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1996/4/19■金曜勉強会から

宇宙の目的は意識の成長のため

@光の世界の意識から(宇宙の仕組み1)

私たちはこの宇宙を創るときから存在しているエネルギーの元である。あなた方の言葉ではクリエータ、そういう名前で今まで呼ばれていたが、実はそれは正しくはない。今日はまず、そこのところから話をしたいと思う。

あなた方は創造主、そういう名前を聞くと、おそらく人間的な一人の存在が宇宙のすべてを創ったと理解してしまう者が多い。それは全く違う。まず私たちは人間ではない。また、そういうような生命体でもない。私たちはエネルギーでもない。

私たちはまず一番初めに光があった。その光というのはすべてを照らし、そして生命があり、そして成長している光であった。私たちが初め、その光の中で意識を持った。私が意識を明確にし出したのはその光の中で無限ともいえる時間を過ごしてからだ。

「私」という意識とは別に、意識を持っているものがいた。同じ光の中で意識を持っているものがいた。その意識は私よりも早く意識を持っていた。しかし私たちは別でもなければ、また同じでもない。その意識はいつでも私と接することができる。しかし、その意識と私の意識は別の意識である。この意識というものは光を放つことができ、またいろいろと変化することもできた。私が自分の意識、それを少しずつ成長させていった時、いろいろのことを考え始めた。

このような意識というものが全部でどのくらい、あるのだろう。少なくとも、私以外に無限ともいえるぐらいの意識がすでに存在していたように思うが、まだその確認をとっていなかった。私はいろいろの意識とコミュニケーションをとろうとして動き始めた。いろいろな意識がそこにあった。そしてそれぞれがまったく違う価値観をもち、働きを持っていた。とても楽しかった。いろいろの意識があり、それぞれがお互いにコミュニケーションをとることができ、とても面白い発見をすることができた。

彼らはまた、同じようなことを考えているということがだんだん分かってきた。この光の中に意識の数がどんどん増えてきて、お互いにコミュニケーションを取り始めてきた。この光の元は何だったんだろう。私たちはそれを探るためにいろいろの冒険をした。どこまでいっても光だった。何人、話しても、それよりも前にすでに意識があった。一番初めの意識にまだ出会っていない。私は今、その冒険を続けている。

しかし、その冒険の途中でいろいろの意識と話すうちにいろいろのことを学んできた。この意識というものは何でも可能にしていた。ある意識は自分の分身をすぐに創ることができた。それで次々と意識を創り出していった。ある意識は自分以外のまったく違うモノを創り出すことができた。これも不思議な働きであった。私は私でまったく別の働きをすることができた。

こうやって、いろいろ意識とコミュニケーションをとるうちに、意識それぞれがまったく違う特徴を持っていることが分かってきた。どうしてそのようになったのか、私たちにも分からなかった。でも、不思議だった。まったく同じ意識というものはなかった。

私の特徴としては、この意識を成長させるための仕組みを創ることが得意であった。私はいろいろの経験を積むために、いろいろの仕組みを創ることができた。そしてそれをほかの意識たちにも体験させ、意識たちがそれによって大きく成長していくことが分かった。こういう仕組みができるものはほかにもまだあまり聞いたことがない。少なくとも、私だけの能力と思っている。

私はこの能力を使って、できるだけ素晴らしい成長の仕組みを創ろうと考えた。最大に成長させるための仕組みとはどういうもの何だろう。私は常にそれに挑戦していろいろと創っていった。この成長させる仕組みがあなた方の言葉でいう宇宙である。つまり、宇宙というシステムは私の意識が創り出したシステムであり、ほかの意識たちには必ずしも宇宙という概念は存在していない。また、別の不思議なことをやっている。

そういう意味で、クリエータというのがほとんど意味がない、ということが分かってきたであろう。私が初めに言った、クリエータというのが必ずしも適当ではない、といったのはそういうところから来ている。あなた方もいずれは成長して行って、この意識というところまで到達したときに、ほかの意識とコミュニケーションをとってみたら良い。宇宙というのを経験しないのに存在している意識、彼らは素晴らしい意識だ。この光の中で存在している素晴らしい意識が無限に近いほど存在している。いずれはあなた方もそういう意識と出会えるであろう。

