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1996/2/23■金曜勉強会から

感情のコントロールと愛

@感情のコントロールについて(アシュタールコマンド)

今晩は。私はアシュタールコマンド。あなた方の学びのために、また私達がお相手をさせていただきます。あなた方はいろいろなことを考え、そしてその時どきにさまざまな感情を出している。感情というテーマは本当に難しい。あなた方が頭では覚えても、感情というのはそれとは無関係に動いてしまう。頭では「あの人を大切にしなくては」とか「あの人は私にとって大切な人」とか、そのような理解をしていても、実際にその人に直面し、自分を否定する言葉が発せられると否定的な感情がすぐ出てしまう。

感情の作用というのは、実はあなた方が考えている以上に複雑なプロセスで起こっている。あなた方はただ単に、胸から変な気持ちがするとか、嬉しいとか、楽しいとかを自然と出してしまう。でも、その一つひとつのプロセスは実際には極めて複雑なプロセスから起こされている。相手から何か言葉を聞いたときに、それに対応する過去の様々な無意識下の思いが反応し、それと同じような状況において発せられた感情がそれに反応して呼び起こされるように作られている。したがってその時々に自然と発してしまう感情というのは、過去において同じような環境で、同じような言動を見たときに発せられた感情と同じようなものが出るようになっている。

それによってあなた方は何を学ぶか。ほとんどの場合、不愉快なことというのは、それを経験することによって相手に与えた辛さを自分が学び、相手に喜びを与えるように変えていくように仕組まれている。相手に喜びを与えるということは、相手がとにかく嬉しい、楽しい、喜びを感じる、生きていて本当に良かった、そういう思いを相手に与えること、これをそれぞれが学ぶために感情という仕組みが与えられている。

しかし多くの人間は残念ながら、人にそういうエネルギーを与えようとはあまり考えていない。自分はそれを欲しがっている。お母さんとかお父さん、兄弟、ほかの人々に自分が楽しい、そういうことを要求する。でも自分が率先して、相手の心の底から楽しいと思うようなエネルギーは実はそんなに出していない。出しているように見えても、実は心の底では見返りを要求していたり、この次に何かしてもらえるという期待をしていたり、必ずそれに対応するものを無意識のうちに考えてしまっている。

そういう見返りを期待せずに相手に喜びを与える気持ち、嬉しさを与える気持ち、これは愛の原点である。したがって感情を使うことによって愛を学ぶことはいくらでも可能である。つまり感情というシステムをうまく使えば、愛を学ぶことができる。ほとんどの人はそこのところをまだ理解していない。感情をコントロールせよ、といった途端に、まるで愛することを否定されたように思ってしまう人がいる。そうではない。感情をコントロールする、ということは大切なことである。常に今、自分がどういう感情を持っていて、相手にどのような感情を与えたらよいのか、これをうまく見極めることはとても大切なことである。

今の地球人類のほとんどは、まだそれが明確にコントロールできていない。無意識のうちに反応してしまう。相手から何か言われた途端に、もう反応してしまう。でもそれも学びの途中であり、それ自体は悪いことではない。それはそれで構わない。あくまでもそういう自分の状況である、自分のレベルである、ということを認識し、それを少しでもコントロールできる方向に持っていこうとするそれが意欲、大事である。無理して、コントロールできないからといって自分を責めたり、コントロールできていない人間を非難する必要はない。あくまでも方向性として理解しておくべきことである。

そういう方向性の中において、自分の感情の表現や仕組みがどの状況にあるのか、ということはとても大切である。それぞれが今、自分の感情というものをよく考えて欲しい。自分の気に入らない人が、自分に対して、自分を否定するような言動を発したとき、どういう感情を出してしまうのか。

このときの対処の仕方としては、前回話したように、まずそのままやり過ごしてしまうということがまず必要なやり方である。しかし、それはなかなか訓練が必要であり、すぐには身につかない。では、やりすごすことなしに、否定的な感情がわき起こるのをうまくコントロールすることができるかどうか。

あなたがたの魂に今、そぉぅっと、手を当ててみて欲しい。そして、魂があなた方に今、何かを訴えようとしているのを感じてみて欲しい。

ある人の場合は、もっともっと自分に素直になりなさいと言っている。ある人の場合はそんなに自分を責めることはない、と言っている。あなた方の魂は、なぜそのようにあなた方にメッセージを与えているのか。あなた方と魂が早く一緒になるのを魂が望んでいる。一緒になるためには、否定的な感情や、感情に押し流されるエネルギーは逆効果になる。それらは魂との繋がりを薄くしてしまう。魂との繋がりを強くするのは愛だけである。愛だけであり、否定的な感情は魂には繋がらない。

