あまりにも人類が地球に関与しすぎたから、自分たちでそれを解決せねばならない。もう逃げることは許されない。しかし自分たちで、自分たちの行なってきたことをしっかりと見る必要がある。人類がこの地球に何を行なってきたか。

あなた方がまだ地球で生かされているのは、可能性があるからに過ぎない。もしあなた方が強い愛のエネルギーを発することができるならば、地球はどんどん変わっていく。しかし、今まで通りすぐに悩んだり悲しんだり落ち込むようなエネルギーしか出していないと、それは完全に地球を苦しめてしまう。地球はもうこれ以上、悲しみの波動を受け取りたくはない。地球はもうこれ以上、人間からの否定的エネルギーはもらいたくはない。人間がきわめて大きな鍵を握っている。

しかし、それだけの能力を持っていながら、人間はいまだに何も分かっていない。自分が何者であるのか、地球とは何であるのか、宇宙は何のために存在していない。その根本が何も理解されていない。この地球上に生存している生命体の中で、人間が一番劣っているということをはっきりと理解する必要がある。人間が何一つ理解していないということ。ほかの生命はすべて理解している。自分たちの役割を知っている。それぞれがすべて私と繋がっている。どの生命も私に繋がっている。そして神にも繋がっている。お互いにエネルギーをやり取りしている。相手を生かすエネルギーを出している。相手に勇気と希望のエネルギーを与えている。

ほかの生命はすべてそれを行なっている。人間だけがまったく繋がっていない。自分の魂にすらも繋がっていない。それでもこの地球上に存在しているすべての生命があなた方を生かし、期待しているということがなぜ、分かってくれないのか。彼らは人間の行なうこと、すべてを許している。すべてを認めている。私たちはいろんな生命と交流している。あなた方が嫌っているトカゲとかクモとかムカデとかにも、私たちは毎日のようにやりとりしている。

彼らはとても真面目だ。成長する方向性を示すと、確実にその方向性へ進んでいく。光を与えると確実にその光に向かっていく。自分の光を確実に信じている。皆、地球をとても愛している。何とかして地球を救おうと、ほかの生命すべてが一緒になって協力している。あるものは地のずっと深くでバランスをとるために一生懸命、エネルギーを送り込んでいる。ある生命は空中で一生懸命、バランスを取るためにエネルギーを送っている。あなた方が発した怒りのエネルギーを解消するため、あなた方が発したに憎しみのエネルギーの影響を少しでもなくすため、一生懸命、バランスをとっている。

彼らは少しでも、人間が早く気づくのを待っている。あなた方はいつまでも甘えている時期ではない。もういい加減に目を覚ます時期だ。目を開けなさい。光を確実に見い出しなさい。あなた方の望むものはすでにほとんどすべて与えられている。あなた方の身体には素晴らしい能力がいっぱい入っている。なぜ使おうとしない。なぜそれを認めようとしない。

何も努力しないで、すぐに結果だけを求めるというのはもう止めなさい。自分の素晴らしい能力をなぜ使わないのか。面倒臭いから。なぜ面倒臭い。自分以外のものにやることが面倒臭い。自分以外の生命を愛するのが面倒臭い。だから努力はしたくない。ほかの生命すべてが人間のためにどれだけ努力しているか、あなた方はまだ気がついていない。あなた方を生かすためにどれほどの生命が犠牲になっているか、まだ気がついていない。

私たちは感情というものを持っていない。だからあなた方に対し、同情することは一切ない。新しい時代に来たくないものは来る必要はない。新しい時代は愛することが前提となっている。愛するのが面倒臭いという者は私たちは必要としていない。

人間はすべての光を見失ったままだ。愛の光も、生命の光も、成長の光も。すべてを見失っている。なぜ見い出せない。なぜ、他を生かす喜びが分からない。あなた方がいろんな思いをめぐらしている間でも、この地球はどんどんと破壊されていっている。地球は今、本当に難しい状況にある。あなた方一人ひとりの目覚めがとても大きな鍵を握っている。真剣に愛そうという気持ちをどれだけの人間が獲得するか。これにすべてが、すべてがかかっている。