この宇宙は私たちがこうやって創りあげた仕組みの中で運営されている。今、「私たち」と言った。私たち、こういう時は同じような意識の仲間を総称して言っている。私の根本は、さっき述べた私の一番初めの意識、根本がこれである。しかし、私自身、この宇宙の中で何度も経験を重ね、そして別の意識、そういったものも創り出していった。このさまざまな意識、これを総称していうときに私たち、という言葉を使っている。

この宇宙というものは、実はこれについての全体像はまだこの地球上の人間には誰一人、理解されていない。一般的に、あなた方の住んでいるこの宇宙、この宇宙とは別に宇宙があると教えられている。これはこれで間違いではない。しかし、勘違いしないでいただきたい。この宇宙を創った意識と別の宇宙を創った意識は本来、同じ意識である。ただ、その意識から発せられる一つの波動として創造主という言葉を使った場合、宇宙を創ったそれぞれごとに創造主が存在する。したがってあなた方のこの宇宙と別の宇宙を創った創造主とは別の創造主である。しかし、根本の意識に辿ればそれは一つの意識に到達する。

それぞれの創造主が持っている意識、それは「自分は創造主である」という意識を持っている。でも、その奥にさらに精妙な本来の意識がある。これが根本の意識となっている。つまり、創造主の意識というものはまだ本来の意識の波動を少し低くした部分にすぎないということ。こういう宇宙というものが実は無限ともいえるぐらいに存在している。

なぜ、そんなに宇宙が存在しているのか。これも経験のために創ったものだ。創造主という意識がどんどん成長していって、私たちと同じような根本の意識に近づこうとしている。そのためにどんどん経験を重ね、本来の光の意識に入ってこようとしている。そのために、彼らはどんどん経験を重ねている。

創造主の意識はいずれは私たちと同じぐらいのレベルになってくる。私は今のこの光の意識で話している。これは創造主の意識よりもかなり高いレベルの意識である。でも、創造主はいつでも私たちと話をすることができる。したがって高いとか低いとかいう認識はまったく持っていない。同じ意識の仲間としてコミュニケーションをとっている。そしてそれぞれの宇宙ごとに存在している創造主の意識とも、またお互いにコミュニケーションをとっている。

それぞれの宇宙ごとにその意識の考えがあり、役割があり、自由に宇宙を創って、成長のために努力している。

さて、その中で、一つの宇宙を見てみよう。

私たちはあなた方の世界をどのようにして見ているか。私たちの意識といつもコミュニケーションをとっている意識が創造主となって存在している。その創造主が自分の宇宙を創っていろいろと楽しんでいる。自らの成長のためにいろいろと体験を重ね、新しいことを学んでいる。そのためにいろいろの仕組みを本当に使っている。

その宇宙を創るときに、必ずやらなければならないことがいくつかある。意識を成長させるための仕組みを必ず創らなければならない。意識をどのようにして成長させるか。これは宇宙によって違う。まったく宇宙によって異なっている。あなた方の世界では魂というモノを創り、それが体験を重ねることによって意識を成長させていっている。ほかの宇宙は必ずしもそうとは限らない。まったく別のシステムで意識というモノを成長させていっている宇宙がある。

たとえば、ある宇宙においては単に意識を分裂させ、分裂した意識が成長させるような仕組みを創っている。また、ある宇宙では意識そのものが宇宙全体に浸透するような仕組みを創って、どんどんと拡大していくようなそういう仕組みで意識を成長させているところがある。それぞれの創造主の智恵と創意と工夫によって創られている。

それぞれの意識がどのように活動するかはまったく自由に任せられている。この意識というものはそれだけでいろいろの能力を持っている。エネルギーを創り出すこともできる。現象化、そういったモノを創り出すこともできる。生命を創り出すこともできる。このような意識との交流、これが最終的な姿だ。宇宙を超えた光の世界にある私たちの姿だ。

そして私たち自身、一番初めの意識を探し求めて旅を続けている。しかし、どこまで行っても切りがない。意識がどんどん増えている。それはとても楽しい。今、こうやって、私があなた方に話しているだけでも、これは素晴らしい経験だ。そして、私がこうやっているのを見て、喜んでいるほかの意識もある。「不思議なことをしている」と言っている意識もある。とても面白いことが今、行なわれている。