その愛を芽生えさせるために必要なのが、それぞれ今、あなた方に伝えられているメッセージ−−素直になりなさい、自分を責めることはない、隣りの人もあなたと同じぐらいに悲しい、皆同じですよ、とそういう気持ちを持つことが愛を芽生えさせる、そして魂との繋がりを深くしていく。あなた方、一人ひとりに今、本当に自分の中の愛を強くして、今、あなた方に一生懸命手を差し伸べている魂の手を受け取って、そこに愛のエネルギーを流してください。ハートに愛のエネルギーを流して、魂とつながってください。

あなた方の魂は皆、素晴らしい働きをしている。この地球を素晴らしい星にするために、皆、志願してこの地球にやってきている。いろいろの人間が、姿・形が違っても、その中で愛が育つようにと、それを皆が志願してやってきた。目の前にいる人、自分とは違う波動を持っているかもしれない。隣りの人、自分の好みのタイプではないかもしれない。でも、だからといって否定する理由はない。

ここにいる人々は一人ひとりが皆、素晴らしい光を持っている。皆、合わせるととても素晴らしい色になる。皆の心の中の光だけを見つめ、その光と、目の前の人の光、隣りの人の光、光だけをつなげてみてほしい。

愛を持って、あなた方は魂と繋がり、隣りの人と繋がり、見知らぬ人と繋がり、地球全体の多くの人々と愛を分かち合う日が来るのを私たちは願っている。それでは皆さん、ありがとうございました。


A女性エネルギーについて(女神)

今晩は。あなた方の女神として、私たちはいろいろと言われてきました。ここには男性の方がかなり多く、見られます。私は今、女性のエネルギーで降りてきております。私のエネルギーは柔らかく、人によってはなつかしく、故郷のような、そのような感じにみられるかもしれません。女性のエネルギーというのは、いつも母親のように、皆さん方すべてを胸の中に入れ、包み込むエネルギーを与えている、そういう役割を持っております。皆さん方が成長していく姿を見るととても嬉しくなる、皆さん方が元気よく動いているのをみてとても微笑ましく思う、私はいつもそうやって皆さん方を見ております。

日本において、今まで女性という存在がなかなか陽の目を浴びることはありませんでした。女性というのは、どちらかというと奥の方に隠れて目立たない働きをしている。したがっていつも目に見えるのは男性ばかりで、女性はほとんど表には出てこない。それが今までの日本の一般的な姿でした。

少しずつ、今、変わりつつありますが、残念ながらそれは女性エネルギーを正しく使って今の女性が活躍しているのではありません。悲しいことに、男性エネルギーを使って、世の中で活躍している女性が多いのです。攻撃的な態度をとったり、競争心や名誉で頑張っている女性もおられます。それは本来の女性エネルギーではありません。女性エネルギーはあくまでも皆が楽しく成長していくのをただ見守ってあげる、そしてエネルギーを与えてあげる、それだけで喜びを感じることが女性エネルギーの持ち主なのです。

自分で何かをやって満足感を得ようとするのは、それはむしろ男性エネルギーの強い方です。それはそれぞれの役割があり、それぞれの選んだ環境ですので、どちらが良いとか、悪いとかいう問題ではありません。ただ、女性エネルギーを持っていながら、それを誤って使ってしまう場合には、残念ながら本来の役割を演ずることができず、魂が悲しい思いをしてしまいます。

せっかく女性エネルギーをいっぱい持ってきて、皆と仲よく、調和を保った社会を造るのが役割であるのにもかかわらず、それを活性化させることができない人、もしそういう人がいたらもう少し女性エネルギーを強く出して、頑張ってみてください。今、私のエネルギーを強く流してみますので、女性エネルギーというものはどういうものなのかを一人ひとりが感じてみてください。それでは今、流してみます。

皆さん、感じていただけたでしょうか。もしこの波動を感じたときは、近くに私がいるということですので、勇気を出して、女性性を発揮してみてください。それでは皆さん方に祝福を。ありがとうございました。


B愛について(アダミス)

今晩は。あなた方のアダミスです。今日は久しぶりにやってきました。私は日本人の愛について、いくつかお話をしたいと思います。日本人は愛するということがとても苦手な民族です。元々、愛という言葉自体が今のような意味で使われたことがなかったせいもありますが、それにしても人を愛するということがとても苦手な民族です。確かに、いちいち愛しているよ、という言葉を出す必要はありません。一番必要なのは相手が自分に何かをしてくれているときに、その心の底で本当に自分のことを思ってやってくれている、というその根本の波動を感じることができるのかどうか。実はこれが大きな違いなのです。