誰かが愛すれば良いとか、自分はまだまだとか、もうそんな甘えた気持ちを持つ者は必要ない。もうそんな時代ではない。今、今、自分が心から愛することができるかどうか、もうその時期に入っている。人々がお互いにけなし合ったり、批判し合ったりして、何が嬉しい。あなた方に多くの仲間達が、今、必死になってあなた方に気づきを与えようとしている。何とかして新しい時代を創るために、あなた方が目覚めるようにと、一生懸命努力をしている。

早く、早く、自分で自分の足で、進んでいくように。あなた方のために大いなる祝福が与えられている。私たちはあなた方に対し、とにかく早く、人を愛する喜びが分かってもらうのを待つしかなくなっている。もう、ほかの情報というのは意味がなくなっている。あなた方がいかに目覚めるか。喜びを身につけるか。もう、今はその時期だ。早く、早く目覚めて欲しい。

私たちにはまだほかに話そうとしている存在たちが何人かいる。ただ、今、かなり休憩を必要としているようなので、ここで一度、休憩をして次の存在に変わりたい。それではありがとうございました。


C愛の原点は他の生命を生かすこと(ジーザス・サナンダ)

私はジーザス・サナンダ。あなた方のそれぞれの今のお話も聞いておりました。あなた方がそれぞれ経験して学んだこと、今いろんな思いもあるものと思われます。でも、あなた方がこの地球に初めてきたときに、ほとんどの者がこの次元が上昇するときのことを考えてこの地球にやってきました。ただ一定期間過ごして戻るということは許されていなかったのです。確実に地球を新しい次元に正常にもっていく。正常にもっていくということはどういうことか。人類の正常な進化。いかに人類が能力を目覚めさせ、愛を発揮して、ほかの生命を生かすことができるか。

この地球は本当にとても素晴らしい惑星になる。この地球はこの宇宙の中でも本当に珍しい、素晴らしい役割を持っている。あなた方はあまり意識していないかもしれないが、いろんな生命が同じ惑星で一緒に生存するというのは、実は極めて難しい。ほかの惑星では必ずしもこの地球のような多様な生命体は存在していない。もっともっと進化の過程が明確であり、その惑星と生命がかなり密接に繋がっている。

この地球はいろんな生命をいろんな惑星から持ってきた。初めからこの地球にピッタリの生命というのは存在していなかった。皆、ほかから持ってきた。こういう惑星も極めて珍しい。だから多くの者たちが本当に真剣に、進化の法則をいろいろと造っていった。絶対、途絶えることがないように。何とかして地球上で生き延びることができるように、皆で工夫した。とても面白い仕組みがいっぱい造られている。

新しい生命を一つ地球に持ってくるたびに、それが地球のどのエネルギーと密接に繋がり、そして宇宙とどう繋がるかを必ず決めていった。すべての生命が必ず地球のどこかのエネルギーと繋がり、宇宙のどこかと必ず繋がるように設定されている。そしてほかの生命に必ず何らかの影響を与えるように造られている。とても素晴らしい仕組みだ。新しい生命を地球に持ってくるたびに、そういうエネルギーの仕組みを造っていった。それによって本来、地球で創られなかった生命もしっかり根づくことができるように造っていった。いろんなマスターがいろんな智慧を出し合って、こういう仕組みを造っていった。

人間が誕生してから新しい進化の仕組みをだんだん作り替える必要が出てきた。私たちはこの人類の発するいろんなエネルギーをなるべく多くの生命に影響を与えるようにと造っていった。人間はすべての生命に愛のエネルギーを流すことができるように、どの生命にも影響を与えることができるように造っていった。これは意外と難しかった。人間の発するエネルギーで進化の途絶えてしまった生命の方が圧倒的に多い。せっかく地球に持ってきた生命が人間の発するエネルギーで途切れてしまった。