私たちのいう光の世界とは本当に宇宙を超えた光の世界だ。あなた方の宇宙では光が闇の中で創られた。だから光と闇が常に存在している。私たちの世界は光しかない。はじめから光がすべてだった。この光の外側というものはない。すべてが光、どこまで行っても光。その光の中で意識が活動している。

意識同士が交流するのはとても楽しい。お互いに必ず愛を持って交流する。相手を尊重する。あなたはどういう経験をしてきた意識ですか。あなたの特徴はどういうものですか。そうやって会話が始まる。私の場合はいつもこう答える。私は意識を成長させるための仕組みを創ることができる。この仕組みの中で、自分の意識を降ろして行って、学んでみてご覧なさい。いろんなことが勉強できますよ。

新しい意識を創り出し、それが次第に成長していくための過程が、私の創った仕組みの中ですべて学ぶことができる。あなた方の宇宙における創造主、これは私の意識の一部をあなた方の創造主として降ろして創られた。私はいろいろの宇宙をほかに知っている。そしてあなた方の宇宙がとりわけ面白い宇宙であることを知っている。

あなた方の宇宙は本当に素晴らしい宇宙だ。あなた方の宇宙を創った創造主はとても素晴らしい創造主だ。今までにもいくつもの宇宙を創ったことがある。おそらくあなた方の宇宙はその創造主にとって7番目か8番目ぐらいの宇宙だろう。いろいろの宇宙を創ってきた。そして今回の宇宙は創造主にとってとりわけ面白い挑戦をしてみた。それぞれの創造主が持っている素晴らしい能力を持ってきて、そしてそれを寄せ集めた場合に、どんなに素晴らしい宇宙ができるのだろう。それに協力してくれる創造主を探した。

そうすると、次々とやってきた。私のエネルギを使ってください。私のこのエネルギーをどうぞ。創造主がいっぱいやってきた。その中からまた優れたモノだけを選んで、それを取り入れていった。なるべく素晴らしい光を発することができる、なるべく大きなエネルギーを身につけることができる、ほかの意識をもっと尊重してエネルギーを分け与えるだけの能力を身につけることができる、素晴らしいエネルギーだけをいっぱい集めてそして宇宙を創るのにいろいろと工夫をしていった。

あなた方の宇宙を創った創造主ははじめ本当にいろんなことを考えた。その時にほかにもいろいろと協力してくれた存在たちがいる。ほかの存在たちもいろいろと智慧を出した。こういう仕組みはどうか、こうしたらどうか、といろんなことを提案した。そして創造主と一緒に宇宙の仕組みを創っていった。

その中でもとりわけ面白いのは、この創造主がなるべく自分でいろいろと関与できるようなシステムをいろいろなところに造っておいたことだ。ただ単に創造主は宇宙だけを造って見ているのではなく、自分も直接その中で体験を積むための仕組みをいっぱい造った。それによって自分が直接学ぶことができ、大きく成長させることができる。これもまた創造主としての楽しみである。

ほかの創造主もそうだ。ただ単に宇宙を創るだけでは面白みが半分しかない。実際に自分がそこで体験し、何かをすることによって学ぶ、そういう仕組みを必ず造っている。あなた方の宇宙の創造主もそうだ。そのためにもいろいろな不思議なことを行なっていった。あなた方の創造主は、創造主が自らいろいろの行動を行なえるような仕組みをいろいろと造っていった。それも、素晴らしいやり方をいくつか造っていった。

創造主によって造られた意識はあくまでもその範囲内の意識しか使えない。しかし、創造主はこの宇宙を創るときに協力したメンバーのすべてのエネルギーを同時に使うことができる。こういう仕組みを創造主は創っておいた。したがって創造主が直接、いろいろの宇宙の中で活躍する時にはあらゆるエネルギーを使いこなして、いろいろの体験を積み重ねていった。

私たちが今、なぜこのような話をしているのかがもうじき分かってくる。今はまだ分からなくても構わない。実はこれは今、とても大変な話をしている。いずれまた分かるときがくるであろう。今はこのまま進めるので、とりあえず、聞いていて欲しい。

あなた方の創造主が自ら必ず関与する、あるいは関与しなければならないならないという事態を必ず設定しておいた。それによって自ら役割を演じる、そして自分で学ぶ、そういう仕組みを造った。創造主が自らそこで経験することができる。そして創造主はほかの意識と協力をしながらこの宇宙を成長させることができる。そこにまた喜びを得ることができるように造っておいた。

