今日、ここへ集まってきた方々はいずれも最近、あなた方の魂がこの場を設定し、ここへ来るようにと条件を設定しておいた結果、今日、このメンバーが集まりました。それに応じて、私たちも今、宇宙の方からいろいろの仕組みを造っております。
今日は、またいろいろの面白いことをやろうと考えております。私たちにとっても、初めての試みをいくつか試そうと思っております。そして皆さん方のために確実に喜びが得られ、成長が得られるような仕組みをいろいろと造っておこうと思っております。
私たちが最初に地球人類と接触したとき、地球人類は本当に真面目にこの地球で進化を為そうと考えていました。皆が本当に楽しく、お互いに協力しあって、本当に良い社会を造ろうと、そういう気持ちを持ってこの地球へやってきました。最初の人類というのは、もう何百万年も昔のことです。でも、皆、本当に地球のために素晴らしい人類を造ろうと一生懸命、努力しておりました。
その当時、人類はすでに大きな過ちを犯しておりました。人類は自らの成長のために愛を見失ったことに完全に気がつかなくなってしまいました。人間は自らを進化させることを本当によく考えておりました。当時の地球人類はまだまだいろいろ未発達であり、意識レベルもまだ動物との違いがそれほど明確に分かれておらず、やっと人類として進化を始めた第一歩でした。
でも、彼らは何とかもっと素晴らしい人類を、もっと美しい人類をと、その方向に目を向けました。その時に、その時の人類は自らの成長のために、つい他人というのをないがしろにする傾向を持ち始めました。もう、その時から愛というものが頭の中にはなかった感じでした。本来は、その愛を育み、成長させていくことを課題として生活するということが決められておりました。しかし、その愛というものに目を向けた人類がその当時からほとんどいなかったという、とても悲しい歴史がスタートしました。
それから何度も何度も地殻変動が起こり、人類がどんどんと変わって、環境も変わり、意識も変わったのにもかかわらず、愛ということに関してはほとんど何も育つことがなかったという、この悲しい事実。
あなた方の言葉で言うレムリア、アトランティス。この時代は本当に悲惨な時代でもありました。確かに文明という面でみれば、素晴らしいものはありました。ピラミッドのようなものによってエネルギーが伝播され、どこにいてもそのエネルギーを使うことができ、人々は空を飛び交い、地に潜り、水の中でも行動することができました。素晴らしい器具もどんどん造られ、人々はいろいろなものを意のままに使うことができました。
しかし、愛はほとんどなかった。当時のアトランティスの人間たちはムーの人間を皆、軽蔑していた。知識がない、愚かだ、見掛けがお粗末、そういう理由でいつもムーの人間を見下ろしていた。ムーの人間はそういうアトランティスの波動をどんどんと取り入れていった。そして彼ら自身の中でどんどんと争いが起こり始めた。格差が生じ、所有欲が生じ、どんどんと自らの欲を増大させていった。
いつの間にか、心の中はアトランティスと同じような心になってしまった。人を馬鹿にすることを覚え、人より優位に立とうとすることを身につけ、人を蹴落とすことを当たり前と思うようになってきた。そしてそれから1万年経った今でも、また同じことが繰り返されている。愛がほとんど変わっていない。この1万年の間で獲得した愛の量というのはほとんどゼロに等しい。逆に、身につけた怒りのエネルギー、憎しみのエネルギーは膨大な量に達している。
ほとんどの者が愛ということを口に出してもまったくピンときていない。意味が分からない。愛がない、という意味が分からない。自分は愛に満ち溢れていると思っている。そんな人間はこの地球上にほとんど生存していない。この部屋から一歩外に出れば、すぐ不平不満を口から出す。なぜ、愛が身につかなかったのか。何万年、何百万年という地球人類の歴史は何だったのか。
