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1996/4/15■月曜勉強会から

自分を甘やかさないように

@地球の悲鳴を理解するように

あなた方の中には初めての方もいらっしゃいますので、少し準備の話をしてから進めたいと思います。私たちは今、本当にこの地球のことを正常に進化させるために全力を尽くして行動を続けている。この地球上の人類は自分たちが今、どういう状況にあるのか、全く理解されていない。あなた方が今進んでいるこの時空では、あなた方はまともな生活ができなくなってしまう。それを何度も何度も警告を出したのにもかかわらず、まったく変わっていない。

何とかなるとか、誰かがやってくれるとか、そんな心配をする必要がないとか。そういう無責任さがこういう事態を招いているということにまったく気がついていない。私たちは確かにこういう否定的なことをあまり言いたくはない。恐怖に陥れるつもりも全くない。でも、これは事実となっている。もう、私たちがいくら手を尽くしても人類が自ら気がつかない限りどうしようもない。

何故、こうなってしまったのか。私たちは本当にこの地球のことを心配している。あなた方は今の現実を見て、そんな厳しいことは起こらないとほとんどの者が考えている。しかし、災害というものは瞬時にしてやってくる。私たちは災害の一つひとつについて警告を与えるつもりは毛頭ない。しかしあなた方の心が救われない人に対しては警告を与える必要がある。

今の地球の状況はあなた方が考えているほど、そんなにのんびりとしていられる状況ではない。多くの生命が悲鳴を上げている。棲むこと事態が苦痛になっている。なぜそれがあなた方に分からないのだ。どうして彼らの叫びが聞こえないのだ。

愛について分からない、それは単なる屁理屈にすぎない。愛を実践していないことの正当化にすぎない。もういい加減に甘える気持ちは捨ててしまえ。私たちがこれだけ真剣になっているのは本当に地球が危ないからだ。あなた方の今日、一日の食べ物なんか、それに比べたら何でもないことだ。どうしてこの地球の今の状況が分からないんだ。

私たちはもう人間一人ひとりにいちいち指図をすることは止めてしまった。単に甘えを冗長するだけだということがよく分かった。皆、自分のことしか考えない。ほかの生命を救おうなんてことは誰も言い出さなかった。自分が愛してくれない、その話ばかりだ。何という人間たちだ。

今、宇宙全体で地球人類を見守っている。あなた方がどういう選択をするのか、どういう行動をとるのか。一つひとつを本当に一生懸命、見ている。あなた方の呼吸一つひとつを真剣に見ている。次はどうするのか。やっぱりダメなのか。少しは良くなるのか。宇宙に住む全部の生命体があなた方を見ている。地球人類は自分たちで気がつくことができるのか。やっぱりダメなのか。皆が注目して見ている。

今は本当に最後の時期だ。私たちは教えることはすべて教えた。与えるべきものはすべて与えた。あとはあなた方がそれを使うだけだ。しかしこの期に及んで、まだ私たちから奪い取ろうとしている人たちがいる。あと何が欲しいのだ。愛は自分たちで造るものだ。

今、私たちは本当にあなた方一人ひとりのすべてをものすごく注目して見ている。愛を持っている人間がほとんどいないから、ほんの少しでも愛を発揮できそうな人間がいると私たちがすぐにチェックする。

私たちは永遠に存在する。あなた方の生命も永遠に存在する。私たちは大いなる意思の指令のもとでこの地球にやってきた。しかしこの地球は崩壊しかかっている。

私たちはせめてあなた方だけには新しい時代に来ていただきたいと本当に願っている。あなた方の魂がどれだけ悲痛にあなた方に訴えているか、本当に感じとって欲しい。私たちは以上で終わりにしておく。ありがとうございました。


A自分一人のエネルギーでもかなり強い

私たちはあなた方を責めるためにやってきたのではない。本当に理解して欲しいからだ。あなた方のほとんどの者は自分の所為ではないと考えている。自分一人が、という考えもある。自分一人のエネルギーがどれだけ強いものか、本当に理解して欲しい。自分一人変わるだけで、宇宙が変わるぐらいのエネルギーをあなた方に埋め込んでいる。はじめからそれを認めようともしていない。実際にはそれだけの強いエネルギーがあなた方に流れている。