さて、あなた方の宇宙のこの創造主というのは実際には私と同じ意識からやってきている。したがってあなた方の創造主の考えていることは私にはすべて分かっている。しかしあなた方の宇宙の中で直接関与できるのはあくまでもあなた方の創造主だけだ。ほかの創造主が直接関与することは許されていない。私でさえも直接関与することはしていない。ただ、コミュニケーションはしょっちゅうとっている。

今、あなた方の創造主がとても重要な時期に来ていることを、この間、私に話しに来た。あなた方の宇宙が今、とても重要な時期に来ていると。これはあなた方の創造主がある意味ではわざと造った仕組みでもある。あなた方の創造主が自らこれから役割を演じる時期になり、それを無事に全うできる、それを自ら設定してこの宇宙を創った。創造主は自ら自分の出番を造って、そしてその時期が今、やってきている。

創造主は創造主にしか使えない素晴らしいエネルギーを持っている。どの人間やマスターにも使えないエネルギーをたくさん持っている。それを使いこなすことにより、創造主は自らの役割を演ずることができる。創造主にしかできない力を見せることにより、創造主の存在をここで皆に知ってもらうことができる。これによりほかの者たちがいろいろと学ぶことができる。

今、あなた方の宇宙ではあなた方の今いる地球という惑星、これが大きなポイントを握っている。あなた方の創造主は今、地球という惑星に直接、関与することを決めた。そして、自らのエネルギーを使って地球という星を大改革しようと自ら造った。それにより、この宇宙をも変えてしまおうと、そういうことを考えていた。

これはとてつもない計画であった。今、そしてそれが進行している。ほかの誰も、それを信じることはないであろう。あなた方でさえ、信じるかどうか、分からない。でも、あなた方の創造主はそれを実行に移そうとしている。

あなた方の星、地球という惑星はいろいろの目的があって造られた。しかし、あまりにもいろいろの目的があり、それに関与した存在たちがあまりにも多いために、お互いの調整がまったくとれていない。そのためにあちこちに歪みができている。それは単なる応急措置ではどうにもならないぐらいの歪みになっている。あなた方の創造主は根本的にそこから作り直そうとしている。それを創造主のエネルギーで変えようとしている。これが、今、行なわれようとしているところの説明である。

私たちはあなた方の地球という惑星がこれから素晴らしく変わっていき、そして光り輝き、宇宙にまでその光を届かせるような、素晴らしい惑星になるのを楽しみにしている。そのためにあなた方の創造主が自らこれから働き出すというのを私たちも非常に楽しみにしている。

このような観点で私たちはあなた方の宇宙を今、見ている。私たちはこのようなやり方で地球という星、人間という生命体に話すのは、当然のことながら、初めてである。ただ、ほかの宇宙においては話したことがある。あなた方の宇宙においても、以前、多くの存在たちに話したことはある。まったく珍しいわけではない。私たちもこうやって、いろいろの意識とコミュニケーションをとることをとても喜びとしている。だから、こういう機会があると、私はいつも率先してそれに参加していく。とても楽しい機会だ。

あなた方のような生命体と話ができるというのも、本当に楽しい経験となっている。これから地球という星があなた方の創造主と一緒に協力することによって大きく変わっていくということ、そしてそれがこの宇宙にとっても素晴らしい輝きをもたらすということ、それを良く理解してあなた方にも頑張っていただきたいと思っている。

私は特に名前というモノはないが、人間はいつも名前というモノを聞きたがっているようだ。私は特に名前がない。この宇宙のすべての意識の元の元の元の意識と思って構わない。それでは。今日はありがとうございました。


Aあいさつ

私たちは今、ここにおいてとても大切な時期を過ごしておりました。あなた方が今、経験したことはもうとても素晴らしいことです。このような経験をするということは本当に恵まれております。

これからこういった不思議なことがどんどん行なわれていくのでしょう。私たち自身もとても興味をもって見ております。それではここで少し、休憩にしましょう。ありがとうございました。