私が永い間、人間と接触を絶っていたと述べた。最後に人間と話したのは3万年ぐらい前だ。もうアトランティスが私にはどうしようもない国のように思えた。いくら言っても、彼らのプライドが変わることはなかった。ここにいる者の全員がアトランティスで生活したことがある。そのうちの3人ぐらいは私を求めて、私が答えたことがある。
3万年経ったあなた方の心を見た。ほとんど愛が変わっていない。何をやっていた。隣りの人を心から好きになっているか。自分のプライドが邪魔していないか。しかし私たちは今、あなた方を責めるためにわざわざやってきたのではない。あなた方の問題ではない。それはよく知っている。むしろあなた方はこれからの新しい時代のための、とても大切な光であることを知っている。あなた方の協力がなければ、新しい時代はやってこない。
しかし、新しい時代というのは愛のある人間しか住めないように設定されている。いくら知識や人格があっても、善人であっても、愛のない者は住むことができない。そういう風になってしまっている。元々、新しい時代というのは愛を使うことを目的として造られた時代だからだ。愛のない人間が来たって、何の役にも立たない。なぜ、愛が身につかなかったのだろう。すぐ隣りの人にいたわりや思いやりを与えるのがなぜ難しいんだろう。
人間は何万年、何十万年の歴史でいろんなことを覚えた。いろんな能力を身につけた。人を癒す、動物を癒す、物を造る、考える、絵を描く、文章を書く。いろんなことができる。しかしどれにも愛が入っていない。エゴが入っている。
大いなる神々よ、なぜこうなってしまったのだ。
私たちは今、本当に全力を尽くして頑張っている。この地球を守るために必死になっている。あなた方の知らないところで、何十万台もの宇宙船が飛び交っている。地球を守るためだ。何千万人もの宇宙の人々が姿を消して活動している。地球を守るためにだ。あなた方はせめて自分の心だけは自分の手で、自分の愛で守って欲しい。人に頼ってはいけない。人から貰おうとしてはいけない。自分の愛を使え。自分の魂は自分の愛で癒せ。最低限、それだけを行なえ。もっと自分の愛を強く、強く、力強く発揮しろ。
いちいち情けないことは言わず、すぐ人に頼ろうとせず、自分の力を信じろ。あなた方は創造主から造られた創造主の仲間だ。自分でできるということをしっかりと認識しなさい。創造主の力が全員に入っている。自分でできるということを信じる必要がある。ほかの人間にやってもらうのではない。自分で行なうということをはっきりと理解しなくてはいけない。自分の愛を使って、この地球を愛で満たせ。
一人の人間の愛のエネルギーだけでも地球はまったく変わってしまう。それだけの強い愛を皆持っている。それを本当に信じろ。
皆の愛がどれだけ強いか、それぞれ自分の左手をハートに持っていって欲しい。そしてそこに魂からの強い愛を受け取ってみろ。どれだけ強いかを感じてみろ。
この強い愛を絶対、忘れてはいけない。常に今の状態を保って、自分を愛で満たしておくように。あなた方の多くの仲間からの祝福が用意されている。さぁ、手を放して構わない。私はここまでにして、次のものと交代をする。
あなた方のそれぞれの人生の中で、いかにして自分に目覚め、人間の本質に目覚め、そして愛に目覚めていくか。まだ自分に目覚めている者がほとんどいないので、ここにいる者はまだ自分の意識レベルではまだまだと、そういう感じを持っている。
しかし、今の自分の生活がはじめから自分で設定したものであり、確実に自分の本来に向けて歩いている最中であるということをまずはしっかりと理解しておくように。何一つ、今の生活に疑問や不満を抱かないように。すべては完全にうまくいっている。ただ、その生活の中でいかに多くの喜びを見つけ、いかに多くの愛を身につけるかは決まっていない。それはあなた方一人ひとりの問題だ。それは自由意志の世界でもある。
したがって喜びがたくさんあるとか、愛をいっぱい見つけたというのは、それは計画とは別問題であるということを理解しておくように。どのような選択をとり、どの道を歩もうとも、常に喜びを見い出すことができれば、常に愛を身につけることもできる。逆に、喜びをまったく見い出すこともできず、愛をまったく身につけないということも可能だ。
