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1996/6/1■土曜練習会から

大天使のエネルギーを体感する

@4大天使のエネルギーについて(大天使ミカエル)

皆さん、こんにちは。私は大天使ミカエル。今、あなた方の全員にもエネルギーを流していますので、皆さん方も感じようとしてください。今日の練習の中で、いくつかお話をしたいと思います。エネルギーというのはまだ普通の人にとってとても難しい感受性のものです。ほとんどの人は中々区別がつきません。ですから自分がエネルギーを明確に感じられないとしても、決してそれを否定的に考えたり、自分が劣っているとか、まだまだダメだとか、そういう観念は一切造らないでください。少なくとも、あなた方はほかの人々に比べればはるかにエネルギーが感じられる能力を持っております。そういう積極的に、良い面だけを考えてください。

私たち4大天使というのを先ほど、入れ換わり、あなた方に体験していただきました。ミカエルのエネルギーというのはいわゆる男性的と呼ばれておりますが、役割というのは光を照らし、ひたすら前に進んでいくエネルギー、光を求めて、光だけを求めて進むエネルギー。光は正しさを示す、方向性を示すもの。それがミカエルです。

ラファエルの女性性と呼ばれているものは、あなた方人間関係が常に和やかに、スムーズに、調和を持って喜びに満ち溢れたように、そういう雰囲気を造っていくエネルギー。ガブリエルのエネルギーは、いろいろの事態が起こったときにそれが正しい方向へと常に進ませるために注ぎ込まれるエネルギーで、まず自分たち自身が正しい方向性だと分かるようにエネルギーを注ぎ込み、そして自分たちで進んでいく、そういったことを行なわせているエネルギーです。

あなた方の言葉でそれを愛と呼んでおりましたが、私たちの世界では、愛というのは必ずしも男女間の感情的なことをいうものではありません。まずは正しい方向性をしっかりと見つめ、それに向けて自分が確実に向かって生きていくような、そういうエネルギーを与えてあげること。生かすエネルギー、他を生かすエネルギー。それを私たちは愛と呼んでおります。

ウリエルのエネルギーというのは、あなた方が落ち込んだり、見失ったり、分からなくなったり、そうしたときにあなた方にヒントを与えたり、これからの方向性を見せてあげたり、それぞれが自分のどこが間違っているかを教えてあげたりするエネルギーです。これらのエネルギーはすべてがあなた方を正しい神のいる光の元へと導くためのエネルギーです。神へ導く、それが私たち天使の役割です。神の世界を求めようとしない者には天使は必要としておりません。私たちは確実に正しい方向を、神の方向を教えるために存在し、そこへ向かう者にいろいろエネルギーを与えているという存在です。

今日のあなた方の練習で、それぞれに私たち4大天使のエネルギーが確実に入っております。これから家に帰って、練習をするといつでも呼ぶことができます。でも、エネルギーを呼んで、そのあと、何をあなた方は期待するか。私たちは本当に自分の足で神の世界へ歩く者に対してエネルギーを与えます。自分の足で歩こうとしない者には、まずは自分で歩くことを気づかせることから始めます。

ほとんどの日本人は、実は今、この段階にいます。自分の人生を自分で創るということにまだ気がついていません。誰かに教えてもらう。誰かの言うとおりにする。教わったとおりに動く。ほとんどの人がその段階です。ですから今、私たちの働きのほとんどは、自分の人生なんだから、自分で歩きなさい、これを教える段階にあります。とても、ある意味では残念なことでもあります。本来は、もうとっくの前にそういうことには気がついて、それぞれが歩き出し、自分の人生をどんどんと自分で創っていって、その途中で私たちがいろいろと話をする。

本当はこれぐらいに達していても良い段階なのです。でも、まだまだ日本の人は意識がそこまで到達しておらず、まったく歩こうともしないうちに私たちを呼んで、アドバイスを求めます。まず、歩きなさいというアドバイスを私たちは歩きます。ほとんどの人はそれでは納得しなくて、私はどうなるのでしょう、私はどうしたら良いのでしょう、そればかり何度も聞きにきます。私たちはそもそも歩いていない人間については、まず歩くことを言うしかできないのです。

皆さん方も、自分の人生を自分で創る、ということを本当に理解して進んでいってください。今日、あなた方にそれぞれ、一番強い関係を持っている大天使が紹介され、そして皆さん方にそれを当てていただきました。とても良い、皆さんの感受性でした。ほとんどの人が正しく、それを分析できたと思っております。ただ、何か情報をもらう時に、具体的な言葉でもらおうとすることをあまり考えないでください。それは往々にして間違いを呼びます。言葉自体が正しいものではありません。

言葉でエネルギーをすべて正しく表すことは不可能です。無理矢理言葉でもらおうとしていること自体に、まずは間違いが入っています。言葉ではなく、本心の核、何を表現しようとしているのか、その本心、インスピレーション、直感的なもの、それを大切にしてください。それらの方が言葉よりも遥かに精妙で、真実です。言葉にとらわれずに、ただ雰囲気、それを感じとって、コミュニケーションできるようにしておいてください。

あなた方の成長のために、いろいろの仕組みが行なわれております。それでは、今日はありがとうございました。


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