ある生命が途切れることにより、別の生命も影響を受けてしまう。はじめに造り出した仕組みがどんどんと反対の方向に向かい始めてしまった。生命を生かすということ、これは多くのマスターにとってとても大切な役割である。ホンのわずかな生命でも、生かすことを考えている。人間が登場するようになってから、生かすということがどんどん難しくなってきた。

でも、私は今、あなた方を責めるためにやってきているのではない。あなた方の心の中に眠っている愛のエネルギーを本当に必要としていることを言うためにやってきている。ほかの生命を生かすために、人間の愛が必要なんだ。今、本当に必要となっている。難しく考えなくて良い。多くの人は愛というと、すぐ難しいと考えてしまう。それはやはり教え方に間違いがあったのかもしれない。嫌いな人を愛するとか、すぐそういう発想をしてしまう。無理してそんなことに頭を使う必要はない。

単にほかの生命を生かすことを考えて欲しい。自分以外の生命が生きようとしている。その生命がウンと自分の力で生きていけることができるように、どんどんエネルギーを送ってあげる。隣りの人を愛せよ。私は何度も述べた。でもほとんどの人が厭になってしまっている。愛をそんな風に難しく考える必要はない。単に生きていることを認めてあげればよい。もっともっと楽しく生きて、満足して生きていけるように、見守ってあげればよい。

極めて簡単だ。なぜ、それが難しくなってしまうのか。よく自分の心を見つめて欲しい。これはとても大切なことだ。あなた方はほかの人の生命を認める前に、自分を認めさせようとしている。何も自分を犠牲にせよとは言わない。ただ、自分が自分の存在を認めさせようとするエネルギーを強烈に相手に与える必要はない。相手に不快感を与えてまで自分の存在を誇示する必要はない。

あなた方はいろんな人間と交わり、いろんな生活を経験している。何のためか。人それぞれいろんな価値感があるということをもう認める必要がある。自分以外の価値観を持っている人間がいたとしても、それを認める時期に来ている。決して否定してはいけない。押しつけてもいけない。ただひたすら認めてあげる。今、地球の波動が急速に変わっていっている。もう、自分を中心にした考え方はこの地球に合わなくなってくる。ほかのいろんな生命をも、それらを生かそうという気持ち、これをしっかりと築いて欲しい。

これは誰のためでもない。あなた方自分自身のためだ。あなた方がしっかりと自分を明確にもち、他を愛する気持ちを身につけたとき、多くの喜びもあなた方に与えられる。それは確実にやってくる。しかし、喜びを愛する見返りとして期待してはいけない。愛を交換条件に用いてはいけない。他を生かしたいから愛する。それしか理由がない。

あなた方はなぜ愛せなかったか。あなた方は心の奥底に所詮は自分一人であるという気持ちを持っている。ほかの生命はそうではない。ほかの生命はすべての生命が繋がっているということを奥底に持っている。生命同士でどのような関係があろうとも、奥底で繋がっているというのを信じている。しかしあなた方は所詮はあの人は他人、というのを心の中に抱いている。繋がっている意識がどこにもない。だからすぐ他を切り捨てる。だから奪い取る。自分を切り離す。

しかしもうそういう学びの時代は終わった。あなた方はもう一人ではない。すべての生命が繋がっているというのを実感する時代に入ってきている。さぁ、今、心の憶測にどんどん意識をもっていって、自分とほかの生命が繋がっているというのを感じとって欲しい。一生懸命、感じとって欲しい。何だ、皆、同じじゃないか。皆、繋がっている。それを感じて欲しい。皆、同じ仲間じゃないか。皆、同じじゃないか。そう、皆、同じだ。さぁ、どんどん思い出せ。どんどんどんどん、思い出していく。

すべての生命は根本で皆繋がっている。何だ、どうして今まで切り離していたんだろう。単なる学びのためだった。自分というのを確立するための学びに過ぎなかった。もう、大丈夫。これからは全部が繋がっているというのを学ぶ時代だ。自分はもう、十分、分かった。自分が他人とエネルギー的に違いがあるというのはもう十分分かった。あとは個性を発揮すればよい。自分の能力を開発すればよい。でも生命は繋がっている。自分だけの能力を開発して、他を生かすために活用すればよい。自分の愛し方を身に付けて、ほかの生命を生かすやり方を身につけていけばよい。何だ、それで良かったのか。そうか。どんどん、思い出していく。