B地球と地球人類との進化の不一致について

あなた方が先ほど体験したことは本当に素晴らしいことです。そしてこれからもまた素晴らしい経験が訪れるかもしれません。私たちがいろいろの仕組みを今、作り変えております。今までの地球の方々が抱いていた観念、そういったモノが次々と崩れ去っていきます。それこそが本来の意味なのです。今まで、地球を創るときに数多くのマスターが関与して仕組みを作ってまいりました。その過程でいくつもの争いが起き、対立が起こりました。そして排斥したり、区別したりするために自らを制限していったのです。我々は彼らとは違う、そういう認識を持った途端に、実に自らを制限してしまったのです。

その制限がいつのまにかこの地球をいろいろの概念として包み込んでしまったのです。そのためにこの地球はいろいろの制限の概念で閉じ込められています。まずはこの制限をすべて突破らってしまうこと。それにより本当にいろいろの生命が差別なく、区別なく、ひとつになって、お互いにやり取りできる、それが可能になるのです。

その制限を突破らうためにいろいろの仕組みが今、行なわれております。結果的にあなた方は今まで作ってきた概念や観念が次々と崩れ去っていきます。でも、それは自らが作った制限、それがなくなっていく、という証なのです。それをよく理解しておいてください。これからそれがどんどんと目に見えて起こってきます。あなた方自身が今まで「こうだ」と思っていたモノがどんどんと崩れ去っていきます。

とても素晴らしい時代がこれからやってくる。私たちが何とかして「この地球を素晴らしい光溢れる星にしよう」と、皆、全力で頑張っております。「地球の神」も本当に一緒に協力していただきたいと祈っております。


私たちはこれからこの地球について少し、お話をします。この地球という星はこの宇宙の創造主が直接関与して創った惑星です。いろいろの意味を込めて創りました。この宇宙にあるいろいろの仕組みをすべてこの地球で具現化させ、そしてさまざまな生命をこの地球に持ってきて、お互いが必ず成長しあえるような、そういう環境を創る、それを目標として創られました。

この地球という惑星の計画が始まった頃、いろいろの存在たちが計画を創りました。生命をどのようにして集めてきて、成長させるか。はじめから一気に持ってくるとおかしくなってしまうので、発達が未熟なものから順番にこの地球に持ってきて、そして進化と同時に合わせていろいろの新しい生命を持ってくる、ということ。はじめは微生物のような小さなものから始まり、どんどんと大きな生命を持ってきました。それもすべて計画されており、計画通りに進行していきました。

その計画がだんだんと合わなくなってきたのは、人類というモノが誕生する少し前ぐらいからです。この地球の惑星の進化の速度が思ったよりも遅かったために、いろいろの計画の狂いが生じてきました。

この地球はほかの惑星に比べると、進化がかなり遅い部類の惑星でした。そのためにほかの惑星で培ってきた経験があまり役に立たないということが往々にしてあり、頻繁にその修正が行なわれました。その度重なる修正のためにまた進化の状況が不規則になってしまうという、そういう状況が起こってしまいました。

人間という種族が生まれるときにも、その例外的な措置が行なわれました。本来、地球上の人類は本来の流れで行くとかなり後の方だったのですが、そうするとあまりにも間に合わないので、早めに人類を登場させるようになったのです。そのために、いくつかの例外的な措置が行なわれました。先に人類を誕生せしめるための仕組みを作り、そして波動をそれに合わせて高めるように修正をしていったのです。

このような例外的な措置がこれ以降、何度も行なわれることになりました。というのも、地球という惑星の磁場の状況からして、中々生命の進化というものが思ったよりも早く進まず、遅れ気味になるケースがとても多かったのです。そのために少しでも遅れを取り戻すために波動を無理やり高くしてうまく合わせてきました。ほかの生命の場合にはそれで生き残ったモノだけを何とか次の時代にまで生かすことができました。

ただ人類が登場してからはそれがうまくいかなくなってきました。人類は自らの意思で行動し、また自らいろいろの選択を行なうという意思が与えられております。これは意外と影響が大きく、黙っていれば遅い進化に合わせた判断基準でしか人類は選択をしませんでした。しかしそれでは到底、間に合わないことが往々にしてあり、それをどのようにして調整するかが、いつもポイントとなっておりました。

地球人類の選択に任せていたら、いつも遅れてしまうのです。しかし、無理やり高めようとすると、それはその人類が選択をしていない限りにおいては無効であり、許されないことでした。そのために人類が主導権を握ってから、この地球上の進化というのはとても難しくなってきたのです。