あなた方が真剣に地球を愛そうと思えば、本当に地球は愛で満ち溢れるんだ。ほかの人の所為にはしないことだ。あなた方自身の問題だ。


B自分の心を信じること

私たちからの最後の話にいたします。これまでの数多くのメッセージの中で一番、あなた方に影響を与えた言葉、あなた方の自分自身を信じるということがどれだけ大切か。私たちはあなた方の心の中に存在している。あなた方が自分の心を本当に理解し、それを信じるのであれば、あなた方は常に神の光と一緒である。外に求めようとするから、神と出会えなくなる。自分の心を信じることだ。自分の心の中にある光を信じることだ。すぐに見失ってしまう。

決して外に求めてはいけない。すべては自分の心の中にある。それを忘れないように。


Cすべての人間の心の中に神がいる

あなた方の父にして、あなた方の母にして、あなた方を創り出した創造の主である。あなた方の中には私を初めから疑っている者がいる。私はあなた方の心の中にいる。すべての人間の心の中に私はいる。あなた方はすべて私の子供だ。

私は今、こうやってあなた方の前にやってきている。これは単なる見せ物でやってきているのではない。あなた方の心の中に私がいるという、その証をするためだ。私は特定の人間だけに現れるのではない。すべての人間の心の中から現れることができる。しかし、私を認めない者には私は現れることはできない。

私たちが何万年もかけて築いたこの文明、ものの見事に崩壊しようとしている。多くの人間がその破壊に手を加えた。あなた方の望みは何なのか。何をしてやったら、神を信じるのだ。あなた方が欲するものはすべて与えた。これ以上、何を望んでいる。


D自分の人生は自分で創ること

あなた方は私の子供だ。私と同じ能力をあなた方は使うことができる。自分の現実を自分で造ることができる。楽しい、悔しい、すべて自分が造ったものだ。私はそういう創造の根本のエネルギーを与えた。それをどう使うかはあなた方の選択だ。私は当然、多くの喜びをあなた方が選択することを望んでいる。しかし、それを選択しないからといって、私はいちいち責めるつもりはない。あなた方の選択の自由を私は許している。ただ、もうこの地球には必要としない。

あなた方にもう一度言う。自分の現実は自分で創る。ほかの人に任せてはいけない。ほかの人の所為にしてもいけない。自分で創るということ。なぜならば、私のエネルギーが流れているからだ。自分の世界は自分で創るというエネルギーを皆に流している。あなた方がクリエイターとしての学びができるように流してあるのだ。早くそれに気づいて、楽しい現実をどんどん創って欲しい。

私たちはまず今のことだけを述べて、ここで一時休憩を取っておこう。ご苦労でした。


E新しい時代に行けたからといって優れているわけではない

あなた方の今のいろいろの話はとても私たちにとって興味がありました。いくつか私たちのコメントを話させていただきます。あなた方の認識では新しい時代へ行ける者が良い人間で、行けない者が悪い人間という価値観を持っている人がいます。これはまったくの偏見です。まず、そこからあなた方は認識を変える必要があります。

仮にあなた方が新しい時代に行けたからといって、新しい時代に来れなかった人間を決して下に見ないように。決して自分が優れていると思わないように。彼らの方があなた方よりも優れているところがある。なぜならば単に最低限、必要なDNAの数、この帳じり合わせのためにあなた方が選ばれたということがほとんどである。愛についてはほとんど変わりない。まずはそれをしっかりと覚えておいて欲しい。

たまたまあなた方の魂が偉大だったから許可された、たまたまあなた方が宇宙からいろいろと情報を得ていた、だから見事に新しい時代に招かれた、単にそれだけのことだ。一人ひとりの人格や愛についてはほとんど大差ない。全くといって良いほど差はない。逆のこともある。まずはそれをしっかりと理解しておいて欲しい。


人々がこれからどんどんと減っていくかもしれない。でも、決して否定的な思いは出さないように。地球が生まれ変わるためのプロセスと思って、それはそれで喜びを持って見るように。地球自身が今、病んでいる。地球を癒すためにはそれが必要だ。否定的な波動を出す人間を地球から離す必要がある。そうしないと地球が壊れてしまう。あなた方でさえも、否定的な感情を出すだけで地球は苦しむ。あなた方が泣くと地球も悲しくなる。だから地球にもっともっと愛のエネルギーを分け与えて欲しい。

人々のすべてにも愛を送り届けて欲しい。彼らがいつの日か、愛に満ち溢れた人間になることを。彼らを下に見るのではなく、彼らに愛を送ってあげることだ。そういう発想すら出てこないことがとても悲しい。