人それぞれの人生の中で、いかに多くの喜びをあなた方が見つけ出し、私たちに報告しに来るか、それを私たちは待っている。自分の喜びは何であるのか。自分が心から満足することは何であるのか。自分が一番やってみたいことは何であるのか。よくそれを感じとって欲しい。喜びをまだ見い出していない者、その自分の本質に早く接触するように。何をしているとき、一番楽しいか。あなたの魂はどういうとき、一番、喜んでいるか。それをよく感じておくように。
私たちは多くの人間にいろいろの知識を授け、エネルギーを与え、癒しを行なってきた。数え切れないくらいの人間に癒しを行なってきた。しかし、その中で本当にイキイキとし、喜びに溢れ、愛を身に着けている人間はほとんどいない。私が癒しのエネルギーを与えると、その時は喜んでくれる。そしてすぐ忘れる。そしてまた、お願いです、癒しのエネルギーをください、と言ってくる。またエネルギーを与える。またその時は喜ぶ。そしてまた忘れる。これをずっと繰り返している。
あなた方は何のために私に会いに来るのか。何を期待して私に会いに来るのか。私はただ単に慰めたり、同情するということはまったくしない。本当にあなた方に成長して欲しいから、成長する方向性を気づかせるように教えて挙げる。ほとんどの者は面倒臭いといって、帰ってしまう。自分を成長させることが面倒臭い。そして人を愛することも面倒臭い。もう何百回もこの言葉を聞いた。
自分を成長させるのも、ほかの人に愛を与えるのも、面倒臭い。あなた方は私たちに何を望んでいるのだ。しかし私たちはあなた方をずっと愛し続ける。どのような事態に陥ろうとも、私たちはずっと愛し続ける。あなた方に光を与え、光の方向性を示す。私たちを求めたら、私たちはすぐにあなた方に会うことができる。ここに来れば、直接話を聞くことができる。何度でもここに来て構わない。
しかしあなた方が成長するのはあなた方の自分の手でしか成長できない。私たちが代わりに成長してあげることはできない。あなた方が愛を身につけるのも、あなた方が愛を実践することによってしか身につかない。私たちが代わりに愛してあげることはできない。面倒臭いのではなく、早くそこに喜びを見い出して欲しい。成長することの喜び、他を愛することの喜びを早く見い出して欲しい。自分が成長するということはどんなに楽しいことか。人を愛するということがどんなに楽しいことか。おそらくまだそれに気づいていないのだろう。早く、それを身につけて欲しい。分かって欲しい。気づいて欲しい。
恥ずかしくても良い。まずいろいろと愛してみたらよい。多くの人と愛を分かち合ってみたらよい。だんだん喜びが分かってくる。人を愛すると、こんなに楽しいのか。自分も愛されているという実感が確実に分かってくる。こんな簡単なことがはっきりと分かってくる。今まで自分が愛されなかったのは、ただ単に自分が愛していなかったからだということがはっきりと分かってくる。だから出発点はとにかく人を愛することだ。とにかく人を愛することだ。だんだん分かってくると、喜びに変わってくる。それで早く、1日も早く、その喜びを見い出して欲しい。
あなた方に大いなる祝福を与えよう。愛の喜びが分かりますように。愛することの喜びが早く分かりますように。
ご苦労さまでした。ここで一時、休憩にいたします。お疲れさまでした。
あなた方の魂がそこに繋がっております。その魂のエネルギーを一生懸命、感じようとしてください。そのエネルギーを自分の体全体に満たしてください。完全に自分は魂である、そういう感じを持ってください。もう地球次元の世界には直接縛られず、もっと自由でイキイキとエネルギーに満ち溢れている魂を感じてください。
その魂のさらにハートチャクラに意識を持っていくと、また素晴らしいエネルギーがそこにあるのが感じられてきます。魂のハートを感じようとしてください。そのエネルギーをどんどん強く引き出してください。引っ張って、引っ張って、体全体に染み込ませてください。このエネルギーは魂の核、あなた方の創造主から直接やってきている。核は創造主のエネルギーを持っている。