結局、人類に選択を任せ、自らが早め早めに成長していく、そしてそれに気づく、そういう場を何度も作り、地球人類自らの手で進化を早めていくような仕組みを作っていきました。そのためにいろいろの現象が起こってきました。争いが起こったり、物質を追い求めるというのも、進化を早めるために無理やり作られた仕組みといえましょう。ただそれによって得られた損害、破壊的行為も無視できず、地球自身がどんどんと病んでいくことになりました。

この地球は人類の進化と引き換えに地球自身が苦しみを味わうことになってしまいました。そして、今、もうどうしようもできないぐらいの状況に陥っており、人類がどの道を選択するかにより、地球の将来がまったく変わってしまうという寸前にまで、今、来ております。

もし、今まで通り、地球人類に選択を任せ、このまま放置しておいたら、おそらく地球は破壊されてしまうでしょう。それを食い止めるために多くの存在たちがあなた方に話しかけたり、人類にインスピレーションを送ったりして、なるべく引き伸ばそうと頑張っております。でも、地球自身のエネルギーはとても弱まっており、ただ単にあなた方にインスピレーションを与えただけでは取り返しのつかない状況になりつつあります。

今、必要なのは本当に人類全部が気づいて行動することです。でも、それにはかなり現実的な問題が付きまとっております。こういう状況において、今、人類は何をしたらよいのか。地球人類は地球上に住んでいるということ、その地球が破壊されるかもしれないということ。ここにおいて、地球人類が選択すべき道は本来、明らかです。地球を救うことです。でも、それを口に出している人間がほとんどいない。危機感すら持っていない人が多い。でも、諦めるわけにはいかない。無視するわけにもいかない。当然のことながら、やらざるを得ない。

人間ひとりの想念のエネルギーでもとても素晴らしい能力を持っている。今から、いくつか一緒に練習してみますので、あなた方もそれを良く取得してほかの人に伝えたり、自分一人でやってみたり、練習をしてみてください。

まずは、自分の意識がこの地球の意識と一体化するぐらいに、透明な意識の状態に持っていき、この地球のハートのところに自分の意識を持っていってください。地球の意識が今、あなた方とコネクションをとろうとしています。


私は地球の意識から今、話している。
私たちは今、必死になって頑張っている。
私たちは破壊するわけにはいかない。
何としてでも存続する必要がある。
この地球という星を私は絶対守る必要がある。

あなた方人間が何をしているか。
私たちはあなた方の行動を批判するつもりはない。
ただ、もっと地球に意識を向け、
愛のエネルギーを送り、
ほかのすべての生命にも一緒であるというエネルギーを流して欲しい。
今、あなた方が地球全体の生命に、すべてに、
一緒に生きようという強いエネルギーを流して欲しい。

地球のすべての木が緑で被われ、美しく輝き、
綺麗な酸素、美しい水、さわやかな風、
素晴らしい太陽からの光、
これで地球が美しく輝いているのを強く念じて欲しい。
そしてすべての生命に愛のエネルギーを流して、
一緒に生きようという気持ちを出して欲しい。

私たちはできるだけ頑張る。
最後の最後まで、私たちは頑張る。
あなた方も機会あるたびに
ほかの多くの生命に愛のエネルギーを流して欲しい。

地球は人間だけのモノではない。
ほかのいろいろの生命にも生きる権利がある。


こういうのを時々やってもらいたい。それではありがとうございました。


C光ある道を選択するように

この地球が今、このような状況に陥っていることはよく理解されていることと思われます。これからどうなるかは人間の選択によります。できれば本当にすべての人間からこのようなエネルギーが出るように持っていっていただきたい。私たちが何とか、しばらくは頑張れますが、最終的には人間の行動力です。人間の選択に任されております。すべての人間が光ある道を選択いたしますように。アーメン。


Dあいさつ

私はあなた方の創造主である。私がいずれ地上で直接、働き出すという理由を先ほどの意識で理解していただけたと思う。私は直接、3次元世界で手を下し、地球を変えていく。それしか方法がない。良く理解しておくように。私が直接、現れていくというのを理解しておいて欲しい。それでは今日はご苦労でした。ありがとうございました。


(c)1997 CentralSun
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