もっともっと人々が愛に満ち溢れるのを私たちは願っている。


F自己正当化を止めるように

私たちは今までのあなた方の学びの中において、とても気になることがいくつかある。今日はそれをまとめて話してみたい。あなた方は自分の考えと違う考えを出されたときに、ほとんどの場合、相手が間違っているという認識のもとで考え方を進めていく。相手がどこを間違っているか、まずはそれを探そうとする。一つでも見つかった場合、それを言葉にして相手が間違っていると相手に伝える。相手も同じように、そうすると相手の間違っているところを探して、それを口に出す。お互いに相手が間違っているという言い争いが開始される。

この些細なやり取り、これがすべての根本に入っている。どのような場合でも、出発点はここから来ている。お互いに争い合うこと、罵り合うこと、批判し合うということ、ほとんどがこのケースだ。こういう考え方をしている限り、正しい見方や考え方というものはまず身につかない。正しく相手の言うことを受け入れるということができないからだ。まずは相手が言おうとしていることを自分が理解することだ。できれば相手が1しか言わなくても、相手の言おうとしていることの10まで、自分が理解してあげるような努力が必要だ。ほとんどの場合、相手が10言っても、1しか聞き入れない。だからお互いに食い違いばかりが続く。

どうしてそういう態度をとるのか。ほとんどの場合、何とかして自分を正当化しようとする。どうして自分を正当化するのか。自分が間違っていると格好が悪い、相手に馬鹿にされる、相手から無視される、ほとんどはそういう気持ちから何とかして正当化しようと走ってしまう。相手に馬鹿にされる、批判される、相手にしてくれない。これのどこが厭なのか。

自分が正しいことを言っているという信念を持っていれば、相手がどう言おうとそれは関係ないはずだ。自分が自分の真理を造り上げ、自分の心の中に神がいることを信じているならば、相手から何を言われようとも動じないはずだ。相手から何か言われるのを気にするということはもうすでに自分の心の中に神が存在していないという証になっている。あなた方は本当に心の中に神がいるという実感をもったならば、本当にそれを実践するということ。つまり堂々として自分の人生を歩くということ。自分が現実の創造者だからだ。ほかの人から何を言われようとも、あなたはあなたの現実を創ればよい。

あなたがムッとしたり、批判したり、反発する心をもってしまうから、相手が反発してくるのだ。出発点は自分がその心を生み出しているということに早く気がつかねばならない。自分がその心を出しているから、相手がそれに反応してくるのだ。それをまず初めに知ることが必要だ。

多くの人間の中で、生きていくということは確かにいろいろ疲れるが、それはそれで大変、価値のあることだ。あなた方が一般に厭だとか、苦手なことというのは相手に合わせようという気持ちがあるから、疲れてしまう。相手に合わせようとする気持ち、それも先のことと同じことだ。自分がしっかりしていれば、相手に合わせる必要はないはずだ。相手に合わせる、相手から何か言われるのが厭だ。これはすべて同じところから来ている。自分が自分の創造者であるということに全然気がついていないところから来ている。早くそれをあなた方が理解することが必要だ。

誰もあなた方を傷つけることはできない。あなた方の世界を荒らすこともできない。あなた方の世界を破壊させるのはあなた方の心だけだ。それをよく理解しておいた方がよい。


G地球に愛のエネルギーを

私たちはいろいろの手段を使って、この地球を救おうとしている。いろんなことを考えている。本当はすべての面において、この地球上の人間と一緒に作業をしたいと願っていた。ほとんどの人間は、自分が楽しく、1日を過ごすことだけで精一杯になっている。地球が苦しんでいることなど、誰も考えていない。

今のこの地球上の人間が、本当にすべて地球に対して愛のエネルギーを送ったら、全く違う社会ができる。せめてあなた方だけでも、毎日のように、歩くとき、大地の下にある叫びを聞きながら歩いて欲しい。彼らに癒しのエネルギーを送って欲しい。この地球が愛に満ち溢れるように、あなた方も愛のエネルギーを送って欲しい。


今日は私たちの方からの話が中心になって、予定が変わってしまったが、それはそれで私たちも計画の中と思っている。その時々で一番必要なものが常にあなた方に与えられるということを理解しておいて欲しい。今は本当に、地球は愛を必要としている時期だ。それではまた会えるのを楽しみにしている。ご苦労であった。


(c)1997 CentralSun
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