あなた方は今、この創造主のエネルギーで満たされている。さぁ、自分が創造主であるということをしっかりと思い出してくるように。あなた方は今、創造主のエネルギーで満たされている。その創造主のエネルギー、今、確実にこれを自分のモノにしておくように。その創造主のエネルギーはさらに精妙な波動が根本にある。
またハートチャクラに意識を持っていって、創造主の根本を見つけて引き出してくるように。この根本のエネルギーはこれが本来のこの宇宙を創った創造主そのもの、完璧なる創造主。これで体をすべて満たしてみるように。これが真の創造主、根本の創造主、大元の大元の根源の存在。それで満たす。さぁ、体をすべて根源に委ねるように。あなた方が常に自分は創造主であるということをしっかりと覚えておくように。この根本のエネルギーを満たしたままで、話を聞いて欲しい。
あなた方の役割は自分でしか達成できない。一人ひとり違う。そして喜びも一人ひとり違う。愛し方も当然、違うだろう。しかし、この愛については何も私は決めなかった。まったく何も私は関与しなかった。あなた方が自分で気づき、成長させることを期待して、何もしなかった。なぜならば地球上での愛の表現はいろいろの形が必要だからだ。皆、同じ愛では困る。いろいろの生命同士の愛があって良いはずだ。それぞれ皆、愛の形が違う。まったく違ってくるはずだ。
あなた方がどういう愛の形を創るか、私はそれをあなた方に任せた。自分たちで自分に見合った愛の形を身につけて欲しい。ある人は植物と話ができて、植物のために愛を尽くす。ある人はお魚と話をして、お魚のためにいろんな愛を注ぐ。いろんな愛の形があって良い。自分なりの愛を身につけて欲しい。それが根本にあった。だから愛については私は何も手を加えなかった。しかし結果としてほとんど誰も愛を育まなかった。
それはそれであなた方の選択で、私はあなた方を責めるつもりはない。ただ、新しい地球においてはいろいろの愛の形が必要だ。だからここで愛を学んだからといって、皆で答え合わせをするような感じで喜んで帰ってもらっては困る。自分だけの愛を身につけて欲しい。自分にしかできない愛を身につけて欲しいのだ。人の愛を真似するのではない。自分だけの愛、それで良い。それを私は期待している。
いろんな愛が必要だ。人間同士でも当然、構わない。それ以外にも、ほかの生命体、植物、動物、地球、大地、自然霊、妖精、ノーム、何でも良い。クジラ、イルカ、何でも良い。自分の愛を広げよ。自分の愛し方を身につけよ。
あなた方がいつまでも人の真似をしたり、人の振りを見て自分を決めるのではなく、自分が満足する生き方、自分にしっくりとくる愛し方を早く身につけるように。私たちはあなた方を切り捨てるためにアセンションを行なうのではない。新しい時代に必要な愛を探しているだけだ。愛のある者を一生懸命、探している。ただ、数が足りない。絶対的に人間の数が足りない。皆、愛を育んで欲しい。自分なりの愛し方で、いろんな生命を愛して欲しい。他人の真似したり、人と比較することは意味がない。何の意味もない。自分だけの愛を育てるように。
これからの地球は私たちがしっかりと考えて進めている。あとはあなた方がこれに付いてこれるかどうかだ。私たちは付いてこれない者を無理に引っ張るつもりはない。彼らは自分に見合った世界へ行くだけのことだ。私たちは新しい時代に住める価値のある者だけを選んでいく。それはある意味では当然のことだ。別に、無理して私たちに話を合わせる必要はない。私たちが合わなければ、自分に見合ったところへ行って構わない。
人々の意識を少しでも高めることができるように、私たちは祈っている。あなた方の一人ひとりのハイヤーセルフからも大いなる愛が流されている。人々が確実に愛を身につけることを私は願っている。あなた方に永遠の祝福を与えておこう。