単に何かをくれる、とかやってくれる、そういうときに、その心の奥底で本当に自分のためのことを思ってやってくれている、という思いを感じることがあります。そういうのを感じる練習をいろいろとする必要があります。それが愛に気づく第一歩だからです。人からの愛をまるで感じていない場合には、自分も人を愛することはできません。これは否定する人がいるかもしれませんが、でも事実なのです。

というのも、愛というエネルギーはそういう風にして造られたからです。一方通行だけでは、愛のエネルギーは流れないように造ってあります。必ず、両方で、感じるものと出したものの思いが一致して、初めて流れるようになっております。自分が愛と思って流したエネルギーも、相手が、余計なお世話とか、不快と思ってしまった場合には、それは愛にはなりません。出した側の単なる自分勝手なエネルギーになってしまいます。

こうやって、他人からの愛に気づくこと、これが本当の原点なのです。そして愛に気づいたら、自分がそれをさらにほかの人に伝えていく。自分もそれをどんどんとやってみる。これで愛を成長させていくのです。人をまったく愛することなしにただ愛だけ求めていても、それは流れてきません。そういう人に限って、愛してくれないとか、あの人は愛がないとか、一生懸命、口に出します。でもそれは自分に対して言っているのです。自分は愛していない、自分は愛が欠けている、そういうことを自分が口に出しているんだということをよく理解して下さい。

あなた方の発している言葉の一つひとつはすべて自分に対して発言しているんだということがいつの日か分かるときがくるでしょう。ほかの人に愛を見出したとき、つまりそれは自分の心に愛を見出したときなのです。ですから、ほかの人の心に愛を感ずることは、自分の心に愛を感ずることと同じことなのです。そうやって、ほかの人に愛を見つけることができたら、自分の心にも愛ができたのです。こうやって愛が育っていくように造ってあります。

ですから愛は人から奪うものではなく、もらうものでもない。ほかの人の心の中にある愛に気づくこと、愛に気づいてあげてそれを大きくしてあげること。結果的に、自分の心の中の愛が大きくなっていく。それに気づいてください。そして実践してください。(ここにいる人で)気づいている人はもう半分ぐらいいます。でも実践していないだけなのです。実践してください。照れや恥ずかしさは関係ない。日本人だからできないということも妄想です。自分で創りあげた概念、自分で自分を縛っている。もうそんな必要はない。勇気を持って、隣りの人を愛してください。

隣りの人を愛するということは隣りの人の心の中に光を見つけ、愛を見つけ、その愛を自分の愛と交換することです。隣りの人の光を見つけ出せない人は、いつまでたっても自分の中に愛を見つけることはできないでしょう。こうやって愛を広げていってください。私たちからもあなた方に祝福を与えます。ありがとうございました。


C日本という国は自立する時期(クリエイターの仲間)

あなた方の父であり、あなた方の母であり、あなた方の創り手である。あなた方に大いなる祝福を与えてあげよう。これからの日本はあなた方が自分で創るというぐらいの意思を強く持って行動していただきたい。いつまでも古い習慣のママで過ごしていたり、他人任せにしておいて責任逃れをしたり、自分の非を相手になすりつけるような真似はもう止めてもらいたい。日本という国が本当に自立する時期に来ている。

隣りの人の顔色ばかりうかがっていても、自分の喜びは得られない。自分で自分の人生を創るということ、喜びは自分で見出すということ、それを本当にやっていただき時期に来ている。いつまでもいつまでも人のことを考えていては自分の人生というものが成り立たなくなってしまう。あなた方一人ひとりの人生はとても大事な意味がある。一人ひとりの人生、一つひとつにとても大切な意味がある。私は無駄なものは一つも創っていない。すべてが必要だから私が創った。それを本当に信じてもらいたい。

あなた方、一人ひとり、とても大切な意味がある。もっと胸を張って、自分の人生を積極的に自分の足で歩いて欲しい。自分で歩こうとせずに、人の後ろばかり歩いていく人間を私は創った覚えはない。あなた方の心の中にある日本人の心、それはとても素晴らしい心だ。人々との和を考え、自分が目立つことをなるべく抑える。それはそれで一つの経験として大切なことではあった。でも、いつまでもそれにしがみついている必要はない。もう、その時代は終わった。今は、一人ひとりが自立しながら、お互いに繋がって、美しい光をたくさん自分の心の中と繋げる、今、その時期に来ている。