さぁ、あなた方は私たちから絶対、離れてはいけない。しっかりと光を、心の中の光をしっかりと照らし続けるように。私たちの光とつなげておくように。あなた方には大いなる祝福がどんどん与えられている。私たちから認められた者たちだ。しかし、確実に愛を実践する、そういう責任を持っている。他を生かすこと、決して忘れないように。

さぁ、多くの仲間達があなた方にたくさんのお土産を置いていく。しっかりと感ずるように。皆にプレゼントがどんどん用意されている。しっかりと使うように。愛を難しく考えないで、ただ相手を認めてあげるように。尊重してあげるように。すべての生命が生きているという喜びを味わうように。あなた方一人ひとりの愛が必要だ。しっかりと育てて欲しい。


D光でないものは自らが造り出した執着と妄想(大いなる光)

それでは最後の話をして、私たちからの情報はこれで終わることにします。あなた方はまだまだ迷っている。何に迷っているか。多くの場合は、単に情報で迷っている。現実が言われた情報と違う、それで迷いを生じている。思った通りにいっていない。それで迷いを生じている。こんなはずではない。考えてもいなかった。少し、考えて欲しい。考えた通りに進む、これはいずれ確実にそうなる。しかし、今のあなた方の意識レベルではまだまだそれは難しい。なぜならば、執着のエネルギーがあまりにも多すぎる。執着を持った想念は実現しない。

執着は、あなた方の言葉で言う、光でないものと同じだ。あなた方が闇と呼んでいるものは単なる執着に過ぎない。自分が勝手に創り出している。なぜこれだけの光がやってきているのに、光を認めない。私たちは迷うことは一切ない。必要ないからだ。あなた方は迷っている。それは必要だからだ。なぜなら、光を確実に認めていないからだ。光を認めれば執着はもう必要でなくなる。そして自分の現実から消えていく。

もし光以外のもの、闇というものがそれぞれの現象の中に見えてきたら、それは意味があることだと思うように。そう考えること。どういう意味があるのか。光を認めていないという意味だ。光以外のものを感じたときには、確実に、まだ光を信じていないという、そういうメッセージであるということを理解するように。すべてはあなた方が作り出した妄想、執着に過ぎない。

私たちには常に光しか存在していない。しかしあなた方の心の中には、光っていないものがある。だから私たちはそこに光を当てて、見せつけてあげる。これが光っていないぞ、と。あなた方はそれを見て、恐れる。恐怖を抱いている。そんな必要はない。ただ単に、光っていないぞ、と教えているだけだ。光を当てればよい。光を入れればよい。光らせればよいのだ。なぜそれができないのか。光を信じていないからだ。しっかりと光を信じるように。

光はどこにある。自分の心だ。自分が光なんだ。これを何度も何度も、しっかりと身につけておくように。光っていない者を責めたり、けなしたり、否定したりする必要は一切ない。光っていないモノ、という意識がある段階で、自分の心の中に光っていないモノがあるよと、そういうアドバイスがきているに過ぎない。自分で光らせるように。光は強い。確実に光でないところに光を送ることができる。

光は何でも照らすことができる。人の名誉欲や地位欲、いろんな欲望を照らし出すことができる。光は偉大だ。神と繋がることができる。宇宙のいろんな光を統合することができる。光をもっともっと楽しむように。光と遊んで欲しい。光を楽しい道具にして欲しい。私たちからの、大いなる光のプレゼントを置いていこう。さぁ、皆で受け取って欲しい。

あなた方が少しでも光に近づき、自分は光であることに目覚め、愛を多くの生命に流すことができるように、私たちは何でも協力をしよう。あなた方もしっかりと新しい時代まで付いてきて欲しい。決して見失わないように。私たちは待っている。あなた方を導く。私たちは大いなる光。あなた方を照らす光。ありがとうございました。


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