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1996/1/29■月曜勉強会から

なぜ人を愛せないのか

@地球はエネルギーの宝庫(大地の意識)

私はあなた方の言葉でいう、この大地の意識から来ている。大地というのはこの地球のエネルギーを蓄えるために現象化された物質である。つまりこの地球の持っている非常に素晴らしいエネルギーを蓄えておくというシンボルである。この地球という星はきわめていろいろのエネルギーを、多種多様のエネルギーを、素晴らしいエネルギーをいっぱい蓄えている。それはこの地球という星が誕生するときにすでに計画されていた。

この星はこの宇宙に存在する非常に多くのマスターたちや、さらに高次元の多くの存在達から、それぞれの一番優れたエネルギーを寄せ集め、それを見事に融合させたらどのように素晴らしいエネルギーになるのだろうか、そういう願いを込めて創られた。この地球ははじめからそのいろいろのものを集めて一つにするという役割を持っていた。この地球という星が次第に進化を重ねていくうちに生命体が生まれ、ほかの惑星からの人間と呼ばれる者達が飛来し、多くの人々との交流の中でエネルギーの流れが次第に悪化していった。その主なエネルギーは他を排除するエネルギー。自分だけが優位に立ちたいというエネルギー、人に負けたくないというエネルギー。自分だけが、というエネルギー。そういうエネルギーによってこの地球の進化がどんどんおかしくなってしまった。

しかしそれもある意味では当然のことながら、神の許しの中で行なわれたことである。なぜならば、そこに大いなる教訓が入っているからだ。あなた方は何かを学びに地球にやってきている。何を学ぶかは人によって、必ずしも同じではない。ただ言えるのは、あなた方の生長のために必要な教訓が入っているということである。この地球は多くの生命体が同居している。お互いに、できる限りの愛のエネルギーを流すことをある程度、理解している。人間も生まれるときはそれを約束してきた。できるだけ多くの人に愛を与える、できるだけ多くの生命体を愛する。

ところが、地球人類が選択した現実の集まりは今の状況である。愛することは本当に難しい。なぜ、こんなに難しい愛を学ぶために地球に来たのか。皆、それぞれ根本からそれを考えてもらいたい。私たちは大地となって、あなた方を支えている。単にあなた方の足の下で存在しているのではない。ほかのいろいろの生命体が私の中に生きている。人間の知らない生命体がいっぱいほかにも存在している。すべて私の中で私のエネルギーを使って生きている。

でも、人間は私から正しいエネルギーを持っていっていない。正しいエネルギーを私に送り届けていない。私はまだ4〜5年は持ちこたえることはできる。でもそれ以降は保証できない。人間の発する愛のエネルギーに依存するからだ。それは私にも分からない。私は永遠に存在する。でも、大地と呼ぶ物質が永遠に続くかどうかは分からない。地球人という人類を選択してきたあなた方、もっと愛を流して欲しい。私だけではない。ほかの生命体や、ほかの多くの者達にもっと愛を流して欲しい。あなた方に私からの祝福を与えたい。また、いつかお話をしよう。では、ありがとう。


A勉強しても愛は身につかない(サナンダ)

今晩は。私はサナンダ。前回と同じエネルギーでやってきている。イエスの波動を持ってきている。2000年前と同じエネルギーを持ってきている。あなた方に愛について本当に議論してもらいたい。愛というのはただ単に良いことをすればいいというものではない。ただ優しければよいというものでもない。私の説いた愛はその根底に正義が必要である。正しいことを正しいといい、間違っていることは間違っているということを言う正義。自分を甘やかしてはいけない。他人に厳しくしてもいけない。自分に厳しくしなさい。

人々はお互いに「あなたは愛がない」と言い合う。お互いに「あなたは愛が欠けている」という。そう、言い合うことでお互いに愛が芽生えるのか。人々を真に心から救いたいという気持ち、これは愛である。ただ、救ったら何かしてもらえるとか、自慢できるとか、話の種になるなんてことを考えた途端に、愛とは全く違うものになってしまう。一つひとつの考えるときの心の動きを探って欲しい。どういう気持ちからその言葉を発したのか。何を期待して言葉を発したのか。その根本を探って欲しい。