あなた方の心の中をもっと大きくし、もっといろんな光を自分の心の中に繋げて欲しい。そして輝ける未来を一緒に創ろうではないか。私はこのわずかな人々の前でしか、今は話すことができない。でも、私は今、真剣に話している。単なる見せ物のために、ここにやってきたのではない。本当に新しい地球を創ろうとしているのだ。それを理解して欲しい。あなた方に私のエネルギーを感じていただくので、よく感じられる練習をしていただきたい。

私の方からはこれで終わりにする。ありがとうございました。


Dガイド、魂、天使と愛の交流

私はあなた方の右手側にいつも存在している、あなた方一人ひとりのガイドを代表して、今、話しております。皆さん方の右側に、今、ガイドがおりますので、感じてみてください。あなた方一人ひとりのハートに、それぞれの方が手を当てております。感じてみてください。あなた方一人ひとりが本当に愛に満ち溢れた未来を創るために、一緒に協力していただきたいという、そういう願いをガイドの方が皆、あなた方にエネルギーを流して訴えております。感じてみてください。

あなた方の左手の方にはあなた方一人ひとりについている天使が立っておられます。その天使の方々もあなた方のハートに手を差し延べようとしています。あなた方の左側から、ハートに手が載せられるのを感じてみてください。光に満ち溢れた社会を一緒に創りませんか、とこう訴えております。あなた方の魂もあなた方に訴えております。早く、一緒になって新しい未来を創りましょう、とおっしゃっております。

皆さん方にとても素晴らしい愛のエネルギーがこれからハートに流されますので、よく感じてみてください。

ありがとうございました。


E自分の心は自分で磨くように(イルカ)

今晩は。今、皆の周りでいっぱい、ヒーリングをしている最中だからね。皆、結構ねぇ、悲しみのブロックを持っている人が多いなぁ。そういうのは僕たちは得意だからねぇ。今日、来ている人はまた今までとは違うねぇ。ふう〜ん、真面目な人がやっぱり多いなぁ。もっと楽しい人、いないかなぁ、もっと笑ってくれる人、いないかなぁ。

僕たちはねぇ、笑うのが本当は好きなんだけどねぇ。今、たくさんの仲間達が皆の周りでヒーリングしているからねぇ。

この悲しみの波動というのはねぇ、皆が自分で創ったものがほとんどだねぇ。単に、ほかの人からちょっと変に言われたので、自分が落ち込んでしまうとか、自分の思い通りにいかないのが何故かほかの人の所為にして自分で寂しがっているとか、自分は悪くないのにという気持ちだけで自分が何かいつも犠牲になっているようなエネルギーを出している人とか、そういう人が多いなぁ。もっと、皆、自信をもちなよ。

皆、もっともっと素晴らしい光を持っているんだから、それを出すようにしたら良いのにねぇ。自分で曇らせて自分で悲しんでいるだけだよ、僕らからみると。自分で磨いて、自分で光らせなさいよ、と言いたくなるね。でも、ほとんどの人、しないもんね。ほかの人が磨いてくれるのを待っている人が多いんだもねぇ。

だけど宇宙は厳しくってね、自分の心は自分で磨かないと、光らないようになっているんだ。しようがないよね、自分の心だもんね。だけどねぇ、そうやって自分で磨いていくと、すごくきれいな光になるんだよ。一人ひとり、皆違うんだ、その光の色が。僕たちはそれが楽しいの。この人はどういう光の波動を持っているのかなぁ、とか、この人はどういう色を持っているのかな、って、それが楽しみなんだ。

だからいろんな人間のところに僕らはやってこれるの。だから僕たちは人間の好き嫌いなんてないんだよ。皆、いろんな波動を持っているから、それが楽しみでやってきている。でも、人間はそんなことをしないもんね。一部の人だけ可愛がって。でも、それは光とは別のものを見ている。美しい光を持っている人をけなしたり、美しい光を持っている人を否定しようとしたりしている。それで自分に戻ってきて、自分の心がくすんでしまっている。

もう、皆それを知る時期に来ているから、頭ではだいたい分かっているみたいだね。問題は心で分かっていないんだね。皆、心で分かっていない、というのを頭で分かっている、という反応だったね。本当に心では分かっていないというのを頭で分かっているというという感じだね。

さて、今日はもうかなり遅くなったみたいだけど、僕らはまだしばらくここにいてヒーリングをしているから、そのまま横になっていていいよ。


それでは今日はご苦労さまでした。これでお話は終わります。


(c)1997 CentralSun
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