今、あなた方に必要なのは自分の心がどういう心であるかを知ることである。その中に本当に人を愛するそのエネルギーがどのように変わったり、残っていたり、動いたりするのかを自分でそれぞれ理解してほしい。そして自分の愛を広げていって欲しい。私たちは何度でもあなたに話をすることはできる。でも、愛を身につけていくのはあなた方なんだ。ただ勉強しただけでは愛は身につかない。じゃぁ、どう実践していったらよいのか、それを一人ひとりで身につけていってもらいたい。まずは今までの言葉でそれぞれ感ずることがあったら、皆で議論してもらいたい。後でまた、話を続けたいと思う。では、ご苦労であった。


B素直に(マスター)

私たちは皆さん方の話を全部、聞いておりました。確かに愛というのは難しい。特に日本語で表現するのが難しい。言葉ではやはり現せるものではない。でも、愛がなければあなた方の人生は何一つ楽しいことはないであろう。それだけは皆、分かるはずだ。お互いに愛が全くなければどんな社会になっているか。生きていくこと自体が苦しいであろう。やはり自分が生きていて楽しい、あの人が目の前にいるだけで楽しい、あの人が生きているのを見ていて楽しい、そういう気持ちにさせるのが愛ではないか。すべての存在を見て満足感を得る、そこに自由を見つける、生命力の神秘性を感じる、神の素晴らしさに感謝をする、これは愛ではないか。そういう素直な表現で、それで良いのだ。

でも、それが今の人間にはできていない。単純に他人の喜びを自分の喜びにできない。人が目の前にいるのが煩わしい、不愉快な感情を感じてしまう。これは愛とは程遠い。私たちは本当に理解していただきたい。どうして素直にそれが表現できなくなってしまったのか。常に自分を中心に考えているところがある。「自分だけが」。ほとんどのケースがこれに相当する。自分はほかの人より、少しでも優れたところがあって、それを認めてもらいたいとか、ほんのチョットでも良いからほかの人より美しく見られたい。そういった気持ちが心の底にないか。

これの一つひとつの積み重ねが今の現実を造っている。自分のその心がどこへどう入っているのかを、一人ひとりが本当に良く見つめてもらいたい。今日はあなた方の成長を非常に楽しく拝見している。これからも言葉ではなく、心の底から愛を表現できるように、素直に身につけていってもらいたい。まず、あなた方に祝福を与えよう。


C正当化を止めるように(サナンダ)

私はジーザス・サナンダ。今のは別のマスターであって、イエスではない。ジーザス・サナンダ。あなた方にもう一度、お話をしよう。今のマスターと重複しないように、私も注意しておく。

あなた方の心の奥底を本当に見つめようとそれをやって見たとき、ほとんどの者はそれを信じようとしないだろう。こんなのは私の心ではない、私はそんな人間ではない、私はそんなことを考えたこともない。ほとんどの者はそれを口にする。それが愛から離れる始まりである。出発点はほんのチョットした細やかなミス、単なる失敗。それを正当化しようとするところにもう愛から離れる原動力ができてしまった。何とか、自分を正当化したい。このエネルギーも強い。自分の心の中に、自分を正当化しようと言う心があったら、それをすぐにつまんでつぶしていっていただきたい。

自分がと言う気持ちと、正当化するというこの大きなエネルギーをあなた方の心から放棄するだけであなたはとても大きな成長をするであろう。ただ、口にするのは本当に簡単だ。それを演ずるのは難しいことをよく分かっている。でも、それをやる時期に来ている。恥ずかしくても良い。ばかにされても良い。人より下に見られても良い。とにかく愛を。愛を芽生えさせればそれ以上の光のエネルギーがあなた方の心に宿る。だから人から判断されることを恐れる必要はない。それだけを自信を持って行なっていただきたい。私からも皆さん方に祝福を与えよう。ありがとう。


Dエネルギーワーク

今晩は。今日はまたいつもとは違う雰囲気で、また面白い発展となりそうです。今までのエネルギーを取り入れるというのはそれはそれで大変大きな意味がありますので、できれば交互にとか、両方をうまくミックスするような勉強会を続けられたらよろしいかと思います。愛のお説教だけでは皆さん、厭になるでしょう。やはり楽しいエネルギーももっと経験していただきたいと思っております。それで今日は皆さん方にとても素晴らしいエネルギーを持ってきました。皆さん方が勇気を持って、いろいろな人と接して喜びを感じることのできるエネルギーを一人ひとりに流してあげましょう。これから流しますので、皆さん方、よく感じてください。それでは今日は私たちからの通信はすべて終わることにしましょう。ありがとうございました。


(c)1997 CentralSun
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